実は昨年、ピアスの穴を開けた。
理由は、イヤリングを付けたいけど、
すぐに耳から落ちるか、ぎゅっと締めすぎて耳たぶが痛くなるかの2択。
で、イヤリングをあきらめてたんだけどね。
そうだ!ピアスの穴をあっけよーー!!と思い立った。
願掛けとか、運命変えたいとか、そんな意味付けもなく、
おしゃれしたいなーーって言う素朴な願望のみ。
で、ネットで皮膚科や美容外科を物色し、
診療日が自分の都合に良い美容外科を選んだ。
受付でファーストピアスを選ぶ。
院長は年配の男性。
耳たぶにペンで印をつけてもらった。
「膿んだらピアスはあきらめてね」とサクッと言われた。
そっかーーピアスはワンチャンなのかー怖いなー。膿まないといいなー
などと考えながらも私は
「痛くないですか?」などとバカっぽい質問をしてしまった。
「4,5時間はズキズキしますよ」と言われた。
そして院長はホッチキスみたいな機械で両耳をパチンパチンと
挟んでいった。
「毎日、消毒してね」と言われた。
なんかあっけなかったなー。
こんなもんか。もっと早くに開けておけばよかった。
言われた通りしばらくしてから耳たぶがズキズキし始めたが、
きついイヤリングをしている痛みと同じだ。
翌朝には痛みは取れていた。
ネットで調べると、ピアスの消毒は人それぞれのようで、
やるべき!と、毎日洗うだけでよい!と言う2派に分れる。
私は洗髪の時に一緒に洗えばいいだろ、と安易な方法を選んだ。
日常では今まで耳を気にしたことがなかったので、
顔を洗ってタオルで拭くときや、服の脱ぎ着にピアスが引っかかる。
ここは注意しないとな・・・。
1か月した頃、たぶん何かに引っかかったんだろうな、
左耳がかゆくなり耳たぶをいじっていたら、
なにやら液体が・・・
指をみると血が付いていた。
やっばーーーっ!!
膿んだんじゃないよね、1か月は良好だったのだから。
とりあえずピアスを外そうと思ったが、
念のためネットで調べると(便利だねー、ネット)
ホールが安定していない状態で決して外してはいけない!
と異口同音に唱えている。
外すのやめた。
綿棒にメンタムを付けて耳たぶに塗りたくった。自己流。
血が出て2日経ってから、
おじさん院長が「たまにピアスをくるくる回してね」
と言ったことを思い出し、くるくる回してみた。
左耳たぶから血が出た。
ピアスの穴開け、失敗したんじゃないか・・・と疑心暗鬼になる。
だが1週間もすると症状が治まった。
2か月経ったころ、セカンドピアスをアマゾンで購入した。
そろそろ交換だ。
ドキドキする。
ピコンっと古いピアスはすぐに外せた。
しかし新しいピアスを装着するときに失敗して、
また左耳たぶから流血。
大丈夫か?左耳。
とにかく不用意にいじらないことだ。
とりあえずセカンドピアスは2か月は外さないことにした。
この歳になると何事にも慎重になるのだ。
早くピアスのおしゃれを楽しみたいが、
どうせコロナで外出できないし、マスクの紐が邪魔だしね。
新しいピアスをつけるのは来年でいいや。