ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

ケルビム・ピューマ号復活。自転車工房ハイランダーさんでオーバーホール。

2016-01-28 08:18:12 | ロードバイク

先週、仕事終わりに篠山市、古市の自転車工房ハイランダーに立ち寄りました。ケルビム・ピューマ号のオーバーホールをお願いしていましたが、それが完了したとの連絡が入ったからです。

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ケルビム号と久し振りのご対面。パーツ修理、各所のメンテナンスに加え、フレームもピッカピカに磨いていただきました。試しに乗りをしたら今までと別のバイクみたいにシャキシャキになって戻ってきました。ここ数年、ちゃんとメンテナンスもしてあげてなかったからなぁ・・・。エルゴパワーとチェーンの交換、各所の破損した小物交換、その他、ハイランダーさんの工夫が随所に。


2011年に納車して以来、ヘッドパーツのグリスアップは初めて・・。汚れはあったけどそう傷んではいないと言われホッとしました。


ギアの摩耗で変速が決まらなくなったエルゴを交換。交換前と同じアテナでしたけど、変速ボタンの角度がマイナーチェンジしてました。下ハン握っても変速がしやすいようになっていましたね。


オーバーホールを終え、シャキシャキになって戻ってきたケルビム・ピューマ号で「阪神しまなみ海道と阪神間湾岸地域のサイクリングマップ」作成のための調査に出てきました。芦屋川河口にて、六甲山を背景にした写真。ホリゾンタルのスチールバイクのシルエットはやはり美しいですね。復活したケルビム号でこれからもマップ調査に明け暮れます。

MTBで母子ライド。薄っすらと雪が残る林道を走る。そしてパン工房のらへ。

2016-01-24 02:47:18 | MTBで走る

昨日は十数年ぶりの寒波(テレビでよく言ってた)の襲来とやらで用心のために自転車の遠出はしませんでしたが、朝から夕方まで冷え込みは厳しいものの快晴の、どちらかと言えば冬の自転車日和(+o+)。午前中は家の用事を済ませて午後から、次の日曜日にMTBライド予定の母子方面の偵察に行ってきました。時間節約のために母子大池の広場まで車載でやって来ています。母子大池周辺では雪が残っていましたね。柔らかい雪ではなく、雪が積もってそのまま凍っているのでMTBのブロックタイヤでも油断するとツルンと転倒しそうです。

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集落の脇の車道を走りますが、母子でも場所が変わるとほとんど雪が残っていない場所もありました。愛宕山の方面に向かって走ります。


付近からの林道を登って行くのですが、ここの道は完全に凍結していました。ブロックタイヤでも全然喰い付かないほどカチンコチンに凍っているので転倒要注意ですね。


林道をずっと登って行くと篠山方面に下るトレイルがありますが、薄っすらと雪が積もっています。今晩は流石に雪が降ると思うので次の日曜日にはもっと雪深くなっているかもしれません。今日はトレイルを下らずに元の道を引き返します。


雪を掻き分け進むブロックタイヤは冬のMTBの真骨頂ですね。タイヤはクロスカントリーレース用のブロックが浅いパターンのものなのでもう少し深いブロックのタイプが欲しくなってきました。


陽の当たる南斜面の道は明るく雪もまばらです。空気が澄んでいるので遠景の山並みもスッキリと見えて気持ちが良いですね。


送電線の鉄塔からの風景。向うに見えるのは母子の三国岳でしょうか。


小腹が空いたところで、永沢寺のパン工房のらへ駆け込みました。チョイスしたパンは全粒粉の「質実剛健」のパン。マスターのご好意でゴルゴンゾーラにブリー、カマンベールといったチーズをトッピングしていただきました。メローハバネロというハバネロソースを数滴垂らしてパンを楽しむのも面白い。のらのずっしりとした濃厚なパンには良く合うような気がしました。

御前浜、香櫨園浜から西宮浜への道 前篇。

2016-01-19 05:12:48 | 阪神間の風景

最近は、サイクリングマップ制作中の『阪神しまなみ海道と阪神間湾岸地域のサイクリングマップ』の調査のために西宮や芦屋の海岸沿いをよく走っています。ケルビム号はドッグ入りのため、調査に使う自転車はもっぱらBD-1となっています。三田からの実走では時間が掛かりすぎるので、車載で、車は最寄りの御前浜駐車場(1日500円)に止められて便利です。そして、駐車場のすぐ隣にあるのが御前浜と香櫨園浜。夙川の河口部の西側が香櫨園浜、東側が御前浜と分かれています。阪神間にもこのような天然の浜辺が残っているのです。


御前浜を自転車で走って行くと、すぐ傍の奥まった所にある円柱形の建物は、旧西宮砲台跡。なるほど・・・ここに大砲を据え置いて黒船の襲来に備えようとしたのですね。詳細の説明は次の看板にて。


何かの解説で読みましたが、あの建物の内部に大砲を入れて砲眼から砲身を突き出すようにして打つのではなく、大砲は建物の屋上に設置し、砲眼は浜辺を上陸して迫り来る兵士を迎撃するための小銃の銃眼だと言うのです。確かにそのようが理に適っていますね。「大砲を試し撃ちをしたら建物内部で煙が充満してとても砲台として役に立たなかった」というような通説は、いわゆる当時の都市伝説みたいなものだったのかな。


この御前浜と香櫨園浜、そして旧西宮砲台跡にしても、それぞれ歴史ある場所であり建造物です。特にこの浜辺は海水浴場として賑わっていた時期もあったそうです。映画「火垂るの墓」でも主人公一家がこの浜辺に遊びに来るシーンが描かれていましたね。砂浜は自転車では走りにくいのですが、堤防に近い場所では自転車の通り道のように踏み固められている道もあるので走りやすくなっています。


香櫨園浜の説明・・というより、この夙川河口にできた浜辺全体の解説ですね。


夙川河口部の干潟には海鳥が集まります。夙川が運ぶ土砂や六甲山系から流れ落ちて来る水の中に含まれるプランクトンや小動物を餌とするために海鳥たちが集まってくるのでしょう。阪神間の沿岸部にこのような長閑な風景があったとは阪神間に住みながら、今までよく知りませんでした。


御前浜から埋め立て地、通称「西宮浜」に渡ります。この橋は通称「跳ね橋」と呼ばれる「御前浜橋」

『通称「跳ね橋(はねばし)」と呼ばれる御前浜橋は、西宮市街と西宮の人工島・西宮浜を結ぶ可動橋です。跳ね橋・御前浜橋は歩行者と自転車専用道路になっており、総延長は約400m、幅は約5mで、橋の可動部は延長約60m。可動部は電動ウインチによって巻き上げられるワイヤによって、橋の中央部が観音開きになり開け閉めすることができます。跳ね橋・御前浜橋は、1995年に起こった阪神淡路大震災により被害を受けた西宮大橋に代わり、生活道路として造られた仮設の橋でした。西宮大橋の復旧後、撤去される予定でしたが周辺住民の要望により御前浜橋として整備され、1999年6月正式に開通しました』 http://kobe.travel.coocan.jp/nishinomiya/omaehamabashi.htmより転載。


御前浜橋の隣にあるのが、人口島・西宮浜と西宮市街地を繋ぐ「西宮大橋」です。帰りにはこの橋を渡って戻ってきたいと思います。


阪神しまなみ海道が結ぶ人工島の1つ西宮浜に上陸~。御前浜橋を下りてすぐ島を半時計周りに海沿いに走る気持ちの良い道があります。


海沿いに道を走っていくと沿道にトレイル会場があり、職員さんがケアしていました。ここはBMXやスケボーを楽しむスポーツ会場で「662トレイル」という名称です。なかなかこのような場所はないと思うので、BMXを楽しまれている方のメッカになっているのでしょうね。


人工島の西岸を1直線に進む海沿いの快走路。この島に住まう方のお散歩コースにもなっているようでとても爽快な区間になっています。次は後編に続く。




サイクリングマップ委員会が神戸新聞(1月14日付朝刊)

2016-01-15 06:41:00 | 雑記


おはようございます。fumitaroです。1月14日付けの神戸新聞朝刊でサイクリングマップ委員会の記事が掲載されました。営業部長のMatsuzoさんも一緒に載ってます。記者の神谷さん、寒い中での取材ありがとうございます(^-^)/

場所は私たちのホームグラウンド千丈寺湖(青野ダム)ですね。写真撮影の後は暖かいダム記念館に場所を移して、三田でのサイクリング、サイクリングマップ委員会の活動、これからの目標・・・などについてみっちりと話を聴いていただきました。

サイクリングマップ委員会は発足から1年も経っていませんが、色々なメディアに取り上げられるようになってきました。
これを励みにしてこれからも活動に専念していきます。皆様の応援に感謝です。

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北摂ラリー2016に参加してきました。それにしてもよくコケました。

2016-01-09 20:31:51 | ショップイベント・走行会
こんばんは。年明け以降、新しいサイクリングマップ調査のために西宮や芦屋の湾岸をBD-1で走り回っていました。その様子はまた記事にするとして、今回はとれとればいく実行委員会が主催する『北摂ラリー2016』に参加してきたことを記事にしたいと思います。何年か前にロードバイクで六甲山に登った時、一軒茶屋でとれとればいく実行委員会の新川雅一さんと偶然出会った時にとれとれラリーに誘われてから3年は経ちましたが、ようやく今回初めてラリーに参加することができました。

簡単に説明すると、北摂ラリー2016は、大会当日に国土地理院の25000分の1の地図が参加者に渡されるので、そこに記してあるトレイルや町中のルートを走り、幾つかあるチェックポイントを制限時間内にクリアしていくというもので、基本的にマウンテンバイクのイベントなんですけど・・・ずっと走りっぱなし、という訳にはいかずMTBを担いでの登山の時間も非常に多い過酷なイベントなのです。MTBを担いで苦しい山登りの先にある爽快なダウンヒルの魅力に憑り付かれれば多少の苦しい登りも我慢はできる、そんな人たちが遠方からも集まってくる年に一度のイベントなのです。

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ブリーフィングルームに行くとルートが記されたマップを渡されるので、まずは各々ルートを蛍光ペンで色付けする作業から始まります。ベテランの参加者さんは何色もの蛍光ペンを使ってルートの色付けをしていましたが、私が持参したのは黄色の1本のみ。なるほどなるほど、そんな風にするのね。


時間になると、この世界では「教祖」と呼ばれている新川雅一氏が壇上にたってルートの詳細な説明を行っていましたが、このブリーフィングが和気藹々として面白い。新川さんが説明しているそばから参加者から質問だけでなく、ガヤ、ヤジ、がばんばん飛んでくる。笑いに溢れたユーモラスなブリーフィング。ほんわかと愉快な雰囲気に触れるだけでも面白い。


集合場所となった奥猪名健康の郷から一斉にスタート!!


最初は車道を走る。西峠を越えて、後川の集落から永沢寺に登る坂を越えて行きます。MTBでのトレインは初めて。ブロックタイヤのブリブリとした音が響くのはロードバイクとは違ったところですよね。


さぁシングルトラックに入ります。ラリーの前半は登りでもMTBを走られるような爽快な道が多かった。


下りはスゴイ速さで下って行きます。タイヤのグリップ感とディスクブレーキの操作性が楽しい♪しかし私は勢い余って空中一回転。でも柔らかい土と落ち葉でまったく怪我はなし。これもMTBの楽しみの一つ?ですよね。


あまりに急激な下りは流石に担ぎ下し。上級者はこんな下りでもバイクに乗ったままでブリブリと下って行くんだろうな。


山の中のトレイルも走れば、里の林道も走る。


そして激担ぎの始まり。ここの登りは1時間は担いだな。


他の参加者のバイクを見ると重たいダブルサスは皆無。軽いカーボンフレームの人も多かった。でもメインはアルミフレーム。担ぎ用に肩当を装備しているバイクもあった。


ぞろぞろと担ぎ登り。みんな慣れているようで登りの足が速い。担ぎ登りの経験に乏しい私は少しずつ遅れていきました。


苦労して登った後はやはりノリノリの平坦路や下り道。ちょっとした油断ですぐに転倒してしまうのですが、上手く乗り越えて下って行くときの楽しさは爽快の一言。この楽しさのために苦しい担ぎ登りをしているんですからね。それにしてもよくコケました。5、6回はド派手にコケけど体もバイクも問題なし。しかしバイクコントロールの技術がまだまだ未熟なんでしょうね。


マップに記された山中のルートはアバウトであり、企画者がわざと参加者を迷わせるようにハッキリとしたコース案内をしていないのでコース取りが難しい。私もコースを見失い、1時間あまり山の中で独り彷徨う羽目になってしまいました。だんだん日も暗くなってくるし、明るいうちにちゃんと下山できるのか不安が募って・・・とそこに後続の参加者さんと合流。頼もしいベテランの方のようで、疲労困憊の私はルートを探し出す気力も半ば失いかけてこのベテランさんにおんぶにだっこ。


100%この方の力で危機を脱出。明るいうちに下山することができました。


チェックポイントに到着しましたが、山の中で彷徨っていた時間ロスが大きく響き、足切りタイムをオーバーということで最後のチェックポイントには向かうことはできませんでした。ここで新川さん初めスタッフの方々と危機を救ってくれたベテランライダーさんたちとぜんざいを食べながらまったり歓談。これまでの疲労も少し溶けたようでした。後続の参加者を待つスタッフさんとベテランライダーとは別れ、スタート地点の奥猪名健康の郷を目指します。でもここからまた2つの峠越え・・・。


すっかり夕暮れになりましたがなんとかスタート地点に戻ってきました。最近めっきりトレーニング的な走りをしていないこともあって体力が減ったなぁと実感。それに装備も全然考えていなくて道中苦労しました。まぁ何も知らないまま飛び込み参加した北摂ラリーですが、たくさんの収穫もありましたね。今年は1日の参加しかできませんでしたが、来年は装備も整えてフル参加を目指します。担ぎ登りに強い身体も作っておかないといけませんね。






新春、走り初め。祝復旧!!の美濃坂峠を走る

2016-01-03 07:36:38 | 三田ポタリング

新年明けましておめでとうございます。今年も拙ブログを細々とでも続けていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今日は1月の3日、ということでお正月の三が日もまもなく終わり、明日からまたお勤めの方も多いのかな・・・。もちろん大晦日、正月と関係なくお勤めに出られている方は本当にお疲れさまでした。これからのお休みを満喫してくださいね(^^)/

さて私の新年の走り初めは去年の12月28日にようやく復旧した「美濃坂峠」をぜひ登らなければ!!ということで尼ん滝の坂を登って母子に出て、復旧した美濃坂を下って、また登り返してくるというライドを元旦の午後から敢行して来ました。今回の記事はその時の記録です。


今年の冬はオカシイ。暖かすぎる。1月なのに、三田なのに、グローブを忘れてもまぁ大丈夫かぁ・・で本当に何とかなってしまうんですから。去年の元旦はドカ雪が降って三田でも大積雪でしたからね。今年は冬が暖かい分だけ春の到来が遅くなったりするのかなぁ・・もう訳が分からん。


西日が差して山肌がうっすら赤味を帯びていますね。尼ん滝の坂、登りの風景です。


今日は初乗りということもあって尼ん滝までバイクを下して記念撮影。SPD-SLのシューズで滝のところまで下りてくるのが一苦労。マドン6、久しぶりの出番ですね。今年はもうちょっと頑張ってもらいましょうね。


さぁいよいよ美濃坂峠。先月まではここに通行不可の看板と通せん棒が横たわっていたのですが綺麗に無くなっています。


ちょっと登った所が三田市と篠山市の市の境「美濃坂峠」です。去年の夏の台風で道が崩落して通行止めになって5か月余り。ようやくこの峠道を走ることができると思うとかなり嬉しですね。「やっと戻ってきてくれた!」って感じかな。


そうそう!これこれ!この風景。あんまりハッキリとしないんだけど、篠山市街地?の町並みと山の連なりが薄ぼんやりとここから見えるんですよね。


ここが土砂崩れで道路が崩落した箇所だな。道は新しく復旧されているけど、山の斜面の工事はまだ途中みたいで土砂崩れを防ぐ土嚢が置かれているにとどまっている。山の斜面から小石がコロコロと落ちてきていたりしてちょっと不安ですね。この箇所の工事はまだ続くのでしょう。


ここも土砂で道が押し流された感じ。復旧工事で道の傍の木々が伐採されているので見晴らしが良くなっている。


あっ、もう小枕の集落に下りてしまった。下りを堪能するのはアッと言う間ですね。


R372にある「美濃坂峠」の標識。さぁここから登り返して尼ん滝の坂を下って帰途に着きます。でも、久しぶりのマドンはやはり爽快です。なんと言っても登りが軽い。今年はトレーニング的な走りをしっかりして走れる体を作ることとサイクリングマップの作成を両立させることが目標ですね。