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ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

夕暮れ迫る武庫川左岸(宝塚~尼崎)のグラベルコースを走る 後篇

2017-03-09 06:31:58 | サイクリングコース

前回からの続きです。天王寺川との合流地点からは少し戻って車道を走り、再び武庫川沿いの道に出れます。


桜並木の川沿いの道に戻ります。良い感じの地道です。最近は土手の上の道も舗装化されている所が多いので、こんな昔ながらの地道があるとなんだか。ホットします。そしてグラベルロードの大好物ですね。


川原が広くなってきました。向うに見えるのは新幹線山陽本線の武庫川に架かる橋です。


旧西国街道の名所「髭の渡し」に到着です。説明を読むと、秋から冬の期間にかけては板橋が掛けられていましたが、それ以外の季節は川越えの人足を頼って川を越えたようです。


髭の渡し。六甲山に夕陽が沈んで行きます。対岸には高校野球の強豪、報徳学園があります。


初秋に淡い桃色の花を咲かせて多くの来所者を喜ばせるコスモスの花畑も冬はすっかり枯れてしまっています。髭の渡し周辺にあります。


さて、南へ。新幹線の高架とR171の甲武橋を越えて行きます。


甲武橋を越えると、左岸の河川敷土手寄りに良い感じのグラベル小径が続いています。


菜の花越しの国道2号線。武庫川大橋。優雅ですね。


河川敷、川よりは踏み固められた土の道が続いているので、土手寄りの植栽を抜ける小径を走ります。


なかなか気持ち良い。


ずーっと南下していくと、川に架かる橋が駅のホームという変わった阪神電車の武庫川駅があります。


橋の下を潜って行きます。電車が来たら、橋の隙間から電車が見えるんでしょうね。橋を支えるコンクリの橋脚の並びがイイですね。


河口部までやってきました。ここまでやって来ると、もうすぐ川原のグラベルは無くなって護岸沿いに海まで続くだけになってしまいます。
武庫川左岸、グラベルコース、十分に満喫しました。





夕暮れ迫る武庫川左岸(宝塚~尼崎)のグラベルコースを走る 前篇

2017-03-05 05:48:39 | サイクリングコース

久し振りに、このブログらしい記事を投稿します。
自転車工房エコーさん(TADAフレーム)で作ってもらったグラベルロード、色合いからカメレオン号とか呼ばれています。
32Cのグラベルキングを履いて、多少の悪路でも気にせず走破できるこのグラベルロードで、ほとんど舗装化されていない武庫川左岸の道を南下して行きたいと思います。

スタート地点は、阪急宝塚駅から少し西へ。武庫川に架かる宝来橋から少し道沿いに南側へ走ったところにある河川敷への下り口です。

余談ですが、現在、吹田市に店を構えておられる自転車工房エコーさんですが、近々に三田へ移転してこられることが決まったそうです。
三田に新しい自転車屋さんがやって来る!(^^)! 嬉しいですね。しかも、ホームコースの千丈寺湖畔に来られるそうです。とても楽しみです。


河川敷に下りてみると、人がたくさん。ポカポカ陽気で天気も良かったので、散歩している人、親子で遊んでいる人、たくさんの人で河川敷が賑わっていました。
この写真の左側にある赤い屋根の建物群は宝塚市が全国に誇る宝塚歌劇場や宝塚音楽学校の建物です。

対岸は、その昔、宝塚温泉街で賑わっていた頃には温泉宿が林立していた区域ですが、今ではリバーサイドなマンション群となっています。
まぁ、近くに日本三大古湯と呼ばれる有馬温泉があって、道路も舗装化されて車で簡単に行けてしまう時代になってしまってからは、宝塚の温泉街は寂れるしかなかったのでしょうね。
今では住宅都市というイメージの強い宝塚ですが、昔はファミリーランドがあって、温泉街があって、歌劇もあってという遊興の歓楽地であったことが今では考えられませんね。


綺麗な舗装路区間だったのに、この先、30mほどは何故か石畳区間になって、グラベル乗りを楽しませてくれますが、
何故にここだけ石畳になってしまったんだ??堰堤があることと関係している?歌劇の建物があるから、景観を合わせてみた?謎です。

ママチャリで走る人は普通に難儀してます・・・。


ガタガタ石畳区間を越え、阪急電車の橋や宝塚大橋を越えると舗装は終わって地道になります。グラベルロードが楽しい道になっていきます。


おっ! またもやパヴェ(石畳)出現!!

写真じゃ分かりにくいですけど、くの字に凹んでいます。おそらく武庫川に流れ込む小さな支流を埋め立てた跡に作ったものだと思います。
臆せずに坂を下って、ガタガタの登坂を勢いを落とさずに登り切ります。楽しい"(-""-)"


木製の小さな橋があったりして気分をちょっぴり盛り上げてくれます。


グラベルを快調に進んで行くと、支流が道を遮ります。先に河川敷の道は続いているので、左側に入ってすぐの車道の橋を越えて河川敷に復帰できます。


支流をパスして河川敷に復帰するのですが、階段です。ママチャリだと嫌ですね。グラベル号は何の問題もなく担ぎ下りです。


河川敷に下りるとしばらくは舗装区間になっています。右岸に宝塚市役所、その手前に末広公園という広い芝生敷の公園の敷地があります。左を見ると、六甲山の山並みが綺麗に見えます。


振り返って写真撮影。武庫川に落ち込む山の崎は六甲山系の東端、塩尾寺からの東六甲縦走路の登山道があるコースですね。


夕陽を浴びながら、更に進んで行きます。宝塚新橋を越えて河川敷はグラベル感が強まってきました。
右岸は綺麗に舗装されて、武庫川サイクリングロードの延長としてロードバイクが行き交う場所になり賑わいを見せますが、左岸は草ボーボーの荒れ地で人の姿は疎らです。


良い雰囲気!! 河川敷の荒れ地を進む一本道。


宝塚のクリーンセンターを過ぎると堰堤区間。このコンクリート地帯は通り抜けできます。


河川敷に下りても走れますが、堤防上の砂利道を行くことにします。


景色が茜色に染まってきました。道は砂利はなくなって土の道に。


もうすぐ天王寺川との合流ポイントです。道の左側はちょっとした緑地公園のようになっています。


緑地公園から先、河川敷に下りるところがあるので下りてみます。


行き止まりになっていました。ここが天王寺川との合流ポイントです。緑地公園まで戻って、天王寺川を越えて、武庫川河川敷に復帰しないといけません。


上記の写真の場所を記しています。

母子&永沢寺周辺のサイクリングマップ作成のための予備調査。

2015-04-13 02:05:22 | サイクリングコース

昨日の日曜日の朝、母子と永沢寺周辺のサイクリングマップを作るための予備調査としてMTBでルートを確認しに行きました。MTBを車載して母子大池の駐車スペースでデポします。この調査走が終わったら青野ダムでのさくら回廊ウォークのイベントに直行せねばならず大忙し。

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道の先に見える民家は母子の手打ち蕎麦屋さんの「いまきた」です。その前の車道が「近畿自然歩道」ということで木の標識が立っています。この先、この標識に沿って近畿自然歩道をMTBで進んでみます。


母子の愛宕山と稲荷神社に通じる道のりのようです。


道は母子の集落を抜けて山の斜面が入り混じる茶畑地帯へと進んで行きます。この道のりの途中までは舗装路なのでロードバイクでも進んでいくことができます。


茶畑地帯を抜けるとダート道になるのでロードバイクでは厳しくなってきますね。


ここが稲荷大社への参道のようです。朱色の鳥居が続く石の階段・・・。なかなか良い雰囲気が出ています。サイクリングの調査で時間も惜しいので登りませんが、徒歩での母子散策をする場合には良いでしょうね。


巨岩が祀られてある神社のようですね。なかなか興味深いですね。


近畿自然歩道はまだまだ続きます。


軽自動車が走ったような轍がくっきりと残っていますね。


しばらく行くとT字路です。近畿自然歩道は左折となっています。右折しても道は続いていますが、指定の歩道を外れるので、そちらに行かれる方は自己責任でどうぞ。


山裾と畑に挟まれた狭い道を行きます。左手の柵は電柵となっています。電気が流れているのは夜間だけかな。いずにしろ柵に触れないように気を付けて。


道というより踏み跡なんですけど、標識はこちらを指しています。こういう所でもMTBならスイスイと進めていけるのが良いところですね。


ちょっと山中に入っていくと、このような看板がありました。左手に登っていく道が愛宕山。正面、下っていく道が龍造寺までの道ということで、完全に山道のトレイルになっています。今回紹介するMTBでのサイクリングコースはこの道ではここまでです。


車道に戻って場所を移動します。なかなか桜の開花を見なかった母子でも桜が咲き、早くも盛りを過ぎて葉桜になりつつある桜の木です。


この道は母子から永沢寺方面に向かう峠道の手前にある分岐点を永沢寺方面に行かず、真っ直ぐに進んだ道です。写真では分かり難いですが、母子名産の母子茶を作る茶畑が山の斜面に広がっています。


この車道は行き止まりになっています。この先のダート道はMTBでは行けそうではありますが、どうなっているのか分かりません。今日はここで引き返します。


そして再び永沢寺に向かう車道の峠道の手前に戻ってくると、その付近にこんな脇道が伸びています。この道を走ることに問題はなさそうなので進んでみることにしましょう。


アスファルトで舗装された細い道が続きます。


茶畑農家の集落へと登って行く道との分岐点がありますが、登る道を取らずに先に進んで行きます。


まだまだ舗装はしっかりしているのでロードバイクでもなんとか走って行けそうです。


畑の裾を行く道から離れて、山間の登り道になってくると路面は荒れ始めます。


路面は一応舗装路ではあるけど、ガタガタに荒れているのと路面が濡れて、落ち枝や小石が散乱しているのでロードバイクのタイヤでは厳しいですね。MTBだと本領発揮というところなんですけど。


登り詰めていくと道が開けています。永沢寺から後川に下る県道との分岐点ですね。


永沢寺から後川にダウンヒルをする時になんとなく気になっていた道、ここに繋がるのですね。


では、同じ道を下って帰りましょうか。


ずいぶんと下まで戻ってきましたが、県道から直後の下りは荒れた路面&水濡れ&落ち枝歯・小石でとてもスリリングな道でした。とてもロードバイクで下れる道ではありません。MTBでもかなりコントロールしないといけない感じです。

今回のルート

三田・羽束川流域の山郷(高平・後川)を行くサイクリングコース(後篇) 羽束川渓谷の道・曽地奥林道

2015-04-12 02:11:36 | サイクリングコース

羽束川沿いに木器・高平・そして後川周辺のサイクリングコースとサイクリングマップ作成にあたっての調査走行の続きです。前篇は木器から高平の高売布神社で終わったので、後篇はここ高平橋から始めます。羽束川沿いの平野部を走る快走路です。北上する時は僅かに登り勾配ですが、道幅は広く、車の通行も多くはなく、とても走り易く、高平の見事な田園風景を満喫しながら走ることができるとても気持ちの良いコースとなっています。

フェイスブックページ『三田・篠山を中心とした六甲山以北地域のサイクリングマップ委員会』もご覧ください。

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ぐぃーんと一直線に伸びる道。爽快に走ることができます。


振り返れば存在抜群の大船山の姿。三角錐型の山頂の姿が優美かつ力強い感じですね。


交差点があります。感福寺、方広寺、そしてサングレードGCというゴルフコースのある県道を右折して寄り道します。


右折してすぐの所に、茅葺屋根の立派な山門が現れます。


これが感福寺の山門ですね。県の重要文化財に指定されています。1548年に再建されたとありますね、そして茅葺と建物を一部修復したのが昭和60年。昭和60年って・・・1985年なので、30年前ですか。古くからあるものは形を残し続けていて欲しいですね。


集落の中の平坦な道をずーっと行くとまだ残っている桜並木がありました。地面に落ちている桜の花びらが綺麗ですね。


道の向こうにゴルフクラブの看板と桜並木の坂道が見えます。県道はあの道をずーっと登っていくようです。


ゆるやかな登りがずーっと続きます。結構長いですね。


産廃業者?のような敷地を横切りつつさらに道を登って行きます。


ゴルフコースを見下ろすような高さまで登ってきます。この時もラウンドしている人の姿が上から見えました。


「県道はここまで」の標記もありますが、道はさらに続いている様子。


ここで行き止りまりなんですけど、この木の柵。ここで切った木で適当に柵を作りました!ちょっとグネグネしてるけどまぁいっか!っていう感じがなんか良いですね。


この行き止まりの先は踏み跡が付いて登山道のようになっています。ちょっと中に入って歩いてみましたが、これはMTBで行けそうな気配・・・。もっとも目で見える辺りだけのことですけど。


さぁ、横道にそれましたけど、もとの県道37号に戻って羽束川沿いの道を北上していきます。水田が太陽にあたってキラキラと淡い緑色が眩しいですね。


山が迫ってきました。いよいよ羽束川流域の平野部の末端のようです。見比峠からの道との合流も近づいて、いよいよ『羽束川渓谷の道』に入ります。


出た。異常気象時通行規制区間の標識。ここからがいわゆる『羽束川渓谷の道』の始まりです。「渓谷」というのはかなり大袈裟ですけど、自然豊かな川沿いの緩い坂道区間で、ロードバイク乗りはこの道がほんと大好きですね。はらがたわ→天王→籠坊→後川→羽束川渓谷の道→小柿→高平→と続く道のりは鉄板コースとうか、ロードバイクで気分爽快に走れる王道のようなコース取りですね。


杉林の横をゆるやかに登って行きます。


岩がゴロゴロと転がり、曲がりくねっている羽束川。ケイシャが強くないので川の流れも緩やかです。道もクネっと曲がりながら登って行きます。こういう感じが走っていて楽しいのでしょうね。


川の流れと山の木々たち。新緑の淡い色合いが少しずつ増えてきています。


今まで登ってきた道を振り返るとこんな感じです。対向車には注意ですが、この道を下るのも楽しいですよ。


もっと満喫したいと思っていると、篠山市に入って、この道もそろそろ終わりを迎えます。


篠山市の標識のあとしばらく走って、例の異常気象時通行規制区間の標識があって、『羽束川渓谷の道』が終了です。


橋のたもとを右に行くと、後川→県道12号の西峠を経て杉生方面に行くか、反対に城東トンネルを経て篠山城下町を目指すか、はたまた籠坊をへてR173を目指すかという選択肢が出ます。


橋を渡って左の道を進むと、坂道を登り詰めて三田市・永沢寺地区に出るが、途中、林道で峠を越えて篠山市・奥曽地に出るか、という2択の選択肢。そう思うと、あの橋は結構は次の選択肢を握る大きなポイントなんですよね。


今回は左へ、永沢寺方面に進んで林道で峠を越えて奥曽地を目指すルートを取ります。川沿いの緩い坂道をずっと登って行きます。


すると、右手に緑色のビニールハウスが見えるのでそこが目印です。その手前の道を登っていくのが曽地奥行の林道になります。


この道、本当に続いているの?と不安になるような細い道・・軽自動車1台分がなんとか走れる幅ですね。


この標識と害獣除けのためのネットがこの林道の特徴ですね。あと50m先にも、あと10m先にも、と何回もネットの存在を知らせてくれます。


これがそのネットです。自分で取り外して先に進めばいいのですが、ネットは必ず元に戻しておきましょうね。


ネットを越えると途端に路面が荒れだしました。杉の落ち葉、落ち枝、小さな落石が路面に落ちているので不用意に踏まないように注意しながら走ります。ですが傾斜そのものはそんなに急ではありません。


山肌と杉林の間を縫うように登っていく感じが良いですね。車にも自転車にもすれ違わない密やかな雰囲気が良いですね。


道も適当に荒れているけど、ロードバイクで登れないことはないです。MTBの方が無難ですけど。


山肌に取り付いた細い道をくねくね登って行く、その風情がたまらないですね。


杉の落ち葉お堆積が凄い。車の轍が無ければロードバイクでは走れませんね。


この林道のピークに来たようです。


何の標識もなくあまりにも味気のない感じがまた好ましいじゃないですか。


峠を越えて下り坂。時折、僅かの眺望が得られる場所もあって高度感を得ることができます。


こちら側の道も杉の落ち葉、落ち枝、小石に加え、苔むした路面で下り坂なだけにスピードコントロールが難しいですが、慎重に下ってくると、ぼちぼちと民家が見えてきます。


峠道を下り切って曽地奥の集落に出るとこの林道の終点も目前です。


県道と合流するT寺路でこの林道の終点ですね。右折すると県道12号方面、有名なピザ屋「くわもんぺ」周辺に出ます。左折するとこの県道も行き止まりになっています。


振り返って、この林道を登り返して帰途に着く事にします。特に名称を示す標識はありませんが、この林道は「曽地奥林道」と呼ばれているようなので、それに倣います。


新緑の芽吹きを感じながら林道を登っていると、お尻の毛がふさふさと真っ白なシカに出会いました。こちらに気付くとすぐに逃げていきましたが、シカもこの林道しか逃げ道がないのか、しばらく登っていくとまた同じシカの姿がありました。また道を走って逃げていくシカ。そのつもりはないのにシカを追いかけ回しているようでした。


素晴らしい眺望!って言う訳でもないですが、自分の足で登ってきているという実感を仄かに感じますね。


濡れた路面に杉の落ち葉やら苔むした感じやらで、大変滑りやすくなっています。ロードバイクでも走れますが、耐久性の強いタイヤである方が無難ですね。こんな時に愛用のパナレーサーRace typeD 25Cは頼もしい限り。


高平まで戻ってきました。南下する時は見晴しの良い道で若干の下り勾配がずっと続くという、最もロードバイクでスピードが出しやすい区間になっています。


三田・羽束川流域の山郷(高平・後川)を行くサイクリングコース(前篇)

2015-04-09 18:58:38 | サイクリングコース

ここは兵庫県道68号三田川西線、羽束山のふもと近辺にある中商店の自動販売機前。こんな風に手作りバイクスタンドを置いてくれているので、ロードバイク乗りにはとっても助かる場所なんですよ。今日のサイクリングはこのバイクスタンドからのスタートして、羽束川沿いに来器、高平といった山間の平野部を抜けて、羽束川渓谷を北上して篠山市後川(しずかわ)地区に至るまでのサイクリングコース。木器、高平は内容的に見どころたくさんなので、前篇と後篇に分けて紹介していきます。

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県道68号から木器方面に入る小道が分岐しています。川西に向かって右車線側に色々と立っている看板が目印です。


夕暮れになると真っ暗になります、この道。左手にはポツっと民家があったりしますが、右手側は羽束川流域の渓谷に落ちていく深い森になっているからなかなか迫力がある小道になっていますよ。


三田市内なのに伊丹市立野外活動センターの敷地があります。この高架を越えて・・・


三田ラグビークラブの看板のところで右に曲がって行きます。


野外活動センターの一角、見事なメタセコイヤ並木のある道を通ります。


公園の敷地の中の道なのに害獣除けのフェンスがあると言うのが三田という地域柄ですね。


菜の花が咲く畑の道の向こうには綺麗な芝生の広場が見えてきます。


メタセコイヤの新緑の芽吹きは遠いですが、桜は満開の盛りを過ぎています。芝生公園の向こうでは若者たちが宴会を繰り広げているようでした。


このヒビの入り具合がまた、なんだか味がありますね。左スミ、ジャンボ滑り台は無くなったようで、ホワイトを適当に塗って修正してる感じが雑っぽくて良いですね。


野外活動センターの公園を抜けて木器の集落の道を道なりにゆったり走ります。


ゆるやかな坂道を登っていく感じで木器の高台に出てくると、写真のような三叉路に出てきます。ここを右に曲がると、猪ノ倉峠へ。左に曲がると岡村酒造場や木器亭のある道のりとなっています。


まずは右に曲がって猪ノ倉峠方面へ足を進めてみましょう。赤茶色の壁の家と左側の山の方に古いお墓が見えてくるのが峠道の入口の目印です。


道を進んでいくと驚きました。確かすぐに舗装路は終わってダート道になっていたのに、しっかりと舗装化されているではありませんか。


舗装路はずいぶんと奥まで延びているようです。ここは以前まではMTBでないととても走れない道だったのですが舗装化されてロードバイクでもすいすいと走れます。舗装化されて便利にはなりましたが、味気のない感じもしますね。


舗装はため池まで続いていました。ここから先は従来のダート道ですが、やはりこういう道も少しは残っていてもいいですよね。


とてもロードバイクで走れる道ではありません。ここはMTBしかないですね。やはりこういう道も残っていないとね。


猪ノ倉峠は途中で引き返して、さきほどの三叉路の交差点で左折する方の道を進みます。ちょっと高台になっているので里の風景を少し見渡す感じになって眺望が開けます。


三田の貴重な財産とも言うべき岡村酒造場です。ちょっと立ち寄りたい所ですが今日は時間がないのでパス。また後日に。


緩やかな坂道を下っていくと見えてくる黄色の壁とオレンジの非常階段?がよく目立つ建物が、自転車乗りの間でも有名な木器亭という料理屋さんです。


木器亭に到着!只今、午後14時頃でお腹も空いていたので昼食に立ち寄ることにしました。ここでご飯を食べるのはずいぶんと久しぶりですね。


山間の集落の中にある料理屋さんなのに魚介のメニューが豊富という不思議な料理屋です。仕出し弁当や宴会のできるお店というのがメインで、宴会で扱う魚介を食堂の方にも回しているのでこんなに魚介類の豊富なお店であるらしいと聞いたことがあります。美味しそうな魚介のメニューがズラリと並んでいるでしょ。


春めいた感じで、ホタルイカ、サクラクジラ、イタヤ貝の酢味噌定食を頂きました。食後はFB上の友人でもある木器亭の若ご主人にご挨拶をさせていただきました。食堂には他の客はありませんでしたが宴会の準備か何かでお忙しそうにされている中、色々とお話しをさせてもらっていました。今後ともよろしくお願いします。


木器亭を出て、すぐ先の県道を左折すると東に向かう方向で、緩く坂道を登っていくと、地域の地主さんだった古民家をリノベーションしてカフェを出している半鐘カフェというお店があります。生憎今日は臨時休業とのことでした。


半鐘カフェの由来ともなっている「半鐘」が家の屋根にあります。家事などの緊急事態を鐘を叩いて村全体に知らせる役目があったのだと思います。


この道の先が大阪峠。今日は向かいませんが、峠の茶屋というお店があってブロ友のららさんはこの店の草餅が好物のようですね。


回れ右で、県道を西へ進んで行きます。写真の中央やや右のあたり、山の中腹に塔が見えるのが分かります?


ほら、これです。あれは蓮花寺の多宝塔という塔ですが、山の中腹のあそこまで登ってみることにしますよ!


木器から県道を登って、県道37号線に合流して高平方面に坂を下りていくとすぐに、蓮華寺という看板が左手に見えてきます。


坂道の向こうに茅葺の山門を発見。


見事な仁王様が門を護っています。


この山門を抜けると蓮華寺多宝塔までのヒルクライムコースが始まりますが、最初は小手調べみたいなものです。


この辺りからが本格的な坂道です。


ギアを一番小さくしてパワーで坂を登って行きます。坂が厳しいのでデジカメ撮影もブレブレです。もうこれ以上デジカメで撮影している余裕はありません。


なんとか足着きはせずに激坂を登り切りました。強烈な斜度もそうですが、何より苔むした坂道なのでちょっとした油断で滑ってしまいそうでバイクコントロールに苦心しました。


登り切った先の蓮花寺の多宝塔です。未だ花をたくさん付けている桜に周囲を囲まれていました。


この多宝塔が木器からはあんな風に見えていたのですね。


この多宝塔の説明です。県指定の文化財になっているのですね。


木器の里方面の眺望です。木々に遮られてあまりよく見えません。塔の上からの眺望を見てみたいものです。


見事な桜敷きの石階段です。


境内には新緑のモミジ。秋の紅葉の色づきが楽しみな境内です。


苔むす坂道を下っていくのも注意が必要ですね。


蓮花寺を出て高平方面へと進んで行きましょう。坂道を下って平坦路に入ります。高平の羽束川沿いの平野部、南北に長細い地域を北に向かって進んでいきます。


見応え十分な田園の風景と右手に見える雄大な大船山。


北に進む県道は満開の桜並木です。


高平の重要な休憩ポイント&駐車ポイントの「三田・もち処 つくしの里」です。残念ながら今日は閉館していました。


大船山の偉容がぐいぐいと迫ってくるような雰囲気でもあります。


羽束川に架かる高平橋。県道は直進ですが、そこを左に外れて高売布神社のある道に入ります。


ここも川沿いは桜並木。しばらく走って行くと・・・


見事な杉の大木に護られたお社さんが見えてきます。これが高売布神社です。


正面からの撮影。神社の社よりも手前の杉の大木が気になって仕方がないです。


境内に潜り込んで写真撮影。新しい本殿の奥に古い本殿が遺されているのが分かります。


なんとも不思議な表情をした狛犬が本殿を護っています。原初的な雰囲気が素晴らしい。


こちらも。左右の狛犬で表情も大きく違いますね。さながら宇宙人のような表情をしています。


神社から少し離れた場所にある鳥居。東には大船山が、西はちょうど太陽が沈むあたりでしょうか。大船山をご神体として祀っているでしょうね。

今回のサイクリングコースはここまでです。ここからはこの高平の平野部を北上し、羽束川沿いの渓谷を登り後川方面に出ていきます。その記事はまた今度ということにしておきましょう。

三田・母子永沢寺周遊サイクリングコース

2015-04-05 06:53:57 | サイクリングコース

昨日の土曜日、天気予報では朝から雨がちとのことでしたが、何とか午前中は雨には降られずに済みそうな感じになってきたのでここぞとばかりに自転車で出掛けてきました。今日は三田市の中でも独特の風土をもつ標高500m超の山上の集落、母子と永沢寺の美味しいモノを楽しみながら巡るサイクリングコースの紹介です。母子・永沢寺は小さい集落なんですけど、美味しいモノは結構揃っているんですよね。まぁ、時間にもお腹にも限りがあるので全部を紹介することはできませんが、ちょこちょこっと案内してしていきたいと思います。

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千丈寺湖の北岸の小道を走ります。湖畔の桜並木というのも優雅なものですね。しかし昨晩からの強い雨で桜の花もほとんど落ちてしまったのではないかなぁ。


大堰橋を渡りますが、この場所はバードウォッチングのポイントになっているようです。休日の朝方には大きな望遠レンズ付きカメラを抱えた人たちが橋の上から青野川と千丈寺湖が入り混じる場所に集まる鳥たちを撮影しています。千丈寺湖に集う愛鳥家さんたちのブログを読んでみると、「ヤマセミ」という鳥を追いかけている人が多いような印象です。


大堰橋を渡ると交差点があってルートの案内標識があるのですが、県道のナンバーだけという味気ない標識。県道の名称までしっかり付けてくれるとよりソソる感じなんですけど。ちなみに県道308号曽地中三田線、県道309号福住三田線です。母子へはこの交差点を左折して下青野から上青野、そして通称「尼ん滝の坂」を登って母子地区へと入ります。


右手には千丈寺山の山並み、左手には青野川、田圃や畑の中にぽつりぽつりと点在する民家を縫うようにして走る県道308号曽地中三田線を北上していきます。


県道の脇に民家がポツポツ。やや登り勾配の道を遠景を楽しみながらゆったりと走ります。山に向かって走っているという感じがひしひしと。


峠道を登る前によく見かける電光掲示板です。上青野から母子に至る峠道「尼ん滝の坂(通称)」は『異常気象時通行規制区間』に指定されています。冬期は積雪や凍結で走行不能な日があるのかも知れません。


坂を少し登っていくと、「紅葉とせせらぎの道」という林道との分岐があります。こちらはほぼ砂利道を登って母子大池に至り母子の集落に入るルートです。マウンテンバイクで登ると面白いですよ。


「尼ん滝の坂」の急勾配ポイント。斜度10%です。全体的には穏やかな峠道ですが、尼ん滝の前あたりは長い直線の登り坂になっているので体力的にはキツい箇所です。実は九十九折り、ヘアピンカーブ連続のいかにも峠道を登っている、という道より逃げ場のない直線の坂道の方が体力的には厳しいですからね。


「尼ん滝」の看板が見えてくると登りも小休止。あと少し登らないといけませんが、ここまで来たら登り切ったのも同然です。尼ん滝は車道の左脇の森の中を少し入ったところにあります。


ちょっとした岩場を下らないといけませんが、ロードバイク用のビンデヒングシューズを履いていると滑って危険です。岩が水気でツルツルしていたり苔むしている場合がありますよ。今日の私はツーリング用のSPDシューズなのでなんとか岩場を歩けますけど。


岩場を下って下って、滝壺の近くまで下りてみました。規模は小さいですが、豊富な水量で実に勇ましい滝だと思います。出家までする人の心情というのはこのように激しいものなのかもしれません。


母子の集落に入りました。母子茶で有名な母子。山裾には茶畑が広がります。一番茶が出るのは6月頃。その頃には若くて淡い色合いの茶葉が母子の山肌を覆います。一番茶の頃には京都の和束町の茶畑も見に行きたくなりますね。


母子の集落からもう一段、短い峠を登ると隣り合わせの永沢寺地区に入ります。向こうに見えてきたのが、「甘味処シュガー」という喫茶店です。こぢんまりとした可愛らしい洋館風のスタイルが良いですね。三角屋根が良い雰囲気を出しています。


標高500m超の永沢寺では、桜もまだまだ固いつぼみ。気温も低くストーブも欠かせない生活です。暖かくなる頃にはシュガーの前庭は花盛りの美しいガーデニングになるのでしょうけど、まだまだ冬模様といった様子です。


シュガー名物の「茶そばサラダ」を頂きました。母子・永沢寺といえば蕎麦とお茶が名物ですが、野菜やフルーツも混ぜて合わせ技でドレッシングをかけます。何とも彩り豊かですね。しかも蕎麦と苺のコラボレーションなかなか見ない組合せです。食べてみると、ドレッシングもあって蕎麦というよりサラダの方が主張が強いですね。しっかりとした腰のある茶蕎麦の存在がサラダに花を添えています。プルプルの半熟卵も嬉しいです。

そうそう、シュガーはこんな洋館なスタイルなんですけど、ご主人お薦めのメニューはお好み焼きだそうですよ(笑)。


食後はロールケーキとシフォンケーキのプレート。シフォンケーキ、素朴な味わいで大好きです。でも、もうお腹いっぱい。食前や食後はシュガーのご主人と三田のことを話題に四方山話。私の知らない三田話を色々と教えてもらえるので美味しい料理とともに楽しい時間になりました。


シュガーを出て、永澤寺(ようたくじ)というお寺の前にある「花しょうぶ園」、この中にある水月亭という食事処の蕎麦がとても美味しいという話を聞いたことがあります。今回はもうお腹いっぱいなので蕎麦を食べるゆとりがありません。また次回ですね。


そして、永沢寺といえば、パン工房のらを外すことはできませんね。こんなに味わい深いハード系のパンを食べたことがありません。母子や永沢寺を訪れるサイクリストは、のらでパンランチを取ったりシュガーでお好み焼きを食べるのが良いかもしれませんね。


店内ではまさにサイクリングの方々がランチ中。男女で和気藹々と実に楽しそうに過ごしておられました。どこのチームの方々でしょうかね。


建物の裏手にはこんなに高級バイクがいっぱい。バイクラック置いてくれたらサイクリストは助かりますね。


お腹いっぱいなのでのらの店内でパンを食べることはできず、今日はカンパーニュのお持ち帰りです。皮はパリパリ、中はふかふかしっとり、重みズッシリ。のら、独特の味わいのカンパーニュです。


さぁ、山上の永沢寺地区から乙原地区に下る厳しい坂道です。「尼ん滝の坂」と比べて距離は短いけど、急勾配が特徴の「永沢寺の坂(通称)」。登りの際は平均斜度10%を超える激坂です。バス通りになっていてクルマ通りもあるので慎重に下っていかないと。


下り道の途中、「わらび餅」の看板と茅葺屋根の古めかしい家がチラリと目に入ります。


立ち寄ってみると、お茶屋さんがあってわらび餅や抹茶を頂けるお店のようです。このお店のことは何年も前から知っているのですが、なかなか立ち寄る機会がない。今日も時間のゆとりがなくて立ち寄れません。そのうちと思いながら入りそびれてしまっています。


坂を下り切って乙原地区の広々とした場所を走ります。見晴しが良くて、やや下り勾配で、ロードバイクであればハイスピードで駆け抜けることができる区間ですね。


乙原の天満神社です。


境内にある「子宝樹」。どういう由来でこういう名称が付いたのでしょうね。


乙原地区に入ったということで、早瀬野菜研究所に立ち寄ってジャムを買って帰ることにしましょう。


青々とした見事な麦畑。陽光を浴びてキラキラと輝いていました。


乙原の住宅地の急勾配の坂を登って・・・


さらに坂を登って・・・


平坦な道の住宅地に入ると


早瀬さんのお宅に到着です。幸いにもご主人とお嬢ちゃんがご在宅でした。


午後からは畑仕事に出るというご主人としばらくジャムのことや生活のことなど、色々と話し込んでしまいました。お嬢ちゃんは妖怪ウォッチの妖怪のポーズでお出迎え。いつ会っても可愛いですね♡ お忙しい中、突然の訪問、失礼しました!


お家ショップで「三田の苺みるくジャム」や「素焚糖苺のジャム」などなどを購入しました。


小野公園の桜は満開で数組のファミリーがお花見を楽しんでいました。昨晩からの激しい雨で桜の花も落ちてしまったかな。でも土曜日の日中は雨どころか快晴の天気となり、絶好の花見日和になりました。こういう天気予報の外れは嬉しいですね。


千丈寺湖畔の道を走って、青野ダムサイト公園に戻ってきました。朝7時半に出発したのに、戻ってきたのは13時でした。けっこう良い長い時間を過ごしましたね。


早瀬野菜研究所の「三田の苺みるくジャム」です。苺ジャムにミルクジャムをトッピング。苺の爽やかな酸味とミルクの甘味が良い感じにまじってとっても美味しいジャムなんですよ。今、同研究所のジャムの中で一番人気の商品だそうです。

三田・母子永沢寺周遊サイクリングコース

距離:31.9km

千丈寺湖(青野ダム)から武庫川沿いのサイクリングロードを走って三田市街地に至るコース。

2015-03-30 01:02:32 | サイクリングコース

今回は千丈寺湖(青野ダム)から武庫川沿いのサイクリングロードを通って三田市街に至るコースを紹介したいと思います。阪神間都市部の桜は見頃を迎えていますが、三田の桜はまだまだこれから。武庫川沿いの道は桜並木なので、桜満開のサイクリングロードを自転車で走るというのも爽やかで気持ちが良いと思います。

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ダムサイト公園から下り勾配の車道を通ってR176まで出れるのですが、今回はあえてちょっとした峠を越えて行くルートで行ってみます。ダムの上をシュッと通り抜けて行きましょう。


この三叉路。湖畔の周回コースを走る時は左折するのですが、今回は右折します。ここを右に曲がったところがちょっとした峠というか坂道になっています。


三田市民のポタポタさんが言うには「ネズミ峠」という名前の坂道らしい。この峠でネズミ返しのようにして盗賊の出入りを取り締まった? そうなんだ。郷土の地理・歴史に詳しい方に訊いてみないと分かりませんね。


坂道はすぐに終わって、長い下り区間です。右手に何かの果樹園?のようなものがあります。一体何の栽培なんだろう。


シューっと坂道を下りて行くとR176沿いの広野の住宅地に出てきます。


この先の道路がR176です。このまま国道を渡って行ってしまっても良いのですが、側道が自転車道のようになっているのでそちらを利用します。国道に行き着く前に小さな小道があるので、そこに右折して入っていきます。


するとこんな風に国道の下を潜り抜けていくトンネルがあります。


トンネルを抜けると、青野川沿いのカーブを描くいい雰囲気の道に出ます。こういう道は気持ち良く走れますね。


すーっと青野川沿いの道を走っていくとJR福知山線の線路と交差します。


この下も潜り抜けて、右側の道に上がります。真っ直ぐ行ってしまうとJRの電車置場を経て新三田駅方面に行ってしまいますよ。


さぁ、ここからが武庫川沿いの道です。沿道の桜はまだまだ固い蕾といった感じ。この写真は日曜日のものなので、ここ2日ばかりでどう変わったでしょうか。今日3/31の桜の様子を通勤がてら見に行くことにします。


武庫川沿いの道は自転車・歩行者専用の自歩道になっています。サイクリングの際には歩行者優先で走りましょうね。まさか、こんな道でブッ飛ばすようなサイクリストはいないと思いますけど。ちなみに川の対岸にもサイクリングロードがありますよ。


遠く六甲の山並みを眺めながら、長閑な川沿いのサイクリングロードをゆったり走る。車通りの多い国道を走るよりもよっぽど爽快ですね。桜並木もスゴイでしょ。


右手に見えるのは三田の郷の音ホールという大きな文化施設です。もう少しするとあの周辺を中心にして夜桜を楽しむイベントが行われると思います。サイクリングロードにも提灯がかかり、夜桜を提灯が照らすのですが、その様子がなんとも春めいて幻想的な雰囲気でいい感じですよ。


武庫川左岸のサイクリングロードは支流との合流で真っ直ぐ進めません。少し迂回してまたすぐに川沿いの道に戻ることができます。


新しくなった三田の新市庁舎。先日、ここに初めて入った時はここはどこか?と驚きました。大きな病院の総合受付に雰囲気がソックリです。スマートで効率的なんでしょうけど、ちょっと味気のない感じがしますね。


ここで終点です。武庫川のサイクリングロードは「ふるさと桜づつみ回廊」として整備されているのでとても気持ち良く爽やかに走れる道になっています。これから桜の見ごろを迎える頃には三田もすっかり春爛漫という雰囲気になっているでしょうね。

武庫川沿いの道はまだ続いて、この先道場方面や、さらに足を伸ばして有馬温泉方面にも続いています。そのルートもおいおい紹介していきたいと思います。


距離:8.6Km
最大標高差:77m
「ネズミ峠」を少し登って、長い下り道でR176まで出てくると、後はほとんど平坦の道です。

グリーンピア三木エンデューロ早朝版コース(前半)

2014-05-25 04:55:50 | サイクリングコース

グリーンピア三木エンデューロ早朝版コース(前半) 下手くそなコース図勘弁。

赤色の線・・・・勾配の厳しい登り
赤色の点線・・・緩い勾配の登り
赤〇・・・・・・トンネル

緑色の〇区間・・コーナーの連続するポイント
緑色の直線・・・直線が続くポイント
緑色の点線・・・緩い下り勾配の道



おそらくスタート地点となるであろう、第1駐車場B付近。
    

その先には最大斜度10%の短い登り坂(150mくらい?)が見える。

    
坂は直線から左に曲がりながら続く。


芝生広場への分岐が見えると勾配は緩くなる。

    
木立の中の緩斜面の道がしばらく続く。勾配は4%くらいかな。


見晴しの良い登りコーナー。

    
2回目の見晴しカーブ。登りはこのコーナーを曲がると終わる。


使用されていない建物が見えてくると下りの準備。


スピードに乗って軽く右カーブ。ここは問題ない。

    
そして、難関のスプーンカーブ。アウトラインからスピードを殺さずにクリアしたい。


左カーブが続く。次に来る右カーブに備える。


見通しの悪い右カーブ。ここを乗り切ると下りストレート。木立の中の細い道が続く。


ストレートの後は細かい下りコーナーが続く。標識をよく見て。


このように路面状況がよくない箇所があるので滑らないように注意。

    
右に急カーブの看板。右からすぐ左カーブ。


右カーブからのすぐ左カーブ。ここを抜けると長い下りストレート。


長い下りストレート。ここはスピードが上がる。乗り遅れないこと。次に来るヘアピンカーブに備える。


このヘアピンカーブはスピードを過度に殺さずに上手くクリアしたい。


ヘアピンカーブを越えるとトンネルまでの直線路。ここもスピードを出せる。


トンネルを越えると防護網区間。ここから芝生広場へ向けての登り区間が始まる。


防護網を越えると芝生広場が見える。緩い登りが続く。

    
矢印に従い左の方向へ進む。 


ジェットコースターをくぐる斜度7~8%くらいの登り坂。 


坂を登り切るとT字分岐。ここを右へ曲がって行くのが早朝版コースの特徴。

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グリーンピア三木サイクリングコースの試走

2014-05-24 20:01:38 | サイクリングコース

快晴の土曜日、出走を決めたグリーンピア三木100分エンデューロのトレーニングのために一度コースを走っておこう、ということで三田からグリーンピア三木まで自走で向かいました。写真は道中にある関西学院大学三田キャンパス。西宮市、上ヶ原キャンパスと同様にスパニッシュミッションスタイルで統一された校舎のデザインが印象的で美しい。頭上にある関学のエンブレムが恰好良いですね。

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こちらも道中にある三木市「吉川温泉よかたん」です。温泉ではありますが、道の駅のように地元の特産品を扱う物産館も併設してあって結構な人出で賑わっています。また酒米の「山田錦」生産で有名な当地。案内のパネルに見入ってしまいました。こんなの見ると日本酒飲みたくなりますね。


ようやくのことでグリーンピア三木に到着しました。三田から27Kmの道のり。だいたい1時間ってところですね。


2月のエンデューロ大会以来3か月ぶりのグリーンピア三木のサイクルロード。入場料500円を支払えば持ち込み自転車で走ることができます。2月のエンデューロ大会は、このサイクルロードを走る1周約4.8Kmのコースですが、早朝エンデューロはさにあらず。このサイクルロードを含め、公園全体の通路を使った約8.8Kmのコースが予想されます。

グリーンピア三木サイクルコース(4.8Km)


今日はこのコースを試走して、コースの確認(特に数多くのコーナーね)をしたり、タイムトライアルをしました。
TTの結果は、8分38秒、ave33.1Km/h。
実は2月の大会本番よりも好結果となりました。バイクもマドン6よりもスピード、登坂力に劣るCAAD10、ホイールも重たいチューブレスを履いたシャマルであるのに、記録更新は不思議な気分です。2月と5月の気温の違いが大きいかと思いますが、トレーニングの成果でスピードが上がったと思いたい。

グリーンピア三木早朝版100分エンデューロ予想コース


芝生公園内のコースから、グリーンピア三木のゲート付近までは下り基調、ゲートからスタート・ゴール地点までは100mほどの斜度10%弱の直線路を含んだ登りのコースとなっています。コース全体ではゴール前の斜度10%程の短い坂道と連続するテクニカルな下りカーブをどう走るか、がポイントになりそうです。

コース全体の試走は大会当日までできませんが、コースの半分、通常のサイクルコースは開園中に走れるので、下りコーナーの練習をするためにあと何度か訪れてみるとしましょう。コース詳細はまた後日に記事にするとして今回はこれで終了。

須磨田トレーニングコースの紹介と朝のTT練

2014-04-17 07:59:43 | サイクリングコース
きたるスズカ8時間耐久エンデューロに向けてのトレーニング方法をブログにて尋ねたところ、お薦めのコースや練習法を教えてもらうことができました。ありがとうございます(^^)/ そこで、早速、自転車仲間のポタポタさんお薦めの三田市、千丈寺湖近くにある須磨田の集落を走るトレーニングコースを設定してみました。



見晴らしの良い川沿いの田舎の平坦路。このコースの特徴はそれに尽きます。プラスαで、道路がしっかりと2車線あって路面がキレイ。かつ道路を行き交う車や人も極めて少ない、という自転車練習用のコースとしては申し分のない条件が揃っています。

コース : 須磨田交差点→波田橋交差点(国道176号線)
距離 : 6.7Km
勾配 : 全体0.1%(登り2.3% 下り2.5%)

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須磨田交差点。この十字路を北に向かって進んで行きます。しっかし2車線の道路なのはありがたい。


ロードサイドにちらほらと民家が点在している区間もありますが、見晴しが良いので速度を出しても危険は少ないです。


道路の左側を流れる川は武庫川です。


この朱塗りの橋あたりでコースの真ん中くらいになるのかな。


山に囲まれた川沿いの狭い平野部を道が走っています。


やがて道は1車線の道と細くなり・・・


木立の中を行く区間もありますが、それを過ぎると・・・


武庫川沿いの広々とした道路が現れます。


ここは見晴しが素晴らしい直線路です。インターバル練をするならこの区間が良いでしょうね。朝の通勤時間帯にもかかわらず、この道の交通量は僅かです。


道も広いし、空も広い。隣には武庫川の流れと桜並木。梅雨の訪れ前にはホタルも飛び交う絶好のホタルスポットです。


国道176号線と交差する「波田橋交差点」にてゴールとなります。国道の交通量はとても多いですが、こちらの道に入ってくる車は皆無です。

このコースを出勤前に少し実験的に走ってみました。時間もないのでウォームアップも不十分の中、脚も回らないわりに頑張れたかな。しばらくはこのコースでのトレーニングを毎日は無理としても週3回は取り組みたいですね。

今回の記録
コース   : 波田橋→須磨田
走行距離 : 6.68km
走行時間 : 10分54秒
平均時速 : 36.7km/h
最高時速 :  42.5km/h
平均CAD :  93rmp