ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

大野山、妙見山、そして青垣の岩屋山、恍惚の眺望を味わう山岳ツーリング

2014-09-20 21:21:30 | ツーリング

【急募!】ということで同行者を募りましたが、参加者は0人。まぁそりゃそうだろうな。同行者がいても楽しいかととも思いましたが、こうなったら独りで気ままな山岳ツーリングを楽しむことにしましょう。しかし、千丈寺湖上空には厚い鱗雲で覆われていて、秋らしいというよりも不気味な様子。なんか今回のツーリングを予言しているような・・・。

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マドン復活。落車で右手のバーテープがズタボロになりましたが、交換してフレームやパーツに支障がないか再チェック。どうやら大丈夫そうなので今日出動です。


いきなり永沢寺の坂というハード設定です。ここはラスト2Kmは斜度12%~14%ですからね。ゆっくり登っても脚に応えます。
この坂の詳細案内はこちら→【永沢寺の坂】


永沢寺地区で新しく開業するというパン屋、「パン工房のら」さんです。建物の中から人の声が聞こえます。開店準備に向けて大忙しといった感じなんでしょうね。

ここはパン焼き窯、ピザ焼き窯もあって本格的なパンを作る店。アンティーク調のカフェも併設されているようで、めちゃくちゃ楽しみです。オープンは9月26日(金)11時。平日は行けないけど、次の土曜日に必ず行きます。


永沢寺に上がってからは美濃坂峠でサクッと篠山に下りる予定でしたが、猪名川町の大野山、能勢町の妙見山も登るためにルートチェンジ。単独ツーリングだとルート変更も気楽にできちゃいます。西峠を篠山側から越えて杉生交差点を目指します。


杉生交差点からぼちぼち車道を登っていくと、右手に大野山頂付近が見えてきますね。バス停が無人の野菜直売所。長閑だなぁ。ポストもある。


長い登坂路をゆっくりと登って大野山天文台広場に到着。どんより曇りの天気ですが眺望はまぁまぁ良い感じ。篠山や丹波の峰々が遠望できますね。 大野山ヒルクライムの詳細はこちら→【大野山ヒルクライム】


奥の方に薄っすらと見える高い山は兵庫県で一番高い山、氷ノ山と隣の鉢伏山です。分かります?


こちらは南方の眺望。山の陰から大阪平野と大阪都心のビル群がこちらも薄っすらと浮かび上がるように見えました。


大野山を下りて、杉生交差点から東へと進み名月峠などを経て、能勢・野間の大ケヤキ様です。あ、ローディが1人憩ってるわ、と思ってみたら・・・


なんとフーさんでした(笑)。今日は篠山の方に向かう筈の私がいて「なんで?」と不思議がっておられました。「ちょっと予定変更で~云々」とおしゃべりをしていましたが、フーさんは、新しいハンドルの慣らし走行だそうで、妙見山を登って、次は瑠璃渓谷に登られるそうです。


えあろ~なハンドルバーが輝きを放っていました。ただリーチが長くて前傾姿勢が厳しくなるようで、「じゃあステムを短くするしかないですね」 と言うと 「でも、このステム買ったばっかりなんだよな~」と嘆いておられました。ハンドル交換は慎重に・・・。


瑠璃渓に向かったフーさんを別れ、私は野間峠からの妙見山ヒルクライムです。ゆったり登っていると、坂の後方から猛スピードで山を登ってくる集団が見えました。抜かれた時にジャージを見ると花園大学の自転車競技部のようです。皆バラバラに登って来たのでヒルクライムTTでもしているのでしょう。先頭の子のスピードは只事じゃなかった。

野間峠はこんな峠ですよ→【野間峠】


野間峠まで登ってしまうと妙見山までの登りはそう大したことはない。だらりと登って山門前で写真撮影。名物の桜川サイダーも柚子ジンジャーも飲まずにさっさと下山します。


ここは初めて登ります。「逢坂峠」ってやつですね。集落の先に山を登って行く道が見えます。ゆったりと登れる穏やかな峠で良かったですよ。


広野交差点(広野小学校手前)で左折すると瑠璃渓までの登坂路です。ここで瑠璃渓から引き返してくるフーさんとすれ違ったのですが、フーさんは気付いておられない様子でした。


瑠璃渓に向かう道との分岐に出ましたが、右手の瑠璃渓には向かわず、左に曲がってR173号線に向かいます。そろそろ篠山市に入って行かないと時間が・・・。


R173号から天王トンネルを越えて長い下り道を進んで行きます。向こうからローディが登ってくるけど、ここは相当の獲得標高だろうな。


篠山市に下りて先ほどの道を見上げます。あの赤い橋がさっき写真を撮った橋ですね。エライところに道を造るもんですね。反対側の旧道(はらがたわ)はなんとか自転車も走れますが、こちら側の旧道は廃道になっているようで枝や落石が散らばっているアドヴェンチャーコース。ロードバイクでは不快な思いをするだけの道なのでよう使いません。この道を整備してくれたら坂好きのローディは集まりそうなんですけどね。


午後1時頃、篠山市のR372沿いにあるコンビニで昼休憩。この時点で獲得標高は2000mオーバー。ただここからのコース取りに頭を悩ませます。今日は青垣の「岩屋山」に登るのが最重要課題。篠山から青垣は遠いんだよな~。ここからオオタワ登って春日から青垣に入るルートを取って時間を掛けると岩屋山を登っている時に暗くなりそうで。でもR372からR176で青垣まで向かうとド平坦で獲得標高稼げないし・・・。うーむ。

と悩んでいましたが、「岩屋山を楽しむことが優先!」ということで平坦路を走ってとにかく岩屋山に向かうことにしました。


休憩を取ったR372のコンビニから青垣の岩屋山登り口までほぼ平坦路を約36Kmの道のり。しかも逆風で速度が上がらず山岳ツーリングのはずが平坦路をヒタヒタと走る行程になってしまいました。大野山や妙見山登って標高を稼げたのは良かったけど、日程にやはり無理が出たようです。まぁ、今日は岩屋山を登りたかったんやし、これはなんとか達成できそうだからまぁ仕方ないか。


青垣にある丹波少年自然の家への分岐。岩屋山ヒルクライムはここからのスタートになりますね。


道をまっすぐ進むとそのまま丹波少年自然の家の敷地に入ります。実はここ小学5年の自然学校の時に来たので、じつに27年ぶりの再訪ということになります。小4の転地学習は三田木器の野外活動センター、小5の林間学校はここ。なんとなくやけど、敷地を走ってみると「そうそう、こんな所だったわ~」と感激ひとしお。三田の野外センターもそうだけど、ここも昔とあんまり変わっていなさそうな雰囲気。


薄暗い杉林の細い道を登っていると道の脇に不自然に白い物体が目に留まり注視してみると、それは小さい野獣の頭蓋骨でした。落ち枝で触ってみると「コツコツ」と硬い感触。歯も残っているししっかりしたお骨でございました。


丹波少年自然の家の敷地内を走って、道を登り詰めていくと山頂付近のパラグライダー基地まで車道があって、その道を登っていくことができます。緩い目の斜度の道をひたすら進んでいく感じ。樹木で覆われていてほとんど眺望が効かないのと、目印になるようなものが少ないので、登坂路はあまり面白くないですね。


流石に頂上も近づいてくると眺望が開けた場所もあって遠くを気持ちよく見渡すことができます。先に進むと山頂の鉄塔とパラグライダーの滑走路?のような施設が見えてきました。いよいよ山頂は近いです。


お!この折り返しの坂道はもしや・・・


パラグライダー基地!!


うぉぉぉぉ!! ここに至るまでの視界不良っぷりもここに至るまでの伏線かと思うような最高の眺望。でもパラグライダーの滑走路、怖ぇぇぇ~~~~


ここに来るまでの疲労が全て風に飛ばされてしまいそうな絶景。今日、ここに来て良かったぁ~~。


もう何も言う事はないね。ただ、この眺望に見惚れるのみ。


風を見る吹き流しも恰好が決まっていて凛々しいなぁ。


岩屋山下山。満喫、堪能しました。これは未体験の方は是非いとお勧めしたいヒルクライムコースですね。


岩屋山から下りた後に日が残っていたら、オオタワから美濃坂越えで三田に帰ろうと思っていましたが、どうも日没が近いようです。岩屋山で感動してちょっと気が抜けたかな。もう峠はいいや、って気分にもなってきた。獲得標高も3000mを越えたし、R 176で真っ直ぐ三田にかーえろ。


篠山市の鐘が坂トンネルを越えたところ。夕闇が迫っています。久しぶりの200㎞越えライドと獲得標高3000m越え。でもそんなことより、初めての岩屋山の眺望に見惚れてしまって少し放心状態。そんな中、暗闇のR176を走って無事に帰着しました。今度は車でデポして、丹波や朝来、あの辺の山々をどっぷり堪能しよう。

今回のコース


今回の全体記録
走行距離 : 226.60km
走行時間 : 11時間36分
平均時速 : 19.5km/h
獲得標高 :  3363m

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (よいち)
2014-09-21 11:02:48
fumitaroさん

こんにちは。

さらっと書かれていますが凄い距離と獲得標高ですね。いつか三田、篠山あたりを一緒に走らせて頂きたいです。

今うえぱーでウインドブレーカー買おうとオープン待ちです。
冬服を揃えなければいけないのですが色々選ぶのも楽しみです。
fumitaroさんの冬装備なんかも教えてください
Unknown (フーさん)
2014-09-21 11:24:19
おはようございます。

まさか大けやきでお会いするとは思いませんでした。ハンドル慣らし中でなかったら、途中まででもご一緒したかったです。それにしてもお別れした後も結構上られているのですね。瑠璃渓ですれ違っていたとはまったく気がつきませんでした。

Unknown (モアモア)
2014-09-21 20:19:34
こんばんは。

山岳ツーリングお疲れ様でした。
岩屋山はいろんな意味で行ってみたいコースですね。
自分は丹波辺りは全く走ったことがないので、
是非自分も走ってみたくなりましたよ。
Unknown (mozzmarr)
2014-09-22 01:14:30
バンク練、お疲れ様でした。
200㎞、3000m越えとは恐れ入ります。
私なら病院行き間違いなしです♪
よいちさんへ。 (fumitaro)
2014-09-22 04:25:49
おはようございます。
三田、篠山付近はどんな風にもコース設定できます
ので、「いつか」ではなく「いつでも」一緒に走ることが
できますよ(^^)/

服装ですが、秋は半袖ジャージの下にピタットしたタイプ
の長袖のウェア、下もレーパンの下にピタットしたタイツ
を着るだけでだいたい事が済みますね。それでも上着が
欲しいなら、着替えがしやすい軽量のウィンドブレーカー
を持っていきます。

冬は三田は寒いので、パールイズミの5℃仕様の上下
と手袋、耳アテ、を使います。ゆったりツーリングの時は
リュックを背負って、服を脱いだり着たりするのに備え
ていますよ!
フーさんへ。 (fumitaro)
2014-09-22 04:32:23
おはようございます。
ほんとですね。まさか大ケヤキでフーさんに会うとは
驚きでした。妙見→瑠璃渓→篠山→青垣・・・。篠山
から青垣への平坦路が無駄に長かったです。

獲得標高3000mは行き過ぎにしても、山岳ツーリング
も是非一緒に走りましょう!
モアモアさんへ。 (fumitaro)
2014-09-22 04:38:28
おはようございます。
岩屋山へは色々な思いがおありのようですね。
丹波少年自然の家の整備された自然の美しさと
頂上からの展望の良さは素晴らしいのですが、登り
の道中は面白みの足りないヒルクライムです。

車載で篠山あたりにデポして、篠山、丹波のヒルクライムコースをまったり走るというプランも良いですね♪
ぜひ一緒に走りましょう。走れそうな日程があれば
また教えてくださいね。
mozzmarrさんへ。 (fumitaro)
2014-09-22 04:42:55
おはようござざいます。
昨日はお疲れさまでした。バンクは初めてでしたが
面白い体験をさせてもらいました。

200㎞、3000m越えはずいぶん久しぶりでした。
日が暮れなければ、もう2つばかり峠を越えれたと
思います。

アワイチでも1000m登るので、2000mのツーリン
グは大丈夫だと思いますよ♪ この秋にぜひトライ
されてみては?
軍曹の真骨頂 (ポタポタ)
2014-09-22 18:37:45
フミタロウさんと言えば、
やはりヒルクライムでしたね。
サンダースが非ヒルクライムで
ポタツーリングやから、
【フミタロウ怒りのヒルクライム(`_´)ゞ】
な感じかな?^^;
土曜日の疲れがあるかと思ってたから
日曜日のサンダース練は
Yさんのバイクを
共生センターの公園で、
ガラスコート化だけして終わりました。
軍曹のバイクもガラスコート化をしようと
目論んでおりやす(T ^ T)
さらっと登りましたーって感じに
書いてるけど、一日でこのルートを走破して
写真記事にするねんから
改めて凄いです!
次回のサンダース練は近郊の坂練を
監督としてはやらなあかんかな?!
^^;
ポタポタさんへ。 (fumitaro )
2014-09-23 06:55:44
おはようございます。
サンダース練習あるかどうか分からなかったので、日曜日
は記事にありますように競輪場を走っていました。なかなか
面白かったですよ。

サンダースは練習の方向性を考えんといけませんよね。
次回はヒルクライムじゃなくても良いですねよ♪

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