ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

丹波地方峠巡りツーリング2

2012-06-25 22:03:55 | ツーリング
丹波地方峠巡りツーリング2



先週の日曜日、曇天のなか自転車友達のおしょうさんと、丹波地方の峠を巡るツーリングに出かけてきました。三田や篠山、あるいはその周辺の市や町には、誰もがその名前を聞いたことのある、というような著名かつ大きな峠こそありませんが、小粒ながらもピリリと辛いというような、スパイスの効いた存在感ある峠が幾多もあります

今回のツーリングは、そんな峠たちを巡りながら、10月に行われる山岳グランフォンドin吉野を完走するべく(と言っても初参加なので、一番距離の短いコースですが)、ヒルクライムの地力をつける事がメインの目的です。

スタート地点はいつもの千丈寺湖ダムサイト公園。fumitaroはケルビムのpiuma(左)、おしょうさんも同じくケルビムのR-2で出発です。

今回のコース


こんな感じのルートを進みます。設定されている峠としては、(地図に名前の載っている峠は青字)

①三田市乙原と永沢寺地区を結ぶ黒川渓谷沿いの峠道 
②大阪府能勢町の天王峠(下りのみ)
③篠山市国道372号線付近の天引峠
④篠山市県道300号線上の藤坂峠
⑤篠山市県道97号線上の鼓峠
⑥篠山市と春日町を結ぶ県道69号線上の栗柄峠(下りのみ)
⑦兵庫県丹波市春日町と京都府三和町を結ぶ県道709号線の三春峠
⑧京都府三和町と綾部市を結ぶ府道522号線上の峠
⑨綾部市と京都府三和町を結ぶ兵庫県道709号線上の峠
⑩篠山市多紀連山の間を抜ける県道301号線上の大タワ
⑪篠山市から三田市母子に抜ける県道49号線上の美濃坂峠

以上の峠たちです。ルートラボでコースを見ると、獲得上昇量(獲得標高)は3000㍍弱、距離200㌔というハードなコースになりました。



まずは第①の峠。三田市乙原と永沢寺地区を結ぶ峠の花の里展望台から永沢寺界隈を臨む。この峠道は平均斜度9%の急勾配の道のりを約3㌔程上がって来ないといけません。初回の峠からいきなりハードな感じですが、後々の事も考えて体力温存が第一優先のゆっくり走行で登ってきました。





永沢寺地区から後川地区へ下り、そこから籠坊温泉の集落を抜けて天王峠へ向かいます。この辺は下りか平坦ばかりなので気持ち良く進んで行けます。




    

この区間、約15㌔の道のりですが、下り坂あり、温泉郷あり、爽やかな木立の中を通る道ありと、実に気持ち良く走れる区間になっています。実際何人ものローディとすれ違いました。この区間をトレーニングコースに組み込んで、大きな周回コースを設定することができそうです。また次回に検討してみましょう。



籠坊温泉沿いの県道601号線を東に進むと、緩い坂道を登っていくと能勢町の天王という集落にある天王トンネルに辿り着きます。トンネル横に見える旧道を走ってみましょう。



旧道入口にある石碑です。

『天王大坂七廻り 身過ぎなりゃこそ一夜おき 越すは丹波のお蔵米 九里に九つ峠を越えていこか池田の大和屋へ』

と書いてありますが、『丹州街道古民謡』の一節のようです。池田の大和屋というのは江戸時代に栄えた造り酒屋の事で、酒米を携えて峠を越えて池田の大和屋へ向かった農民が作った唄ということです。

    

天王峠の旧道は、篠山市の国道372号線に向かって3.5㌔を平均勾配5.9%の斜度で下って行きますが、写真のように管理が全くされていない様子です。落ち葉、落ち枝で路面が塞がれて荒れ放題の道路となっており、さながら「廃道」という雰囲気でした。道は樹木で覆われていて、景観はほとんど見れません。下りは滑りやすくて危険なので、おすすめできる道では全くありませんね。




天王峠を越えて、国道173号線を北上していくと、篠山市を東西に横断する国道372号線と交差します。その国道372号線を東に向かうと、兵庫県と京都府との県境「天引峠」があります。



トンネル横、右に入る道路が天引峠へ至る道路です。(篠山市側)



ここも、天王峠の道ほど酷くはありませんが、管理されている様子がありません。2003年のトンネル完成以降、ほとんど利用される事はないように思えるのに、峠道の入口だけは綺麗に舗装工事されているのは不思議。




京都府園部町と京丹波町の境にある県道453号線上の中山峠。杉の林の中を行く緩やかな登り道です。山の中を切り開いて作られた新しい道路という感じで、特に感慨もなく過ぎ行きました。


    

篠山市の川阪地区にあるヤマザキYショップで休憩。チョコバリとヤマザキのういろうを買いました。休憩の時に食べるアイスは最高ですね。




篠山市本郷地区と栗柄地区を繋ぐ県道97号線上にある「鼓峠」。なんでもこの辺りに、本州一高度の低い中央分水界(川が日本海側に流れるのと、瀬戸内海側に流れるのとの分かれ目)があるそうですが、どこの場所を指しているのか全然分かりませんでした。峠は栗柄地区に向かって登っていくだけの峠道でしたが、距離が短いのでサクッと登っていけます。


鼓峠。石碑は中央のZカーブにあります。峠のピークではなく、一番斜度のキツイ所にあるので、写真を撮るため~と言い訳して休憩を撮りました。




鼓峠から南を見ると、多紀連山の山並みが見えます。こんもりと高くなっている山が、連山の主峰「三嶽」だと思うのですが・・・。



栗柄地区から、「栗柄峠」を下っていくと、丹波市春日町に出ます。春日町の国道175号線を北上していくと、市島町に入り、そこにあるのがこの写真の高見牧場「安食の郷」です。ブランド牛、高見牛を生産する牧場の中にある食堂で、安い値段で牛肉を使った料理が食べれることが魅力でちょっとした観光スポットになっているようです。

     

安食の郷は、お肉屋さんの中にある食堂という感じです。この店内の写真のちょうど背後に円テーブルが4台置いてあって、各テーブルに5~6人のお客さんですっかり満席でした。メニューは定食とカレーのみで、安食カレーは特別価格400円でした。なかなかの美味でしたが、ボリュームたっぷりのサイコロステーキ定食(1000円)でも良かったかな・・・とちょっと後悔。
 



安食の郷でお腹を満たした後に、兵庫県丹波市春日町から、京都府三和町に至る「三春峠」を目指します。写真の背景にある平らな山並みが三春峠への道です。ここを含めて、ゴールまでに越えるべき大きな峠はあと5つです。



三春峠のMAPです。 峠DATE 距離:15.4㌔ 平均勾配:5.2% 獲得標高:339㍍


    

平均勾配5.2%とあるように、厳しい登りが続く訳ではありませんので、じっくりと登っていきました。体力的に厳しくはないのですが、距離が長く、カーブが多い峠道です。

     

徐々に高度も上がっていき、木々の切れ目から僅かに地上の景色が望めました。春日町の平地の一部のようです。




三春峠に到着です。堂々とした石碑の前で記念撮影。「三春峠」、「三つの春・・・」何かこの地域の昔ながらに伝わる逸話が元にでもなっていそうな文学的な名前だなと思っていました。しかし、この石碑に書いてある文を読んでいくと、春日町の「春」と三和町の「三」をくっ付けた名前とあり、その安直さになんだかがっくり。でも地名ってこんなの多いんだよね~。

     

三春峠から三和町への下り。山と山の狭間の僅かな平地に田んぼと民家がポツポツと点在している様子が見下ろせます。




次は国道9号線から、京都府道522号線に入り、綾部市田野町に向かう峠道。そして、田野町から府道709号線を通って三和町岼の川合交差点に至る峠道を行きます。

地図を見ると、府道522号線の峠道の方がクネクネと曲がっているので登りが厳しそうに見えますが、709号線の峠道の方が厳しい登りでした。


     

2車線の車道が峠道に入ると1車線の心細い道に。ほとんど利用する人もいないのか、車や人と出会う事もなく綾部市田野町まで行き着きました。勾配はごく僅かで、峠という感じはなく楽に越えて行けました。

     

府道709号線の道。こちらの方は急勾配の上りで、最大斜度17%の激坂もありました。厳しい坂を登り詰めると、そこに何故か鳥居がありました。この人の気配の全くしない峠に神社が??あまりに不気味なので、境内には入れませんでしたよ。。さぁ、ここを越えると、残りの峠はいつもの「大タワ」と「美濃坂峠」の2つです。




兵庫県道301号線との分岐です。向こうに見える山並みが多紀連山。いよいよ「大タワ」越えが迫ってきました。ここを越えると篠山市街地に入って行きます。ここまで、獲得標高2200㍍を越え、疲労が溜まってきています。



ゆっくり、ゆっくりと時間を掛けて、体力温存を第一に考えながら「大タワ」まで登ってきました。2人ともなんとか峠を登り切ることができました。

距離     : 4.3㌔
獲得標高  : 317㍍
平均勾配  : 7.9%
最大標高  : 512㍍





いよいよ、今回のツーリング最後の峠「美濃坂峠」です。篠山市国道372号線小枕交差点から、三田市の母子に至る峠道です。母子に入れば、後は出発地点の千丈寺湖まで下って行くだけなので、ここを登り切ると気分的にはもうゴール!という感じです。




何とか、最後の上りをおしょうさんと2人で登り切ることができました。美濃坂峠を登り切った箇所にある「ふきのとう休憩所」で今日最後の記念撮影。夕闇が迫りつつあります。

目標の獲得標高3000㍍には少し届きませんでしたが、今回のツーリングで1日最大の獲得標高を更新することができました。


走行データ

走行距離:204㎞
走行時間:10時間49分
獲得標高:2927㍍  記録更新!  
平均時速:18.9㎞/h
最高時速:64.8㎞/h


今回のツーリングは、今年の「山岳グランフォンドin吉野」に向けての練習会という位置づけでした。トータルの獲得標高こそ、3000㍍近くにはなっているものの、三田や篠山あたりは、いくら山がちとはいっても、大きな山脈がある訳ではなく一つの峠を越えて次の峠まで辿り着くまでに長い平坦路を経る必要があり、良いのか悪いのか、随分と脚を休めることが出来てしまいました。それでも、流石に三春峠、大タワ、美濃坂峠、黒川渓谷の峠は登り甲斐がありました。残念なのが、天王峠と天引峠。どちらも国道上(国道173号線、国道372号線)にあり、峠をパスするトンネルが開通して、旧峠道は人気のない廃道のような雰囲気(天王峠は車両通行不可)になっていて自転車で走るには危険でもあるのでお勧めは全くできません。

逆に、母子から後川から籠の坊温泉、そこから天王の集落に至る道はお勧めです。温泉郷あり、爽やかな木立の中を走る小川沿いの道があったりで快適に走れる区間です。この区間を走る周回の練習コースを組んでみるのも楽しいと思いますよ。







三田ループ 初タイムトライアル

2012-06-16 09:26:26 | トレーニング記録
つい先日、仕事終わりに「三田ループ」のタイムトライアル(単独走)に初挑戦してきました。

日も傾きかけてきた時刻だったので、急いでコースに向かいました。


千丈寺湖畔にて。三田ループスタート地点までのアプローチ。


仕様

バイク   : CAAD10
ホイール  :フルクラム・レーシングゼロコンプ
タイヤ    :パナレーサー・RACE Type L


結果



結果は上の表のような感じです。ちなみにコースを反時計回りで走りました。ブログ等で他の人の結果を見ていると、まぁまぁ走れているかな、という感じです。目標としては、平均時速35km/hで走り切ることができれば、と何となく思っていました。これまで自分がどれくらいの巡航速度を維持できるかを試したことはありませんでしたから、根拠のない目標だったのですが。結果として、平均時速34km/hは初挑戦としては満足できる数字だと思います。最大心拍数も180と過去最大を計測しました。(もともと低めなので・・・)

しかし、最高速度が時速52km/hしか出せていないのは、やはり力不足ですね。このコースでは、切詰峠や、高平から小野交差点に向かう峠からの下りでは、もう少し踏めるはずですが、普段から下りで速度を出して走る練習をしていない結果が如実に出ました。

平均速度は、スタート地点から高平から小野交差点に抜ける峠(名前が付いていない)にかかるまでは、平均35.3km/hまで維持できていましたが、最大斜度12%の峠道で失速。登りの距離は短いものの、それまでの疲労が溜まっていて脚が回らず、時速10km/hを下回る遅さでしか登れませんでした。ここで大きくタイムをロスして、平均時速も33km/hまで落ちました。その後、挽回を図ったのですがスピードが伸びず、結果、平均時速は34km/hに留まりました。峠からの下りは、-3~4%の斜度で距離も結構あるので、思い切って踏むことができれば時速60km/h以上は出たはず。そうすれば峠以降の巡航速度がもう少し上がったかも。


この峠でやられました・・・。この峠をどう登るか。

高平地区の平坦路や、他の平坦路でも平均時速35㎞/hを維持したいという気持があって、それがかえって自分で歯止めを掛けていたようです。失速した峠までに、平均時速40km/hは無理でも、少しでもそれに近づける事が現時点で可能かもしれません。後の事はあまり考えずに、もう少し頑張って脚を回すことができると結果は、また違ってきたはずです。

タイムトライアルは初挑戦で、長い時間、脚を回し続けて速度を維持するような走り方をする事もあまりなかったのですが、必死で脚を回し続けました。途中でへこたれずに、最後まで走りきれたというのは自分でも嬉しかったですね。

またチャレンジしたいと思います。


課題

・平地での巡航速度を抑えてしまうこと・・・もうちょっと頑張れたのかも
・下りの速度が遅いこと・・・下りで高速を出すことに慣れていない。思い切って踏めない。
・12%の坂でスピードが極端に落ちてしまうこと・・・力任せに踏んだのが失敗。最も軽いギアにして脚を回すことに専念してみる。



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三田ループ

2012-06-15 02:08:47 | サイクリングコース
三田ループ

「三田はロードバイクの聖地である」という言葉をネット上でよく見かけます。

ここで言う「聖地」とは、三田がロードバイクにとって、歴史的、宗教的にシンボリカルな舞台の場という事ではなく、ロードバイクを走らせる環境として三田が素晴らしい場所であるという事に尽きます。

平坦コースあり、山岳コースあり、渓谷沿いの爽やかなコースや湖の周回コースもあり、トレーニングやポタリングで楽しむことができるコースが揃っているために、阪神間の多くのロード乗りがさながら巡礼の如くに三田までやって来てくるというところが「聖地」とまで呼ばれるようになった所以かもしれません。

fumitaroも三田市在住のローディとして、これまで三田の幾つかのコースや道路を紹介してきましたが、今回紹介する「三田ループ」 は、阪神間のローディにとって三田のコースとして、最も知名度が高く、実際に良く走られているコースではないでしょうか。何も確証はありませんが、「三田ループ」のコース上で出会うローディの多さや、ネット検索をかけた時のヒット件数の多さからそのように感じてします。

はたして、誰が呼んだか、通称「三田ループ」。

三田市中央部やや北西にあたる高平地区や小野地区といった川沿いの平坦地を中心に、約21.7㌔の道のりでぐるりと循環するコースです。

平坦地メインですが、ゆるやかな峠道や、距離は短いが最高斜度12%にもなる急な登りやダウンヒルも楽しめるコース設定となっています。しかも、交通量は少なく、信号もほとんどなく、道路も整備が行き届き、ロードバイクを走らせる事に集中できる環境と、ポタリングとして山に囲まれた田園風景の美しさを堪能できる景観の良さを兼ね備えたコースです。このコースでタイムトライアル(以後、T・Tと略)を行うローディも多いようです。

今回の紹介では、コースの舞台となる風景とともに、このコースでT・Tを行う場合のポイントもお伝えできたらと思います。



コース全体図

コーススペック

 距離     :21.7㌔
平均斜度   :全体0%(上がり3.2%、下り3.3%)
獲得上昇量 :203㍍
獲得下降量 :202㍍




三田ループは循環コースなので、どこでスタートを取っても大丈夫なのですが、fumitariの場合は千丈寺湖南岸コースをアップとして走るので、南岸路から県道49号線に出る場所をスタート地点としています。

スタート地点から南下して「志手原交差点」に行き、そこから左折して木器のY字交差点を目指します。


三田ループ コース詳細図①


    

スタート地点すぐ右手にある喫茶店「やまぼうし」。その奥に見える山は「有馬富士」です。標高は374㍍と高くはないですが、円錐状の綺麗な形をしているために「富士」の名前が付けられています。この有馬富士を右手に見ながら、南下して行きます。


    

スタート地点から志手原交差点までは、ほぼ平坦路か微少ながらも登り勾配になっています。ほとんど直線の道路で見通しも抜群なので、T・Tの際にはスピードを伸ばすべき箇所です。右の写真は志手原の交差点。看板がたくさん掲示されているのが目印です。


    

志手原交差点左折後も快走路が続きます。右の写真の奥に見える山並は峠道になっています。「峠」といっても、斜度3%程度の緩やかな登りが500㍍ほど続くだけなので、どうという事のない登りです。巡航速度をそのまま維持して走りたい所です。


    

この峠には名前があって「切詰峠(245㍍)」と言います。志手原側からはあっと言う間にピークに達しますが、峠からの下りは距離があるので、踏みまくって速度を上げたいところ。しかし、タイトなコーナーがあったり、路面も1車線道路になる箇所があるので、対抗車には十分気を付けないと。

右の写真は、下りの途中にある木器(地名です。“こうづき”と読みます)のY字交差点。三田ループでは、この場所をスタート地点に設定する場合が多いようです。ループのコースは、Y字の左側の道を行きます。左側にカーブしながら下り、高平の平野部に出ていきます。見通しの悪いカーブですが、2車線の道路ですので速度を上げて下り、勢いを付けて平坦路に入っていきたいですね。



三田ループ コース詳細図②




木器のY字交差点から左折して坂を下ると、高平地域に入っていきます。「高平」は羽束川沿い南北に細長く延びる平野部です。平野部の中央を兵庫県道37号線が通っていますが、三田ループはこの道を北上していきます。平野の両サイドを山に挟まれ、中央を羽束川が流れており、川の側に水田が広がっています。高平は三田ループの中でも景観の美しい場所だと思います。


    

高平地域に入って前半から中盤にかけてはひたすらの平坦路です。路面は綺麗、車の交通量は少ない、信号機はない、と巡航速度を上げて飛ばすのにもってこいの道です。風向き次第という事はありますが、ここを時速40㎞/h以上の巡航ができるようになればタイムも大きく短縮できるはずです。右の写真は、「つくしの里」という道の駅のような施設です。この高平地区をポタリングで楽しむ時はベースとなる場所ですね。


    

高平地区に数件ある地元限定のコンビニがあります。右の施設は高平小学校です。この付近に公共の施設が集中しており、高平地区の中心的な場所という事なのでしょう。




高平地区の東側に聳え立つ「大船山(653㍍)」です。堂々とした姿が見事な独立峰です。高平地区のシンボル的存在としてとても大きな意味合いを持っているように感じられます。


    

三田ループのコースからは少し離れますが、少し寄り道。高売布神社と、大船山をご神体とした鳥居があります。



三田ループ コース詳細図③




この羽束川に架かる高平橋を越えた所から奥高平に入って行きます。平坦路が続くのは変わらずですが、平野部の奥まった場所に向けて、やや登り勾配になっています。といっても斜度1%~2%程度なので、巡航速度は維持したいですが、これまでと同じ感じで踏んでいると速度が落ちます。疲労が溜まってくる頃ですが、ここは踏ん張ってクランクを回していきたいですね。


    

景観の爽やかさは変わらずです。平野部の奥地を目指してペダリングに集中するのみです。


    

高平地区北縁の山並みが迫ってきました。折り返し地点はもう少しです。看板の通り、交差点を右折すると、渓流沿いの道を登って三田市の「後川」という地区に向かいます。三田ループは左折して南下します。


    

平野を折り返し、一転して南下します。今度は緩やかな下り勾配になっているので、ここは思い切ってグイグイと踏み込むだけ。この緩斜面を下っていくと、三田ループ最大の難関が待ち受けていますが、そんな事は気にせず加速して時速45㎞/h以上、いや、もっと欲張って時速50㎞/hで走りたいですね。


    

南方に聳える大船山。尖がった山頂が恰好良いですね。右の写真の分岐を越えると、高平地区を出るための峠道に入っていきます。ちなみに、この分岐で左の道に入ると、高売布神社の前を通過して高平橋まで戻ります。峠越えを避けるならこちらの道を選ぶと良いです。




高平橋への分岐点から約500㍍の距離で平均斜度10%、最大斜度12%の峠道を越えて行きます。峠のピークから小野交差点まで、下り勾配の道が続きますが、道路が狭く住宅街のそばを通る箇所もあるので、速度を出せる所と抑える所の両方がある区間です。いずれにしても高平地区と小野地区を繋ぐ峠を越えると、T・Tのゴールがぐっと迫ってくる感じです。




写真の通り、峠道の入りが最も急勾配になっています。これまで全力で飛ばしてきた脚には相当応えます。しかし、急坂の距離は300㍍程とごく短いので、気合いで登り切る以外にありません。


    

どれだけ速度の低下を抑えて、この峠を登り切るか。タイムの出来に大きな影響を及ぼします。後の事は考えずにひたすら脚を回せぇ~~。


       

苦しみの末に峠のピークが見えてきます。距離にすると短いのですが、これまでの疲労が響いてとっても長く感じます。


    

峠を越え、下り勾配の道に入ります。道も広くて路面もしっかりしているので、滑空するように走りたいですが、峠登りで疲労した脚の回復に努めたいです。ここで、しっかりと踏み込む事が出来ると時速50㎞/h~60㎞/hは出そうな勢いですが、それが可能な人は相当走り込んでいる人なのでしょうね。fumitaroにはまだ無理なようです・・・。峠のピークから小野交差点まで、距離3.4㌔、平均勾配は-2%です。


    

溜池の横にある住宅地の横を走るのでスピードダウンもやむなし。下り勾配の道に沿った集落を抜けていくと、まもなく小野交差点に出ます。




小野交差点。兵庫県道49号線との分岐です。この道を右折すると黒川渓谷の峠道を越えて母子の里に至ります。三田ループはここを左折して南下し、スタート地点を目指します。



三田ループ コース詳細図④




小野交差点を左折後は、黒川沿いの平野を走る快走路を走ります。大きなカーブが幾つかありますが、勾配は若干の下り傾向になっているので高速巡航を維持してラストスパートです。最後は、琴引峠と言う勾配の緩い峠道がありますが、高速巡航の勢いでそのまま登っていきたいですね。峠を登り、サーッと下っていくとゴール地点に到達します。


    

全ての条件において気持ち良く走れる快走路。三田ループにはこのような区間が多いことが人気の源なのでしょう。琴引峠の入り口が見えてきました。正面の山並み右の低く窪んだ場所を越えて行きます。


    

さきほどの峠と違い、勾配の緩い登り坂です。もうここまで来たら勢いのまま、全力で踏み込んで行くしかないでしょう。ループはもう終盤を迎えています。


    

琴引峠のピーク。小野交差点側からの峠の登りは、距離850㍍、平均勾配3.2%。峠を越えて少し下ると花山院の入り口になっていて峠の茶屋があります。


    

この地点から花山院までは距離900㍍、平均勾配17%強の急勾配の道になっており、ヒルクライムコースにもなっているようです。この峠の茶屋を越えると緩やかな勾配の下り坂です。S字カーブになっているので車線オーバーにだけ注意して下っていきます。




ゴール!!
 


コース概要
コース名 三田ループ
距離    21.7km



阪神間ローディが集うトレーニングコースのメッカ、「三田ループ」を紹介しました。写真撮影のためにこのコースを走るにつけ、何故、このコースに多くのローディが集まってくるのかが分かったような気がします。交通量や路面状況など、様々な観点から見てもロードバイクを走らせるのに好条件が揃っている事は間違いないのですが、それ以上にこの土地の持っている雰囲気の良さ、空気の流れの良さが身体に染み込んでくるような心地良さがありますね。私は三田市在住で、このようなコースが身近にあることをロードバイク乗りとして幸せに感じています。

交通量 [A]

通勤の時間帯を除くと、全体的に交通量は極めて少ないです。小野交差点~志手原交差点~木器Yの字交差点までは、比較的交通量が多いと思いますが、それでも少し南を走る県道68号線に比べると、人口密集地同士を繋ぐ抜け道的な価値があまり高くはないので交通量は少ないです。休日の朝にこのコースを走ると遭遇する車の数はぐっと減ります。

路面状況 [A]

峠道は一部、車線が無かったり路面が荒れていたりしますが、それ以外の道路の路面状況は最高です。評価はSに近いAという感じです。高平地区を走る県道37号線も、小野地区を走る県道49号線も走り易いことこの上ない快走路といっていいでしょう。

安全性 [A]

交通量の少なさ、歩行者の少なさ、見通しの良さ、どれをとっても満点です。峠道はやはり見通しが悪い箇所やスピード超過が危険な箇所があって、S評価には届きませんが、全体的には十分な安全性の高さです。

信号機 [A]

コース全体21㌔の中で信号があるのは、志手原交差点と小野交差点の2か所のみです。自転車専用道や湖の周回道路でもない県道でこの信号の少なさは素晴らしいですね。

エイド [B]

田舎道を走るコースの割に補給可能な商店や自販機の数は充実しています。高平地区には、ローカルコンビニ「エポック」他、昔ながらのパン屋さんが数件あり、食糧補給には困りません。ポタリングでこの周辺を走る時には利用すると良いですね。あと「つくしの里」や喫茶店もあるので、ゆったりとした時間を楽しむのにもってこいです。コース内に自転車屋さんもあったけど、今でも営業しているのかどうかは微妙なところ。

景観 [A]

高平地域の景観が何より素晴らしい。大船山の優美な山並み、日光に照らされて輝く水田、青空と緑の調和が心を和ませます。ロードバイクでタイムトライアルも良いですが、マウンテンバイクでゆっくりとこの地域を巡ってみるのも面白そうです。

用途 [タイムトライアル・各種トレーニング・ポタリング] 

上記にもあるように、このコースは様々な条件からタイムトライアルや、トレインを組む練習、インターバル走、もがき練習、LSDトレーニング、ヒルクライム系のトレーニングを除くあらゆるトレーニングで利用できそうなコースです。もちろん、ポタリングでもこの山里を楽しむ事ができます。




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兵庫県篠山市 「大タワ」

2012-06-09 06:06:48 | 峠 ・ ヒルクライムコース
兵庫県篠山市「大タワ」  




「大タワ」は、篠山市街地の北方、篠山市から丹波市にかけて聳え連なる「多紀連山」の鞍部を越える峠です。

多紀連山はWikiの概略によると、「多紀連山(たきれんざん)は、京都府から篠山市、丹波市にかけて高い岸壁状に連なる500m~700mの山々の総称で、旧多紀郡にちなみ多紀アルプスとも呼ばれる。主峰は御嶽(793m)で西ヶ嶽(727m)、小金ヶ嶽(725m)の3つの峰が中心となっている」との事。

上の写真の3つの山頂のうち、左から、西ヶ嶽(727m)、御嶽(793m)、小金ヶ嶽(725m)となっており、「大タワ」は御嶽と小金ヶ嶽の鞍部にあります。「タワ」とは、山の尾根などのくぼんで低くなった所。山の鞍部(あんぶ)を指します。

鞍部は広場のある公園となっていて駐車場のあるので、御嶽や小金ヶ嶽への登山基地としても活用されています。登山道も整備されていて、山頂からの景色も抜群なので、登山の山としても人気のあるコースです。




今回、紹介するコースは、多紀連山を越える兵庫県道301号線本郷東浜谷線のうち、篠山市本郷から大タワに至るコースで、多紀連山の北側から「大タワ」を目指します。

スタート地点 : 県道301号線本郷の分岐
ゴール地点 : 大タワ広場
距離     : 4.3㌔
獲得標高  : 317㍍
平均勾配  : 7.9%
最大標高  : 512㍍





スタート地点、県道の分岐にある橋の上から多紀連山の一部を撮影。




スタート地点からしばらくは集落の端を行く緩い登り坂が続きます。先にある急勾配の上りに備えてゆっくりと周囲の景色を楽しみながら進みます。



集落を離れ、しだいに山の奥へ奥へと入っていきますが、まだ勾配は緩やかでです。




爽快に走ることのできた緩斜面はここまでです。見ての通り、この先からグイッと勾配が急になっています。ここから「大タワ」までの峠道の本番がスタートします。

ここまでは、スタート地点から1.8㌔、平均勾配4%でした。この先は、「大タワ」まで、距離3.2㌔、平均勾配10%の道を気合いで登ります。




直線とカーブが織り交ざった斜度10%の坂道を登っていきます。




道の両サイドが木々で覆われているために展望はあまり効きません。前だけ向いてクランクを回す事に集中します。




ずいぶんと高い所まで上がって来ました。左手の樹木の茂みが切れた所から少し展望が開けます。この先のヘアピンカーブを越えると「大タワ」はもうすぐです。あと一息。




もうゴールは間近です。登り切った所の右手が大タワの広場になっています。




広場の一角にある「大タワ」の石碑の前で記念撮影。




広場はこんな風に駐車場になっていて、右手側に多紀連山の主峰「御嶽」の頂きが顔を覗かせています。




あまり良い写真が撮れていませんね。もう少し展望の利く場所があったのですが。また次に「大タワ」に登った時に撮影しよう。



コース概況

渋いながらも知る人ぞ知るという登山スポット「多紀連山(多紀アルプスとも)」を北から南へ越えて走る峠道、兵庫県道301号線の一部を走るコースです。前半1.8㌔までは平均勾配も4%と緩やかな登りですが、後半3.2㌔は平均して10%にも達する急な勾配が続きます。交通量は少なめ、信号機はなし、路面も危険な箇所などはなく、気持ちよく登っていける道です。だだし、補給を得れる場所が峠道のスタート地点周辺にも、大タワの広場にも乏しい(自販機のみ)ので、事前に揃えておく必要がります。また、標高500㍍にも達する大タワ広場ですが、正直、景観はあまり良くないです。

ヒルクライムコースとしては、ごく短い距離なので、この峠道を登るためだけにここまで来る価値はないかな。この地域を走るツーリングを設定した際にこの峠道を組み入れて走るという利用の仕方がメインになりますね。


スタート地点 : 県道301号線本郷の分岐
ゴール地点 : 大タワ広場
距離     : 4.3㌔
獲得標高  : 317㍍
平均勾配  : 7.9%
最大標高  : 512㍍







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mont-bell・サイクルフロントバッグ

2012-06-06 06:58:57 | バッグ・ツーリングギア
mont-bell・サイクルフロントバッグ



ツーリングに行く際、デジカメや携帯電話、財布など、頻繁に取り出す小物は、手物にあって出し入れがしやすいフロントバッグか、ベントーボックスを色々な観点から検討してきた結果、フロント部には、このモンベル・サイクルフロントバッグを装着することが現段階でのベストチョイスです。

メリットとして、装着の方法が、ハンドルバーとトップチューブにバックル式のベルトを結びつけるというごく簡単な仕様なので、ハンドルバーの径の太さを問わないという点と、ハンドルバーにぶら下げるという形になるので、ハンドルバー上部に設置しているフロントライトの光を邪魔しないというメリットがあります。

BOX型のフロントバッグは、物によっては、アタッチメントを付けてライトを装備できる物がありますが、それでもバッグ本体が邪魔をするので足元を照らしにくいという事情は変わりません。逆に問題点はハンドルバーにベルトで結びつけているだけなので、バッグ自体の重みでベルトが緩んでバッグがずり下がってきてタイヤに接触してしまうのではないかという不安です。ツーリング中にタイヤに接触する事はありませんでしたが、ベルトが徐々に緩んでくるので、自転車を停止した際に締め直すという作業が幾度も必要でした。

容量が4.5ℓなのでそれほど多くの物が収納できる訳ではありませんし、過度に重くしてしまうような使い方はお勧めしません。連泊のツーリングの際に使用するとしても、メインの収納箱として使用するには役不足です。あくまで小物入れとして活躍してもらいましょう。




収納の仕様です。メインコンテナと両サイドにポケット。カタログ値で4.5ℓの収納能力です。コンテナの大きさが分かるようにと、パークツール製の携帯ツール(全長5㎝程)を入れています。

メインコンテナ部はプラスチックシートによってドラム形状が維持されていますので、見た目より収納力があるかもしれません。他サイトの情報によると一眼レフのデジカメを入れるのに丁度良い大きさだそうです。しかし、写真では見にくいですが、ファスナーで開ける取り出し口が小さいですので、大きな物の出し入れはし易いとは言えません。

ただしファスナーは頑丈な作りで、動きもスムーズですし、すぐに壊れるような物ではなさそうです。私はツーリングでは、コンパクトデジカメ、財布、行動食、リペアセット、携帯電話、ロック、などを入れましたが容量にはまだまだ余裕がありました。




モンベル・サイクルフロントバッグをKHS・F20RCに装着しました。

実は、この製品の問題が一つあって、ご覧のようにステムが長い(90mmですが)と付属のベルトでは、トップチューブに結びつけるのはあまりに短くて無理です。ですので写真ではバッグ本体とトップチューブを結び付けていません。100均でも行って長さの見合うバックル式のベルトを別に買うといいでしょう。見た目は、他メーカーの箱型のフロントバッグに比べるとコンパクトで見た目がソフトな印象です。

雪山で遭難した人を救助するセントバーナードが首に巻いている円柱型の救急箱と雰囲気が似ていますね。実際の使用に関しては、連泊のツーリングでは、後部のキャラダイス・ペンドルをメインコンテナにして、この製品をサブコンテナに使いますが、日帰りツーリング程度では
容量が大きすぎて必要がないかもしれません。ただ、寒い季節になってくると、防寒用のウェアや小物を入れておくのに重宝するかもしれませんね。


mont-bell サイクルフロントバッグ

価格:\3400 
重量:250g(実測)

おすすめ度:★★★★★☆☆

寸評:頻繁に出し入れしたい小物を入れておくフロント収納としては最適。特別なアタッチメントも不要でハンドル径など余計な事を気にしなくても簡単に装着できるのが嬉しい。値段も手ごろだし、生地も縫合もしっかりとしている。欠点はトップチューブに結び付けるベルトが短い事。そこは自分で改良するといい。




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暗峠

2012-06-03 08:32:49 | 雑記
先日、予定と予定の合間の時間が出来たので、かねてより行きたいと思っていた 「暗峠」(くらがりとうげ)の凶悪な坂道を登ってきました。「暗峠」は生駒山を越えて大阪府と奈良県を繋ぐ峠道で、平均斜度17.1%というあり得ない数字を誇る関西を代表する激坂コースです。



fumitaroは、この暗峠初挑戦でしたが、車とすれ違う際に足を2度ほど着いただけで、ほぼバイクに乗って峠まで登り切ることができました。バイクはケルビム・ピューマ。タイヤはパンクに強いチューブレスタイヤ。ギヤはコンパクトクランクで、34t×25t。

次回は、より軽量のCAAD10に乗って、最初から最後まで足を着くことのない完全到達を目指したいですね。

「暗峠」がいかに凶悪な峠道かという事は、多くの方がブログ等で触れていますが、その凶悪さ故に自転車を降りて手押しすることなく登り切った時の充実感は、他の峠道の比じゃありません。 

たいてい、どんなヒルクライムコースでも「どれだけ早い時間で登り切れるか」が焦点になりますが、「足を着かずに登り切れるか」という心配は皆無です。辛くなってもゆっくり登れば、そのうちに着くよね、という程度です。

しかし、この「暗峠」だけは、登り切る時間なんて度外視、というか、そんな事を気にしている余裕なんてありません。足を着かずにバイクを前進させることに全身全霊の力を注ぎ込まないと、前輪が浮いてバランスを崩したり、20センチはあろうかという溝にタイヤを取られて転倒してしまう可能性が大きく、危険極まりない道です。

「暗峠」を1回登ってみて感じたことですが、登り切るために必要な事を以下に箇条書きにしてみました。自分への確認とするとともに、今後チャレンジする人の参考になればと思います。


<足を着かずに登り切るために必要な事>
 
 
  ・ ゆっくりゆっくり体力を温存しながら登る。先は長い、無理は禁物。ダンシングを使って色々な箇所の筋肉を使う。

  ・ 急な斜面では、前輪が浮かないように前荷重のダンシングで進む。急斜面が緩む箇所ではシッティングで引き足を多用して筋力維持を図る。

 
 ・ 斜めに路面を横切る溝を越える時には、溝とタイヤがしっかり直行するようにコース取りをする。タイヤが溝にはまると転倒する。
 

 ・ いくつもあるカーブを登る時は、大きく廻り込んで外周部の勾配の緩い箇所を走る。決してカーブの最短距離を登らない。

 ・ 体力的に厳しくなった時は、斜面をジグザグに走って筋肉を休め呼吸を整える。

 ・ こんな道なのに交通量が意外と多い。交通量の少ない時間に走る事が大前提。
   もし車とスレ違う時は、ケイデンスを維持することに意識を強く持つ。ケイデンスが落ちるとバイクが止まり、足が着いてしまう。


 ・ 最終的には、絶対に登り切るんだ!!という気合いが不可欠。途中で諦めない気持ち。

峠を登り切った先には峠の茶屋「すえひろ」がお出迎えしてくれます。疲労した体を休めながら、登り切った充実感を味わうのも楽しいですね。




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