ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

三田市観光専門員の鈴井紫乃さんと行く羽束山登山

2015-03-27 08:51:02 | 登山

道の向こうに見えるは三田の名山、羽束山(はつかさん)。標高は僅か524メートルの里山ながら、ウッディタウンから見える羽束山はこんなに雄大な姿を披露してくれます。今回は三田市の観光専門員の鈴井紫乃さんという方が、三田の観光名所案内の一環として羽束山に登り、その様子をラジオの番組内でレポートするということです。そこで三田の山に何度も登って、多少登山にも詳しい私がガイドとして鈴井さんおお供を務めるということになりました。

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今日の登山参加メンバーです。子どももいて賑やかですね。鈴井さん、早瀬野菜研究所の早瀬さんと1年生の息子さん、パン屋の穂の薫さんと2年生の甥っ子くん、そして私、fumitaroの6名での登山です。面白ポーズは流石の1年生やんちゃ坊主君。


羽束山の登山道は山頂にある羽束神社や寺への参詣の道ということで古めかしい石の階段を登っていく登山になります。といっても小さな子ども連れでも約40分弱で登り切ってしまうような短い距離の登山なんですけどね。


途中にある六丁峠というところで味わい深い顔をしたお地蔵様があります。鈴井さんは早速カメラで取材中。


「わしの事もように言うてくれーや」なんて言ってそうなおっちゃん顏のお地蔵様ですね。


登山道をテクテクと登って行くと山頂に到着します。低学年の男の子たちは流石に体が軽やかで石の階段もひょいひょいと登って行ってました。


山頂の展望台で決めポーズ。鈴井さんの決めポーズです。さすがに写真に撮られ慣れをされている雰囲気が出ていますね。


今日はなかなかの眺望。三田市街地や新興住宅地など、南西の方角がよく見えます。


お弁当は持ちよりで。早瀬さんが作ってこられたスパムおにぎりと天然酵母のレーズン入り食パン。どちらも早瀬さんの得意技ですね。とっても美味しくいただきました。


前のリュックサックマーケットで穂の薫さんが自作して売っていた「メロンパンウリ坊」のマスコットです。こちらは茶色バージョン。ブログで紹介していたところ、買いたい!と言ってくださった方がいたので今日持ってきてもらったという訳です。


こちらは緑色バージョンのメロンパンウリ坊。


スパムおにぎりとレーズン入り食パンを頬張りながら記念撮影。


決めポーズが決まっている鈴井さんに対抗して私も決めポーズ!!やっぱり表情に照れがみえますね。


お寺の鐘を発見! こういうのを見たら打たずにおれないというのはさすがに男の子ですね。


さぁ、山頂の広場でゆったり楽しんだ後は下山です。初対面だった男の子2人はしばらく時間を一緒に過ごした後で意気投合したようで、杖の代わりになる木の枝を一生懸命に探しながら下山して行きました。


下山もあっという間に終わります。鈴井さんはこれから帰宅して原稿を整理してからハニーFMという三田のラジオ局に登場されるようです。(放送は3月26日に終了しています)。

鈴井さんの山ガール体験記はしばらくシリーズ化されて続くようで、次なるお山は大船山となりました。私はまた鈴井さんのガイドとして同行することになります。さぁ次はどのような登山になるでしょうか。今から楽しみですね。

摩耶山リュックサックマーケットにパン屋の穂の薫さんと早瀬野菜研究所の早瀬さんと一緒に行ってきました。

2015-03-22 07:18:37 | 登山

長年六甲山に親しんできましが、こういうイベントもあったのですね。早い話、六甲山系摩耶山上の菊掬台(日本三大夜景の名所ですよ!)の広場で開催されるフリーマーケットです。『リュックサック』というだけあって、車両での物品持ち込みは禁止で、自分たちで山上まで荷物を持ち運びして出店するというのがコンセプトのフリマなんです。このイベントに三田のパン屋さん穂の薫さんと早瀬野菜研修所の早瀬さんが出店するというので、不肖ながらわたくしが登山ガイド兼売り子アルバイトとして一緒に行ってきました。

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リュックで荷物を持ち運びするといっても流石に六甲の街から登山で摩耶山には登れないので、摩耶ケーブルとロープウェイに乗って摩耶山を目指します。それでも摩耶ケーブル乗り場の駅は相当の高台にあるのでそこまで歩くのも大変なんですけどね。


水色の帽子が穂の薫さん、緑色のショルダーバッグを担いでいるのが早瀬さん。緑色のバッグはジャム30個が入っていて相当重たいのですけど、早瀬さんは「気合で自分で運ぶ!でないとリュックサックマーケットの意味がない」と言ってききません。この怒涛の直線坂道を意外にも軽やかに登って行きます。早瀬さんは昔とった杵柄の体育会系の血が騒いでいる過中なのできっと大丈夫でしょう。穂の薫さんの新しいパン屋さん開業に至るまでの苦労譚などを話ながら摩耶ケーブルの駅を目指します。


この坂道を振り返るとこんな感じ。海と港と坂と山の街、神戸って良いですね。いつかはここに住んで暮らしてみたいです。


摩耶ケーブル駅に着きました。王子公園駅から住宅地の坂を登りに登って、かなり高い所に広がる住宅地の中に突如現れる不思議な駅です。ともかくも駅に着いたので、ここから摩耶山上までは歩かずに着いてしまいます。


摩耶ケーブルに乗り込みますよ。若草色のカラーリングのケーブルカーの車両が良いですね。今日はイベントがあってたくさんのお客さんが乗ることが見込まれていたということもあって車体がピカピカ!じゃないですか。


弓なりの坂をグイグイと登って行くケーブルカー。この線路を道にして自転車で走ったらどうなるんだろう・・・と思うのは私だけはないはず。


ケーブルを下りて今度はロープウェイです。なんかチープな感じの三角旗が良い味だしていますよ。マーケット出店者らしき人も荷物を持って摩耶山ロープウェイに乗り込みます。


やって来ました、ロープウェイ。向こうに見えるのが摩耶山頂駅ですね。ロープウェイはおりひめ号とひこぼし号の2機があります。お互いに惹かれ合いながら、一瞬の逢瀬と別れを延々と繰り返します。


いよいよロープウェイに乗り込みます。高い所が苦手は早瀬さん、いつもの強気に似合わず気もそぞろなご様子。


春の霞かはたまた黄砂か、杉の花粉か、なんちゃらとかいう数字の物質か、視界はイマイチ。車両で一緒になった外国人カップルがようけ英語でしゃべっとりました。「 over there! 」と男性が何度も女性に語りかけ、女性は「good looking!」と繰り返していました。視界がもっとクリアな時に神戸の眺望を見てもらいたかったなぁ~。


さぁ到着です。


いよいよ、菊掬台のリュックサックマーケット会場に入ります!


テキパキと受付を済ませて


出店場所を決めたら早速出店の準備に取り掛かります。これがジャム30個が入っていた段ボール。きっちり区分けして瓶が割れないように大切にしながらここまで持ってきました。


早瀬さんはいそいそと出店準備。


あれ?なんだこの小さいマスコットは?


可愛い♡♡ 穂の薫さん手作りのウリ坊マスコットです。ピンで帽子にぴこっと付けたり鞄に付けたりするとワンポイントで可愛さアップですね。そういえばパンは窯が使えなかったので今回は持ってこなかったそうです。また次回ですね。


さぁ出店準備完了です。座り込んでお客さんがやって来るのを待ちます。会場にはイベントを知っていてケーブルで登ってきたお客さんや登山でガッツリ登ってきたお客さんで会場は大盛況の感じです。


会場の様子です。陽気なおじさんとおばさんが肉を焼いて楽しそうにしていたり


バンド演奏があったり


自分の著作の本を売っているおじさんがいたり・・・立ち読み座り読み大歓迎の貼り紙の面白さに釣られて「私の兵庫100山」というガイド本を買ってしまいました。「私の」って強調しているところが味噌ですね。お風呂に入りながらじっくり読み込んでみよう。


雑貨屋さんを覗き込むお嬢ちゃんたち。若々しくて良いですね・・・ってすっかりおじさん目線やなぁ。会場はこんな雰囲気でもっとたくさんの出店があって、イベントを知らずに摩耶山を登ってきた登山客やイベントの客が相まってかなりの賑わいを見せていました。


早瀬野菜研究所も試食パワーで順調な売れ行き。試食のジャムももちろん人気だったのですが、そのジャム以上に試食の際にジャムを付けて渡すための食パン、これは早瀬さん手作りの天然酵母食パンなんですけど、こちらも大人気。「ジャムも美味しいけどパンが美味しい」と何人ものお客さんが言っていました。穂の薫さんもアイテムの可愛らしさに目をとめた女の子から手作り帽子が趣味のおじさんまで幅広い人たちに人気でした。小学生の女の子が本当に愛おしそうにウリ坊を見つめて買っていった姿にメロメロしていました。


さて。リュックサックマーケットは14時半ごろで切り上げて、六甲山上散歩を楽しむために菊掬台からバスで記念碑台まで移動です。全部歩いていたら時間がないのでやむを得ずですね。それにしても最高の天気です。まさに登山日和。ジャムも半分以上売れたので、荷物もずいぶんと軽くなりました。


ここから六甲山小学校の前の小道を通って行く道が六甲山上の中でもお気に入りなんです。


てくてくと。女性ふたりが何やら話しながら歩いて行くのを後ろから追いかけて写真を撮ったりしながらのんびりと行きます。

ここの杉の並木道が好きなんです。登六庵がなくなってしまったのは残念でなりませんけど。


最近はトレイルランの人結構いますね。街中を走るマラソンより山道を走る方が楽しいだろうけどすごい体力だと思う。


てくてくと。途中、紅葉谷から有馬温泉に下りようと思っていたところ、紅葉谷の道が通行止めになっていて、時間的になな不安な感じになりつつも。


六甲最高峰から魚屋路で有馬まで下山するルートに変更。まさに沈みゆく西日を浴びる魚屋路。日没までに有馬温泉郷に下りれるか!?時間との闘いです。


九十九折りの下り坂もしっかりとした足取りで歩いて行きます。みんなまだまだ元気ですね。


険しい下り坂が終わって道が平坦になってきた。いよいよ有馬温泉近し。ライトもないのに山中で日没を迎えるようなことになっては登山ガイド失格ですからね。


日が暮れる前になんとか有馬温泉郷に入りました。狭い路地をのったり歩いて行きます。神戸の街から摩耶山に登って、山上を東に歩いて、六甲裏の有馬温泉郷に下りてくる。六甲登山はこの場所と場所の持つ力の大きさが魅惑的なんですよね。


大通りの立ち飲み酒場でカンパ~イ。今日のイベント参加の成功と登山部の今後の発展を祝って!!
とっても楽しい一日になりました。

MTBからの登山企画(3) 住山の集落から丹波・白髪岳に登る。

2015-02-19 19:31:08 | 登山

今日は兵庫県篠山市今田にある白髪岳(722m)を目指します。兵庫県の山50選にも選ばれているだけあって、三角錐型の山容が綺麗で頂上付近の岩場を登り下りするのがちょっと楽しい登山です。眺望もスッキリと周囲が見渡せるので、ハイカーには結構人気なんですよ。

山麓の住山という集落を抜けて、林道を登って行くと登山口があるのでそこまではMTBで行きます。スタート地点は、JR福知山線古市駅近くの踏切から。この辺りは「猪屋(いのや)けん」という看板があちこちに出現します。さすが丹波というだけあってイノシシ肉を扱っているお店みたいですね。

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踏切から国道372号線を東に向かって少し走ると、白髪岳の案内看板があります。この道から住山地区に入って行きます。このあたりは平坦なのでのんびりMTBで流して行きます。寒いけどゆったり気分です。


集落はこんな感じに過ぎていきます。向こうの山の向こうに白髪岳と稜線続きの松尾山という2つの山があるんですよ。ここに何か白い看板がありますね。


源義経のことが書いてありますね。神戸の鵯越えの戦いで平家軍を破った義経は確か丹波ルートで神戸の背後から平家の陣を急襲しました。その時にこの集落で兵士を募集したという話ですかね。


住山地区を奥へ奥へと進んで行くと、火の見の鉄塔がありました。その先には雪景色の山の中腹と雪雲に覆われて見え隠れする白髪岳の山頂?の姿が。


奥に見える尖った山の頂が白髪岳のような気がします。集落はじわりじわりと坂道が続いていて、この辺りでもそこそこの標高にはなっていそう。


登山者用の案内地図がありました。こういうのがあると気分が盛り上がりますね。


結構詳細に書いてくれています。地図を見ての通り、白髪岳と松尾山という2つの山の稜線が逆さUの字みたいになっているので、住山集落→白髪岳→松尾山→住山集落(もちろん逆ルートでも)と、ぐるりと1周して回ってこれるのがこの登山の特徴です。こういうのってありそうであんまり無いんですよ。同じ道を通らず元の出発点に戻ってこれるという稀有なコースなんです。意外と。


ほら、ここが分かれ道。左へ行くと白髪岳。右へ行くと松尾山。それぞれの登山口に向かう分岐点です。今日は時間の関係で白髪岳と登って下りてくるだけ。次回は季節の良い時にぐるりと回って戻ってくる登山がしたいなぁ。


しばらく舗装されてる小道が続いています。集落を外れていく感じが物寂しくて良いですね。


ここからは林道です。ぼちぼちの坂道と轍の付いた砂利道。MTBで走るのに絶好の道ですね。


この辺りの道はまだまだ平和な感じ。畑もあるので軽トラなどで登って行く人も多いようですね。


だんだんと道の傾斜も道の具合も厳しくなってきます。これは下ってくる時に楽しそうだ。


林道の区間は結構長いですね。ずっと登り坂です。路面が削れて危ない箇所もあったり比較的穏やかな区間もあったり色々です。


お、向こうの木立の奥に広場がありそうだ。


あった!やっと着いたよ。ようやく登山口に到着です。ここは駐車場にもなっているので、さっきのボコボコ道さえ上手く抜けられたら自動車でも上がってこれそうですね。東屋と看板がって、ここから登る!という雰囲気が良いですね。


白髪岳へと続く山道のようですが、いきなり急な坂道からスタートです。MTBの出番はここまでですね。林道の下りが楽しそうです。またのちほど出番があるでしょう。

ルートラボでここまでの道を追ってみました。



さぁここからいよいよ登山です。でも、この山は自転車趣味に没頭するまでにやっていた登山で数回登ったから、コースも雰囲気も良く知っている登山なんですよね。でも冬場に登るのは2度目かな。


登山口からは急な沢沿いの道から、急斜面を登って稜線(尾根)に出てきました。ここまで意外とあっさりでした。今までここを登る時は練習登山で20kgの荷物を背負っていたかななぁ。その時はもう一歩一歩が重くて重くて。

この山の尾根は眺望を見渡せて馬の背状になっているので気持ち良いんですよ!


平坦な尾根道のこういう木の階段が登山の気分を盛り上げてくれる訳ですよ。


標高も高くなってくるとさすがに雪景色です。小雪も少しだけ舞っている感じ。これくらいの雪だと特別な装備は何も要りませんね。


白髪岳の山頂に続く岩場が始まりますね。足場の確保が難しいのでロープが張ってあります。でも、ロープに身体を預けるのではなく、足場をできるだけ確保して、ロープは「おまけ」ぐらいの感じで歩くのがコツですよ。


鎖場もあります。ここも同じ。できるだけ鎖を持たず、脚と腰でガシガシと登っていきましょう。


岩場の上にたつと視界が広がります。うーん、雪景色。雪雲に覆われた周囲の低山の様子が見渡せました。スカン!と抜けるような冬の青空も良いですが、雪雲に煙る山並みの様子も風情があって悪くはないか。


山頂まではまだまだ岩場を越えていかないといけません。雪で滑らないように注意しながら・・・でも用心し過ぎて腰が引くような歩き方はもっと危ないですよ。


ひょいひょいっと岩場を抜けて、あっという間に山頂到着です。荷物が劇的に軽いと岩場も楽しいですね。亀仙人の元で修業していた悟空とクリリンの心境です。


あまりに身体が軽いので、ジャンプ!写真を撮ろうとしましたがタイミングが合わず失敗。雄叫びを上げている人みたいになってしまいました。


下りの岩場に差し掛かると雲も少し腫れて眺望が見渡せました。南から東にかけての方角ですね。あの橋は舞鶴道のなんかとという橋ですよ。すごい構造物です。高速道路建設は物凄い費用が掛かるわけです。


こちらは西よりの眺望。山肌が続いている景観も美しいですね。


あっ!道の脇にツララ発見! 長くて、ちゃんと先端が尖っていてなかなか立派ですね。そんなこんなでアッという間に下山しました。アレ!?白髪岳ってこんなに楽な登山だったかな。以前は住山に車をとめてそこから登ってきたから途中の林道区間が長かったんだなぁ~。今日は登山口からだったので山頂まで1時間かかっていないくらいじゃないかな。

そうそう。MTBでの林道下りは迫力満点でした。大きな石にタイヤを取られて転倒!なんてことにならないようにバイクコントロールを頑張らないといけない緊張感が最高。

でも登山での岩場の下りもMTBの下りも思い切って身体を伸びやかにしてぴょんぴょん身体も心も飛び跳ねるように楽しむのが一番安全で面白いのかもね。

新婚のおしょうさん夫婦と登る六甲山登山。風吹岩から六甲山最高峰へ。

2014-12-28 05:28:49 | 登山
▽芦屋川に架かる開森橋からの風景

平成26年の年末も押し迫ってきたこの時期、新婚わずか半月というおしょうさん夫婦と一緒に六甲山に登ってきました。奥さんのN子さんとは秋の篠山を3人で自転車で走って以来の再開となりました。N子さんは自転車で走るのも好きなのですが登山が好きという彼女のリクエストに応えて六甲山の一番のメジャーコースを登ることにしました。阪急芦屋川駅からロックガーデン、風吹岩を経て六甲最高峰を目指すルートです。

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▽芦屋の住宅街をてくてくと

2人の新婚生活の様子などを話ながらてくてくと住宅街の坂を登って行きます。一緒に暮らし始めると楽しい事も腹の立つこともでてきますよね。


登って来た道を振り向くとたくさんの登山客とともに芦屋の海の風景が広がります。

▽高座の滝の茶屋通り

住宅街からの道を登り詰めると高座の滝の前の茶屋通りに出ます。細い道に古い茶屋が続くこの並びはなかなか風情のあるものですね。


風吹岩、そして六甲最高峰に向けていよいよ山登りの始まりです。


このルートは芦屋ロックガーデンの一部ということもあって、ご覧の通りの岩場も多いです。岩場といっても気を付けて登れば特別な道具もなしに歩いて登ることができます。スリリングで面白いですよ。


中にはちょっと岩場にへばりつくようにして登らないといけない箇所もあったり。それでもN子さんはぐいぐいと登っていきますね。


岩場の下を見るとこんな感じですが、まぁたいしたことはないですよ。爽快で気持ち良い感じです。


ロックガーデン看板がありました。近代登山発祥の地です。「近代登山」とは宗教や生活のための登山ではなく、スポーツやリクイエーションとしての登山という意味合いでだいたいよろしいかと。


なんかこう見せつけられちゃう感じもありつつ・・・。


ロックガーデンからの眺望を撮影。


眺望は少し霞んでいますが大阪湾岸方面と生駒山が一望できます。おしょうさん夫婦は生駒山によく登るみたい。


「自然のすばらしい、この景観はあなたの宝です。」 そうかもしれないけどなんかちょっと違う。


風吹岩一帯は広場になっているので憩っている登山客も多いですね。


六甲山頂の稜線を仰ぎ見るN子さん。なかなか凛々しい姿です。


風吹岩を過ぎてからも下って登っての繰り返しで六甲山最高峰を目指して歩いて行きますよ。


ご機嫌に手を振って歩くN子さん。都会育ちのせいなのか自然の中で過ごすのが大好きなそうです。できるなら三田に住みたいとも。おしょうさんが「職場がかなり遠くなるので無理」と言うと「じゃあ転職したらいいやん」とN子さん。面白い夫婦ですね。


谷間を渡る沢が工事中で山の中に似つかわしくないサスケのような橋が出来ていました。

▽六甲山山頂広場

橋を越えてから、七曲という急坂を時間をかけて登り詰めると六甲山山頂です。結構な登りで一生懸命に登っていたら七曲での写真を撮り逃してしまった。山頂は風が冷たくて陽射しがあっても寒かったです。お腹も空いたので早速昼食の準備に取り掛かります。


N子奥様はお弁当を作ってきてくれたとのことで、ご馳走になることに。お弁当の撮影は恥ずかしいとのことで「撮らないで」と拒否されましたが、可愛らしいですね。クタクタのブロッコリーはおしょうさんがひと晩水に漬けてしまったからだそうです。


N子奥様と私の背中越しの2ショット。陽も差して穏やかな天気に見えますが、寒風が吹きこんできてかなりの寒さでしたよ。この後、記念撮影をしたり、お菓子や珈琲を楽しんでまったりとした後下山の途に着きました。


自転車の下りは楽ちんだけど登山の下りはそうはいきません。場合によっては登りよりも苦しい時もあります。岩場の下りは膝のクッションを上手く使って少し腰を落としこんで慎重に脚を運んでいきます。僕は岩場の下り道をテンポ良く歩くのが好きなので、ピョンピョンと飛び跳ねるように下りていきますけどね。


高座の滝まで戻ってきました。茶屋前には登山客いっぱいで賑わっていました。もう15時なのですけどこれから登るという人もいましたね。


我々もジュースを飲んだりしてちょっと休憩。おしょうさんは疲労の色が濃く見えるけど大丈夫かな。N子さんは私やおしょうさんよりもだいぶと若いということもあってまだまだ元気そうな様子。なんか悔しいな。


芦屋川駅までの道で見事な風見鶏を発見。風見鶏ですよ、風見鶏。なんかテンションが上がってしまいました。


阪急芦屋川駅に到着しました。今日は7時間弱は歩いたかな。これだけ歩いた登山はもう何年ぶりだろうかという感じです。ここ数年は自転車に没頭していましたが、こんな風に登山も少しずつ復活させてみようかな、と思っています。おしょうさんとN子さん、今日はお疲れ様でした。楽しかったですね。また三田の山や千丈寺湖周辺のポタリングも是非やりましょうね。そして、いつまでも夫婦仲良くお幸せに。


MTBからの登山企画(2) 高平の里から大船山に登る。

2014-12-08 06:56:52 | 登山

今回は三田市、高平の平野部に聳え立つ大船山に登ってみようと思います。自転車乗りにとって高平は三田の中でも一等のサイクリングコース。三田ループのトレーニングコースとしても、羽束川渓谷沿いに後川や母子、篠山方面へとも繋がっているためにルートの要となる場所でもあります。要は自転車乗りにとって高平は走る機会の多い場所なのです。そんな高平を走る時に必ず視界に入ってくる存在感のある山がこの大船山です。

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実は数年前、自転車趣味を始める前に大船山にも登ったことがありますが、当時は高平地区そのものに対しての感慨もなく、ただ山に登った、というだけの印象しか残っていませんが、今は違います。ふらっと訪れるだけなので、高平地区にそんな深い繋がりが持てている訳ではありませんが、ここ数年の間、自転車で幾度この場所にやって来たことか。春夏秋冬、早朝も夕暮れも真っ暗な夜も高平を走ってきました。また木器のポタポタさんという知己も得て、この土地のことを色々と教えてもらったりして、自分なりにこの高平という土地柄に馴染みを感じてきました。そうした思いを持って大船山と面してみると、以前に登った時とはまた違った印象を受ける筈です。


それにしても見事な山容です。「大船」というのは、この山を遠望した時にまるで海原を行く船のような姿に見えることに由来していることは間違いありません。古代より、高平に暮らす人たちはこの山を神格化し、敬意と誇りを抱いてきたのでしょう。


寒いです。冷気が頬にピシピシと突き刺さります。大船山の登山口を目指してMTBでのんびりと農道を走ります。


太陽が大船山から登って来るので、山の写真を撮ると逆光になって仕方がありません。


以前から高平を走っている時に気になっていた小さな個人商店「薮田商店」。只物ではなさそうなお店の外観からなかなか中に入れずにいましたが、今回は頂上で食べるおやつを購入すべくお店に入ってみました。「鮮魚と青果とお菓子」という謎の品揃えの看板からさぞ不思議なお店と思っていましたが、中は案外と普通な感じで外観ほどのインパクトは無かったです。お店のおばちゃんに丁寧に大船山の登山口までの行き方を教えてもらいました。「大船山に登る」と話すと親しみを持って接せられた感じが伝わりました。


神姫バスの「十倉」バス停の近くにある大船山登山口の看板です。味のあるボロさ加減ですね。


看板の場所から坂道を数百メートルほど登っていくと登山口に辿り着きます。獣除けの電柵があり、中に入るにはこれを取り外して行かなくてはならないようです。MTBはここでお役御免ということで登山装備に切り替えます。靴はツーリング用のビンディングシューズのまま山を登りますがまぁ何とかなるでしょう。


登山口からしばらくは車両も走れる林道の穏やかな道で幾つかの農業用のため池を脇に眺めながら登り進んで行きます。


ため池の水面に綺麗に周囲の木々が映し出されていました。歩いて身体を動かしているとちょうどいい感じに身体が温まってきたようで寒さはそれほど感じられなくなりました。


ため池を過ぎるといよいよ登山道っぽい感じになってきました。先回の羽束山は登山道そのものが参道ということもあって粗い石の階段で整備されずいぶん登り易くなっていたことが分かります。


どこがルートなのか分からないような場所には、目印のこのようなテープが貼ってあることが多いので目を凝らして目印を探しながら登って行きます。大事なことです。


適度なガレ具合の急坂を登って行くと上の方にずいぶんと明るい場所が見えてきました。斜面から尾根筋に登ってきたことに間違いありますせん。


案の定です。登り詰めた場所は広場になっていて大船山西の麓の集落、波豆からの登山道との分岐点になっていました。ご丁寧にも大船山まで870mと記してありますね。登りの870mはそう近い訳ではありません。


しばらく登ると再び分岐点。山頂まで350m。あと一息というところまでやって来ました。


ここから山頂まで胸突き八丁と言わんばかりの急坂となります。落ち葉が積もった道が滑るのでグリップの甘いビンディングシューズは辛くなってきました。


横手を見ると木々の向こう側に母子や永沢寺の集落のある山並みが見えます。


急坂にもストックは強い味方になってくれます。脚の補助というよりも4本の脚というぐらいに大活躍です。こういう登坂でもリズム感が大事です。急がなくていいので自分の心地よいテンポで歩を進めるのが楽しい。


もうすぐ山頂のようです。なかなか険しい最後の急坂でした。


着きました。大船山の山頂です。僅かばかりの山頂の広場に祠と遠望できる山を示す標識と山の由来の記したプレートがあります。


遠く西国から明石沖までやってきた舟がこの山を見て大和(畿内のことかな?)に帰ってきたと安堵するという。本当かな。六甲山系が見えたらそれで良いような気がするんだけど。


山頂のおやつ時間です。先回はコーヒーを淹れてブラックで飲みましたが、疲労した体には甘いものが嬉しいです。ブラックではなく牛乳を入れてカフェオレを作りましょうということで牛乳を瓶に入れてもってきました。早瀬野菜研究所のジャムの小瓶が丁度良い牛乳入れになってくれました。薮田商店で買った薄皮あんぱんもあるし、用意万端!と思いきや・・・まさかのまさか、ドリップ式の珈琲豆を持ってくるのを忘れてしまいました。なんてことだ!と落胆ひとしおでしたが、気を取り直して、牛乳をお湯で割って温め直し、砂糖を入れてホットミルクを作りました。うん、美味しい!あんぱんにはやっぱり牛乳だね。


山頂からの眺望です。南の方角にはまず羽束山の優美な山容が目に入ります。その奥に六甲山系と中山連山。その手前に色々な山の連なりです。


光学ズームを使って三田市街地を撮っています。武庫川の流れが薄っすらと見えますね。


六甲山系東端と中山連山の西端が切れ込んで行く向こう側に宝塚市街をはじめとする都市部がほんのりと見えますね。大船山の山頂からは南方や東南の方向の眺望は得やすいのですが、肝心の高平の集落は深い木々に遮られてほとんど見えません。そんな事はない筈です。羽束川沿いの細長い高平の集落を眼下に一望できるポイントがかならず大船山にあるはずです。登山のガイドブックには記されていないような、地元の人しかしらないようなルートがあるに違いない。そんな気がします。

MTBからの登山企画(1) 久しぶりに羽束山に登ってみました。

2014-12-06 14:52:34 | 登山

今日は久しぶりに山を登ります。自転車でのヒルクライムではなく、歩いて山を登る、いわゆる登山です。今回の目標は三田市では有名な羽束山(はつかさん)という豊かな山容を持つとても登り易い山です。標高はそう高くなくとも、しっかりとした独立峰なので、三田市南部、あるいは道場付近の平野部からもぽっこりとした特徴的な山容が見られます。三田近辺を走るローディもこの山を必ず目にしているはずです。そんな羽束山にずいぶん久しぶりに登ってみるとします。この山の付き合いは結構長いのですが、その辺はまた追々書いていきますね。

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車で登山口まで乗り付けても良いのですが、それでは面白くありません。MTBで羽束山の登山口まで行くことにしましょう。登山口まで色々と行き方はあるのですが、最近よく走る三輪神社からの脇道を登って登山口を目指します。


細い坂道を登っていくと石碑のある四辻があります。この四辻を左折するとアトリエ・パーシモンがありますが、今日は直進して県道68号との合流を目指します。


道の左手にはゴルフ場が広がっています。このまま細い道のアップダウンが続きます。


視界の開けた場所から羽束山が見えます。羽束山は△〇△の真ん中の丸い形の山です。


間道を抜けて行くと、県道68号と合流しました。ここまで来ると羽束山の登山口となる香下寺はもうすぐです。


羽束山、香下寺の標識に沿って道を左折し、香下寺までの畑の広がる地域の坂道を登って行きます。


その坂道の途中に農水用のため池があったのですが、なんとここでカワセミを見つけました。白い枯れ枝のどこかにカワセミが留まっていますが、はっきりと確認できません。やがて別の場所に飛んでいく姿を見ましたが写真には収められず残念。

一度だけ京都の広川原でカワセミが川面すれすれを真っ直ぐに、背に日光を受けながら飛んでいく姿を見たことがあります。まるで光り輝く青い塊が矢のように真っ直ぐに飛行し、その様はこの世の物とは思えないほどの美しさでした。その光景は今でも目の奥に焼き付いています。


さぁ、香下寺の境内から羽束山の登山道が始まります。MTBはここでお役御免ということで置いて行きます。これからは登山に入ります。


登山口近くに薬師堂がありました。


登山口のお社には登山用の竹の杖が置いてあり自由に使っても良いようです。


私はこの登山用のストックを愛用しています。このストックを2本使って山を歩くことに慣れるとこの道具を手放せなくなります。脚への負担が軽減されるのは当然ですが、脚の動きに合わせてストックを左右に突き出すことで歩行にリズムが生まれます。このリズムの心地良さが好きなんです。


羽束山の山頂には羽束神社や寺があり、登山道も参道になっていて、古びた石の階段が続いているので歩きやすいですね。


手すりのロープなども張られていてします。登山客の多い山なので整備がされている印象です。


山頂までの古い道標も置かれています。この山に初めて登ったのは高校生の頃です。伊丹の高校で山登りの部活に入っており、その活動の中で初めてこの山に登りました。その時は何故か重い荷物を背負っていたので、僅かな山道がけっこう大変だったような記憶がありますね。


斜面を登り切るとお地蔵様のお出迎えです。六丁峠というらしいです。隣の尖がった山への道の分岐でもあります。この周辺は尾根筋なので道がなだらかになっています。日光に当たりやすい場所で温かく明るい雰囲気がします。


味のあるお顏をしているお地蔵様です。こんな顔したおじさんいそうですね。


坂道をずっと登っているとこんな平坦な道がすごく心地良いんですよね。でもそう長くは続かないのが残念。


山頂までもうひと登りというところ。苔むした石の上に置かれた祠が良い雰囲気ですね。


山頂までの九十九折の坂を登ります。30歳前後、自転車にハマる前は登山に夢中になっていました。岩登りなどはせずひたすら登山道を歩くだけのものですけどね。その集大成が、吉野から熊野大社までの道を歩く大峯奥駈道でした。4泊5日の行程で独り、吉野から大小の山を登って下りてを繰り返し、熊野大社を目指しました。毎日10時間以上、20Kgの荷物を背負って歩かねばならないことは事前に分かっていたので秋の本番に向けて春先からじっくりトレーニングを積みました。

そのトレーニングコースがこの羽束山登山だったのです。週に3日、朝早く起きて仕事に行く前に25kgの荷物を背負ってこの道を歩いたものです。今日は荷物も軽いし軽やかに坂を登って行けますけど、流石に25Kgの荷物を背負うと一歩一歩が本当に辛かったですね。でもこうしたトレーニングの甲斐あって、大峯奥駈道登山では全くへばることなく完遂することができました。


山頂付近は神社やお寺、展望台などがあって開けた雰囲気になっています。何年かに1度、お正月にはこの山頂で振る舞い酒が出ています。一度だけ暗いうちから初日の出を拝むために登ったことがありますが、結構な人出だったので驚きました。


苔むした石垣の脇を通って行くと山頂の開けた場所に出ます。


羽束神社です。久しぶりです。義父が最初の脳梗塞で倒れた時に病の回復をここで祈りました。もう何年も前の話です。幸い義父の病は重篤なものではなく、ほどなく日常生活に復帰することができました。しかし、時を経て、その義父も今秋、その脳梗塞を悪化させたことが原因で帰らぬ人となりました。息子というより孫のような齢の私を穏やかに可愛がってくれた義父でした。


羽束山の山頂は眺望が良いんですよ。ちょうど太陽も出てきたので、最近の寒さが信じられないようなポカポカ陽気になりました。


羽束山から西方面を望みます。霞んでいるので、はっきりとは見えませんが、三田市街地もウッディタウンもしっかりと見えます。有馬富士公園、福島大池も見えますね。千丈寺湖は山の向こうなので見えません。左手奥に見える高い山の連なりは六甲山系です。自分が暮らしている地域を眼下に見下ろして、高い所から全体像を捉え直すというのは面白い作業です。


山頂の岩場を奥に進むと、更に見晴しの良い岩場がありここで休憩を取ります。岩の間にハーケンが打ちこまれているので、ここで登攀を行う人がいるということなのでしょう。


こちらは千狩湖を見下ろす東南の方向ですね。山の名前は分かりませんが、一番奥の山は中山連山かな。あの山を越えるときっと阪神間の市街地が広がっているはずです。


そして、登山と言えばコレですね。気持ちの良い場所でお湯を沸かし、珈琲を淹れます。このマグカップはステンレス製のモノですが、最近、チタン製のマグカップを改めて買い直しました。チタンは自転車のフレームやパーツの素材としても使われる金属の一種ですが、軽くて錆びず腐食にも強く、永持ちする素材です。また、保温力にも優れているので、熱を逃しにくいという利点もあります。淹れたての珈琲を温かいままに飲むにはぴったりのマグカップですね。また、チタン独特の鈍い光沢や他の金属とは違った柔らかい肌触りの良さが気に入りました。末永く大事に使っていこうと思います。


山頂の広場にある寺の境内はイチョウの落ち葉で黄金色に輝いていました。今年も残り僅かとなりました。心穏やかに新年を迎えられるよう祈りたいです。