とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

三月大歌舞伎 夜の部 助六

2017年03月17日 | 古典芸能
一、引窓(双蝶々曲輪日記・ふたつちょうちょうくるわにっき)

幸四郎、彌十郎、右之助、魁春と役者が揃って、
話も面白い。意外に見てなかった気がします

人形浄瑠璃から歌舞伎になった人形狂言。なるほどと思います
引窓って、天窓でした


二、けいせい浜真砂(はまのまさご)
  女五右衛門

藤十郎と仁左衛門が、顔を見せてくれるだけですが、まあ、ありがたいということ。


三、助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
ご存知歌舞伎十八番の助六を海老蔵が演じます。

今回衣裳やメーキャップもあるのでしょうが
海老蔵が凄みのある美しさです
美しさを十二分に意識した、花道での所作で場内を沸かせました
横顔が本当に綺麗

これで、声が低くて渋い、たとえば故羽左衛門みたいだったら
気絶する人が出そうですが

声が高めなので、若さとおかしみが表現されてました
(本人の意図はわかりませんが)

安定の悪役左団次、菊五郎の白酒売り、通人に亀三郎と、配役もいいです
若手の女形6人が傾城で花を添え、本当に贅沢

揚巻は雀右衛門で、綺麗だし頑張ってましたが、
あの傾城の衣裳にかつらがめちゃくちゃ重そう。
出のときは、20センチ以上のぽっくりですから
若手に一人交じって、ちょっと気の毒・・

ともかく華やかで贅沢な舞台に
春が来た~
楽しかったです

今月は夜の部だけのつもりでしたが、
会報にあった、仁左衛門の知盛がえらくかっこ良かったので
来週昼の部、観に行くことにしました

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