ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

宝塚市・塩尾寺ヒルクライム

2014-07-12 18:51:37 | 峠 ・ ヒルクライムコース

ここは宝塚市中心地、武庫川に架かる宝来橋です。今日はおそらく宝塚市内最難関のヒルクライムコース「塩尾寺ヒルクライム」に挑戦します。このコースは関西ヒルクライムTTにも登録されている隠れた名所と言っても過言ではない名コースです。関西ヒルクライムTTに登録されているコースとは若干違うルートでゴールの塩尾寺を目指します。

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宝来橋を渡り武庫川右岸に出てすぐのローソンから登っているルートで登ります。


コースの半分は湯本町、紅葉が丘という住宅地の中を登って行くルートになります。道幅は狭く、車の交通も少なくはないのでゆったりと気長に登って行くのが良いでしょう。先はまだまだ長い。


スタート地点付近のカレー屋の脇に道標あり。ここより一五丁ということですが、住宅街を登っていく道は何筋もあるので、道標の示す古道がどのルートなのかは分かりません。15丁はおよそ1.6㎞ですが、今回実際に登った距離は2.3Kmでした。


紅葉が丘の住宅地を流れる塩谷川沿いに登って行きます。この辺りはギアを落としてゆったり登ればどうということのない斜度です。


川筋を離れ住宅地の中に入っていくとYの字。右へ行くと甲子園大学を経て塩尾寺へのルートへ。左に行くと最短コースで塩尾寺に向かうルートになります。前を歩くのは登山のグループ。塩尾寺への登りは、阪神間の登山では著名な東六甲縦走路の登り口になっているので、ハイカーの姿の頻繁に見られます。というよりロードバイクでこの坂を登っている方がアウェイな感じ。


この辺りの最大斜度は約17%程度。ただし勾配が厳しいのは一瞬で、局地的に斜度が緩くなる区間があるので、体力の消耗も抑えられるような感じです。


標高も高くなってきたので、振り返ると家々の合間から宝塚の街並みが若干見下ろせますね。


甲子園大学の敷地の横を歩きながら、住宅地を抜けて舗装された山道に入って行きます。目の前のハイカーを追い越していきます。斜度は16%弱くらいあると思いますが、この程度の坂道は歩くより自転車の方が明らかに速いものですね。


さぁ、住宅地や大学の敷地を越え、木立の中を行く山道に変わりました。


登ってすぐの所に休憩所の広場があります。ここは毎年11月に行われる登山大会、六甲山全山縦走大会のゴール地点となっている広場でもあります。といっても、小さな神社と広場、屋根のあるベンチがある以外に何もありません。自販機もなければ、眺望も見えないということで、スルーしてしまっても構わないでしょう。


広場の前はヘアピンカーブになっています。麓の住宅地から登って来られる人もいます。散歩コースにしては厳しいとは思いますが。


さきほどの広場から少し登った場所にある展望ポイント。このヒルクライムコース中に眺望が効く場所はここしかありません。今日は靄がかっているので、眺望はイマイチですが、もし視界がクリアであればかなり遠くまで見通せる眺望になります。


展望ポイントを越えると斜度20%前後で推移していきます。シッティングで登ると前輪は浮き気味になるので、加重で前輪を浮かせないように進むしかありませんね。


アスファルトからコンクリートのジープロードに。滑り止めの◎が抵抗になるので、登りは辛くなりますよ。


急坂を耐えに耐えて登っていくと、ようやく終着地点の塩尾寺の境内が見えてきます。ここに至るまでの200mは斜度20%を越える区間もあるので、足を付きそうになりますが、じっと我慢ですね。


そして、ゴール。ようやく塩尾寺に到着しました。そうだ、今更ですが、この寺の名前は「えんぺいじ」です。「えんびじ」ではないのでご注意ください。


塩尾寺の脇から東六甲縦走路が続いています。ここからは山道となってアップダウンを繰り返しながら、六甲最高峰に向かっている登山道となります。


塩尾寺の鐘。市街地に近いお寺なので、大晦日の除夜の鐘を打ちに大勢の人がここまで登ってきます。まさに大晦日登山といった感じですね。



 距離   : 2.3km
平均斜度 : 13.1%
獲得標高 : 291m

宝塚市は山間部も広いので、まだ知らぬヒルクライムコースがあるかもしれませんが、現在、私が知る限り、距離、平均斜度、最大斜度ともに揃ってる市内最大のヒルクライムコースだと思います。

ゴールに近くなると道に砂が浮いたり、ひび割れがあったりと路面がやや荒れているので、パンクや滑って落車などをしないように注意が必要です。私の場合、パナのDタイプ25Cなので、タフな路面であってもそう臆することなく登っていくことができました。もちろんシッティングのみで、ダンシングは一切なくても大丈夫です。ゴールの塩尾寺からは登山道は続いていますが、舗装路はここで行き止まりなので、ロードバイクでここに来る人は、このヒルクライムを楽しみにやって来る人だけですね。ハイカーが多いので急坂の下り坂は特に注意が必要です。

このコースの最大斜度は25%とにもなるそうですが、難易度からすると、距離900mの花山院の方が上ですね。足着きをせずに登り切る難しさは花山院ほどでもないです。ここは勾配がキツイ区間が続かず、足を休める機会があるというのが要因でしょう。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (よいち)
2014-07-12 23:00:38
fumitaroさん

こんにちは。
またまた僕の地元を紹介いただき、ありがとうございます。
山の反対側になりますが(?)すぐそばの光が丘中学出身です。
今だにあの辺りには友達がすんでたり
店をやっていたりしますので
また尋ねたいと思います。

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よいちさんへ。 (fumitaro )
2014-07-13 07:29:52
おはようごさいます。
塩谷川沿い紅葉が丘から光が丘中の裏に出る道があるみたいですが、そちらは、まだ行ったことがありませんので今度行ってみようと思います。
宝塚は山の上の学校が結構多いので大変やなと思います。ちょっとしたハイキングみたいな距離を歩く生徒さんもいるでしょうね。
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Unknown (らら)
2014-07-13 10:27:09
こんにちは。

近くて遠い塩尾寺、道の様子がよく分かって参考になります。
◎の路面を見ただけで登る気力が失せますが。
宝来橋からのルートは学生の通学路にもなっているので、平日に走るのは難しいでしょうね。
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ららさんへ。 (fumitaro)
2014-07-13 12:34:59
近くて遠い塩尾寺、まさに言い得てますね。
僕にしても、これだけ自転車に乗っていながら、塩尾寺
まで登ったのは初めてなんです。前は登山をよくしていた
ので見知った道ではあったのですけどね。
確かに平日は学生の往来がありますね。危ないという
より、注目されまくって恥ずかしいという感じですね。
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