とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

SMAP25years

2016年12月30日 | ジャニーズ
表記は今年末に出たSMAPのCDです

このCDは
SMAPの曲からインターネットでリクエスト募集して
人気の高かった50曲を年代順にCD3枚に収めたものです

さっそくDISC1を聴いてみました
知ってる歌ばかり。良い歌ばかり

大事なポイントは
これは音源を持つビクターの企画のため
SMAPメンバーが新たに吹き込んだのではないということ

なので一番目のデビュウ曲「Can't Stop-LOVING-」(1991)なんて
ほとんど、少年合唱団の声

そのあともソロパートなしの合唱が続いて少年から青年の声になっていく・・・

1993年の$10(テンダラーズ)からでしょうか、ソロパートが出てきて
 わたしは$10に投票しました。好きだなと確信した歌で、振りもスキ。

木村君・中居君は個性があるからわかりやすい
そのうち、香取君・草彅君のソロも分かるようになるけど
吾郎君わかりにくいまま

DISC1は、2000年の「ライオンハート」まででした
今も歌われる歌ばかりで古さがない
 BEST FRIEND・ダイナマイト・SHAKE・夜空ノムコウ・・・など

それにSMAPは応援歌というか、元気の出る歌が多いですね
そういうとこも、国民的アイドルと言われるところですよね。

理解しにくい解散とおわりかたが、なんともしっくりこない
もやもやなままで、残念。納得できていないです
・・言いたいこといっぱい。でもここで言ってもね

個人での活動は続くので、応援していきたいと思ってますけれど

DISC2と3は来年ゆっくり楽しもう


というところで
今年もありがとうございました
  来年もどうぞよろしくお願いします。
  良いお正月を。
     
  各国のリーダー達が、何とも不安材料ではありますし
  不穏な出来事も多くて・・
  ただただ、来年が平和な年になってくれますように
  




キンキキッズ東京ドームコンサート(初日)

2016年12月24日 | キンキキッズ
去年まで何回かお正月のコンサートに入らせてもらってるんですが

キンキのスケジュールが変わって、
お正月は、大阪で京セラドームでのコンサートに

お正月に大阪に行って1泊は、ちょっと、自信もなく諦めて

本当は光一君が1月1日生まれで、バースデイコントもあるし
行きたかったんだけどね
でも多分その日のコンサートは映像化されるのを期待する

結果初日に行くことになったんですが、
これがまたとっても楽しくて・・
まず映像化されないと思うので、「ここだけの話」的な楽しさが

FNSでの歌い始めを間違えた「いいわけ」の話とか
あとね・・
もう忘れてる

それこそ、あっというまにブログやツイッターでレポされてますが
・・皆さんすごい記憶力?メモしてるのかな・・・


初日ということもあるのか
お客さんも沢山来場してたみたい
イエモンの吉井さん(薔薇と太陽提供)
安藤裕子さん(道はてづから夢の花提供)
TOKIOの長瀬智也君
他ジュニア沢山

長瀬くんはライトを当てて紹介されてまして、お客さんも大喜びでした

しかしいつにもまして
音の響きも良くて、ライトを使った演出も凝っててかっこいい~
ふたりの声も良く伸びて最高
衣裳もかっこいいし

今回は舞台自体はシンプルだったかも(ジャニーズカウントダウンで使わないから?)
高いバルコニーや気球とかもなくて
しかも、ずっとメインステージのみ使用

アンコールで初めてメインステージを出て
ムービングステージで横移動しながら、バックステージも使用
テレビのワイドショウでは、
初めて横移動のステージを使用した、と紹介されてました
キンキキッズが初めて、という試みはかなり多いそうです

コンサートの演出については、
ライトも含めて主に光一君、そして剛君のアイデアが生かされているそうです

ああほんとに良かったわ~

今年のお楽しみ納め

通し狂言仮名手本忠臣蔵第三部

2016年12月18日 | 古典芸能
3か月にわたって全段上演された仮名手本忠臣蔵ですが
ついに討ち入りですよ

今回ちょうどいい席が取れなくて、一番前の脇のほうの席
定式幕がそびえたって見えるんですね~
近すぎる
花道のいいとこ(すっぽん)が見えない

しかし、役者の表情が見えるし裏の様子も覗ける感じで、
黒子や後見の動きが分かるということでなかなか楽しかったです
まさに現場に居合わせたような臨場感

文楽での仮名手本を最後まで見てるのでわかりやすい

八段目 道行旅路の嫁入り

文楽とほぼ同じで、浄瑠璃が語り、役者が踊る
人間が踊るのがやはり楽しいかも
娘小浪の児太郎がまじかで観ても娘に見えて可愛い

九段目 山科閑居の場

ここも文楽とほぼ同じ。
ただ文楽は上手から人形が出入り、歌舞伎は花道があるので当然ながら下手から
役者がそれぞれセリフを言うということで、やはり共感性は高まるかも

ところで、第一部で塩谷判官だった梅玉さんが、第三部では大星になります
自分で敵を取る形

幸四郎が、第一部で大星ですが、ここでは加古川本蔵で熱演
この九段目で幸四郎と吉右衛門が共演、なんてことがあったら素晴らしいでしょう・・
大星に幸四郎、吉右衛門の本蔵
まあなさそうですが

十段目 天川屋義平内の場

これも同じ感じで、と思ったら
義平と奥さんの物語りが入ります。歌舞伎っぽい

十一段目
高家表門討ち入りの場
同 広間の場
同 奥庭泉水の場
同 柴部屋本懐焼香の場

文楽では討ち入り飛ばして引揚ですが
歌舞伎ですからここはやはり大事ですよ
なにしろ一番前で、目撃者の気分ですね

泉水の場で、松緑の小林平八郎と亀寿さんの竹森喜多八の立ち回りが
すこし写実的かもという力の入ったもので、拍手いっぱい

ところで亀寿さんの声がいいなあと前から思っていたけど、祖父が羽左衛門なんですね
兄の亀三郎さんとともに、あのいい声を引き継いでいますね。今後も楽しみです。

花水橋引揚の場

引き上げる志士を道の途中で迎える、若狭之助を左団次(初役だそうで)
第一部で、高師直を演じているので、ちょっとくすぐったい
個人的に笑っちゃいます

志士が全員名乗ります。多分歌舞伎での演出でしょう。
花道を洋々と引き上げる。
江戸庶民喜んだでしょうね


三か月続けて観て大満足でした。ここで通しで観られたのは幸せ
ただもういいな・・疲れが半端ない



十二月大歌舞伎 玉三郎~

2016年12月14日 | 古典芸能
十二月の歌舞伎座は三部制
一部と二部は新作歌舞伎中心の意欲的な上演ですが
私は三部の玉三郎出演の舞踊劇二つを観に行きました

二人椀久ににんわんきゅう

傾城に入れあげて勘当された男が狂ってしまったもの語り
花道に出て来る勘九郎が亡霊みたいで迫力ありました。
玉三郎は当たり前に美しく本物の亡霊ですが
結果最後まで寒気がするという・・
以前染五郎・菊之助のを観てますが、
美男美女で演じられることが多いのでしょうか
過去では仁左衛門(今の)、富十郎が、前の雀右衛門、玉三郎と踊ったことが多いようです
綺麗でいい演目ですね

京鹿子娘五人道成寺きょうかのこむすめごにんどうじょうじ

これまた人気演目「娘道成寺」
一般的に道成寺は一人で踊ると思うのですが
玉三郎と4人の人気若手で白拍子花子を演じます
これは珍しいのでは?

4人中3人は女方で、ひとりだけ基本立役の勘九郎が頑張ってました
正直違和感ありましたが、元気。七之助と兄弟で踊ったのが面白い
一緒に行った人が、勘九郎すごく良かったと感心してました。

しかしなんといっても玉三郎はすごい。
息子世代の若手に交じっても
ひときわ色っぽくて若々しいのです。


今回は舞踊劇でしたからうっとり楽しめました。
このところ忠臣蔵三昧で、満足だけど疲労がきついのです。


文楽 通し狂言 仮名手本忠臣蔵

2016年12月10日 | 古典芸能
国立劇場開場50周年事業の企画で
文楽でも仮名手本忠臣蔵が上演されています
歌舞伎では三部に分けて3か月連続で上演されていますが
文楽のほうは今月だけで、1日に二部に分けて朝10時半から夜9時まで
私は1日掛かりではとても無理なので、日を分けて、一部、二部観に行きました
それでも疲れた、腰が痛い。皆さんも辛そうでした。

・・文楽の場合は観るというより「聴く」という方が当たっているかもしれません。
やはり、太夫さんの語りが大事というとこです。
私も若いときは人形に目を奪われてましたが、最近は語りに惹かれてます。
最近は、語りが字幕になって舞台の両脇に出ますので、わかりやすくなりました。
とはいえ、人形の所作は気になるし、字幕は見たいし、忙しい

頑張れば1日で通しで観られる貴重な興行ということもあってか満席
しかも男性が多い。女子トイレより男子トイレの行列が長いという珍しさ

太夫も三味線も人形遣いもベストメンバーがそろっているので大満足
以前は気付かなかった太夫の謡い方、三味線の音の違いなど興味深い


今回は歌舞伎も一~三部まで全部観るので、
いい機会なので相違など見たいなと思っていました


第一部

大序  鶴ケ岡兜改めの段
     恋歌の段

  歌舞伎での幕開きの趣向はちょっと似てましたが軽く。
  
二段目 桃井館本蔵松切の段

三段目 下馬先進物の段
     腰元おかる文使いの段
     殿中刃傷の段
     裏門の段

四段目 花籠の段
     塩谷判官切腹の段
     城明渡しの段

  人形でも十分感情移入できます
  明渡しの場では歌舞伎のほうが役者が花道に並ぶので迫力がありました。
 
五段目 山崎街道出会いの段
     二つ玉の段

六段目 身売りの段
     早野勘平腹切りの段

第二部

七段目 祇園一力茶屋の段

  ここでは人物ごとに大夫がついてずらーと(上手に)並び壮観
  平右衛門役の太夫だけ下手にはみ出した形で、床本なしで歌うのが面白い

・・・・・以下は、今回歌舞伎ではまだ観ていませんので楽しみ。
     (九段目と十一段目は過去に見たことがあります)

八段目 道行旅路の嫁入り

  歌舞伎では前半におかる勘平の恋の道行があり、
  文楽では後半に母娘の道行

訂正
歌舞伎でも母娘の道行があります
舞踊劇でセリフがなく、
同じ浄瑠璃で謡われますので、個人的には人間が踊る方が好きかな


九段目 雪転しの段
     山科閑居の段

十段目 天河屋の段

  この場は省略されることが多いそうです。
 「天河屋義平は男でござる」初めて聞いたかも。

十一段目 花水橋引揚の段

  討ち入りの場面はないのですね。歌舞伎ではそこが盛り上がる場面ですが



多くの段では、登場人物を全部太夫が一人で語るので本当に大変そう
しかし、素晴らしい演技力で聴かせてくれる

今回三味線の正面の席でした。
人によって三味線の音色が違うこともはっきりわかって面白い
個人的に、山科閑居の後半の鶴沢藤蔵さん、音がすごく重くて大きくて魅力的
途中で糸が切れたの初めて見ました。すぐに架け替えてました
・・長唄の場合は替え三味線と取り換える気がします・・


人形は、前から、勘十郎さんが贔屓。
加古川本蔵、寺岡平右衛門と渋い役どころ


おまけのつぶやき
しかし・・最近文科省?人間国宝の指定をケチってないですか?
歌舞伎でもそうですが、亡くなっていくばかりだから寂しい・・