先日、三田のロードバイク乗り、ノイさんタエさんご夫婦が初めての六甲山ヒルクライムにチャレンジしたい!と仰るので、その案内も兼ねて久しぶりに六甲山上まで登ってきました。デローザに乗るノイタエさんご夫婦、ロードバイク歴はお二人とも1年満たない様ですが、バッチリ決まっていますね。お揃いのラファのピンクの靴下が眩しい☆
三田駅前を出発して有馬川を経て、まずは有馬温泉郷へ。バイパスの気持ち良い道を登っていくと温泉郷の温泉旅館やホテルがすぐに見えてきます。宝塚から蓬莱峡を越えて行くルートだと遠くに感じる温泉郷も三田側からだと思いの他近い距離にあります。三田駅から直線距離にして、10kmほどの距離でしかありませんからね。
バイパスの斜度は最大でも10%程度、ほとんどが7%前後の気持ち良く登れる感じの眺望の良いおススメの道です。有馬川沿いを走る昔ながらの街道は雰囲気は良いのですが道が狭い割に交通量が多いのであまりできれば避けたいとことです。
有馬温泉郷に到着。朝も早い時間だったせいか人影も少なく気持ち良い。
小休憩のあと、ノイタエご夫妻に「ユイに壁」ならぬ「湯良いの壁」とお遊びで言っている有馬温泉郷の激坂コースにトライしてもらいました。とは言え、勾配も瞬間最大で23%、20%弱の短い坂道程度なら、このご夫妻は何という事もなく越えて行かれてしまいました。なんかちょっと悔しい・・・(*_*)
切手博物館前を通る激坂区間も何のその。この様子なら六甲山ヒルクライムも全然余裕でしょう。
温泉郷から有野台の住宅街の横を颯爽と下る道を走り、五社北交差点から県道15号線、いわゆる有馬街道という道を走って神鉄有馬口駅付近に到着。ここの踏切から裏六甲ドライブウェイに通じる逢山峡の小道に入るまでのアプローチとなります。
住宅地の道、六甲北有料道路の高架の下を潜れば、写真のような樹々に包まれた涼やかな小道に出ます。前半は勾配も緩やかで森林浴を楽しむかのように自転車で走れてしまう最高の道です。
お二人にも喜んでいただけました(#^.^#)
急勾配の坂道区間が続いたり、道の舗装が出来ていないグラベル区間もありますが、十分ロードバイクで走ることが可能です。この道のままで六甲山上まで上がれてしまえれば言う事はないのですが、途中で裏六甲ドライブウェイと合流してしまいます。
裏六甲DWに合流して、山上まで約3.3kmの道のりをゆっくりと登って行くと、いよいよ六甲山上に到着。たえさん、初六甲ヒルクライム達成の瞬間です。
記念碑台前付近の自販機でミルク飲料をがぶ飲みするノイさん。
少し離れた所にある藤原商店さんの甘いスイカを頬張る私、fumitaro。ここの鳥取産のスイカ激甘でめっちゃ美味しかった。また食べに行こう。
せっかく六甲山上まで上がってきたのに視界不良。薄っすらとガスが出ていて、六甲山牧場の風景もイマイチでしたが、それも構わず、次の目的地、摩耶山の掬星台に向かいます。丁子が辻の交差点あたりからは緩やかな下り勾配で気持ち良いんですよね、ここの区間。
ガスに包まれた掬星台に到着です。どちらかというと特にイベントのない日の日中の掬星台は閑散とした雰囲気なのですが今日は人も多かった。
しかし、展望台からの眺望もご覧の通りで。。。風が強くガスも激しく動いているのでランチを取っている間に視界が晴れるかもしれないという希望を託してケーブル駅にあるモンテ702さんに行くことに。
ノイさんカッコいい。ガスの中のタエさんもシルエットが美しい。
螺旋階段をバイクを担いで登ります。
モンテ702さんのテラス席にバイクを置かせてもらいます。柵に立て掛けせてもらいましたが、ここにもバイクスタンドがあった方がスッキリとして見栄えも良いなと思いました。ただ風が強い日にはスタンドが倒れないように要注意ですね。
モンテさんのランチの注文。パスタ、カレー、ライス類、ハンバーグ、ホットドッグ、ポテト、などなど、ガッツリ系のメニューから軽食、スイーツ、ドリンク類と色々と揃っていますね。ソフトクリームもあります。
メニューが出来るまで、雑貨コーナーを見物。摩耶山グッズがたくさんあります。掬星台で過ごすのに良いアウトドア調理グッズなどのレンタル、電動アシスト車のレンタサイクルまで、色々とされていて面白そうなお店ですね。
ハヤシライス、ナポリタン、ホットドッグにからあげ~。山の上のカフェらしいメニューをサクサクっと美味しく頂きました。
予想通り!! ランチ中からガスは風に吹き飛ばされてどこかに行ってしまったようで眺望が効くようになりました(#^.^#) 先日ご一緒した阪神しまなみ海道の橋や南芦屋の砂浜なども遠望できてキャーキャー言いながら過ごしました。六甲、摩耶山からの眺望はどこに何があるか、が分かるともっと楽しくなりますよね。
帰りは午前中の曇った様子がウソのように陽が差して暑かった。そしてグラベルの下りは迫力満点。路面にしっかりタイヤを接地させて走るというより、瞬間瞬間でタイヤを浮かせながらピョンピョンと跳ね飛んでいるかのようなイメージ。もちろんバランスを崩せば転倒するけど、転倒しそうでしないというギリギリのあたり、アンバランスの中にバランスを保つという走り方は実に面白い。
下山。三田あたりに戻って来てからは、自転車仲間のパン屋さん、神戸市北区長尾の穂の薫さんで今日の裏六甲山ヒルクライムの話やタエさんのいつものキテレツトークで煙に巻かれる時間を楽しみました。