毎年 ナデシコが咲くと、ここでワンたちの写真を撮るのが慣わしになっています。
今年も おとなしく写真を撮らせてくれる3頭のみ。
優雅に花浴をしているピアの所へ ちびっ子ギャングが・・・
「ママ、遊ぼう」
「しょうがないわね。」と言いつつ ピアもまんざらでもない。
日がな一日 ウィンディーが眠っている以外は こうやって遊んでいます。
ウインディーの口の中は むしったピアの毛でいっぱい。
遊び疲れて トドになっているデブリン。
7日で3ヶ月になったので 体重を量ったら4キロちょうど。
これって・・・やっぱりデブリンなのか?
まあデブのおかげで、コートはたっぷりです、今のところ。
「失礼しちゃうわね。
今からダイエットして スタンダードに入ってみせるワ」
・・・って、それ、ちょっと難しいかも。
カトレア 『ビューティフル アート』
ミニカトレアですが、とても鮮やかな人目を引く色です。
鉢が小さくて転んでしまったので、傷がついてしまった・・・

これもカトレア、多花性で、ただいま6輪咲いています。

11月に咲いたゴンゴーラ。
下垂性の地味な花だけど、一度にたくさんの花穂が出ると、シャンデリアのようで綺麗です。

らん展に出したパフィオ。
まだあと2週間くらいは咲いています。
残り3本の蕾が次々咲くから、結局2ヶ月くらいは咲いているかな。

らん展の直前に花が終わってしまったバルボ 『エリザベス アン』
一鉢に10本の花が付きました。
花の長さは20センチから大きいものは30センチにもなります。
世界らん展でグランプリをとった花です。

とても立派な朝顔の群れ。
朝顔も、ここまで高く昇るのかとびっくりです。

ほぼ3階の高さまで。
昔ながらの朝顔ではありませんね、一日中咲いているよ。

デュークは背中の辺りが、大人の長い毛になってきました。
みっしり短いアンダーも出てきたので、そのうちふんわりしてくるかな。

うちに来てから ほとんどずっと下痢気味で

今まで病院で抗生物質や消化剤や、はては虫下しももらって飲ませていましたが 効果なし。
ブリーダーさんに相談すると 原虫かもしれないと、フラジールという薬を5日分送ってきてくれました。
一日目から 下痢はぴたりと止まりました。
でも薬がなくなったら 最近またちょっと軟便気味。
ランディもそうだったけど、コリーって、おなかが弱いのよね~。
年中 快食快便のピアの

フィーちゃんのお母さんに教えてもらった葛湯をかけてやることにしました。
本葛粉をお湯でといて フードにかけてやります。
デュークは大喜びで、マイブームになりそうな気配。


土曜日には デュークの大脱走事件などがあって、疲れ果てたので
(ショックが収まればまた書くかも)
気分を変えて 久々に 我が家の花の写真を。
プレクトランサス モナラベンダー。
お店で、一目惚れして買い込んだ大株です。
濃い緑の葉の裏は深い紫で、ラベンダー色の花を引き立てます。
蘭の花が少ない時期ですが、これはシックな色合いのゴンゴーラ。
次々に花芽が出てきていますから、今からもっとゴージャスになるはず。
まだ咲いていたの、といいたくなるほど花期の長いデンドロ・ユニフローラ。
選定しなかったせいで、今年はいっぱい花を咲かせたデュランタ タカラヅカ。
先輩からもらった切り花を挿し木して、今年は立派な株になったツルハナナス。
ブラジル原産の花だそうです。
名前の通り茄子の花に似ていて、爽やかな薄紫から白に変わります。
PS
「デュークは大丈夫?」というお問い合わせを さっそく何件かいただいたので
元気な昨日のデュークをアップしておきます。
本犬すこぶる元気で 反省の色もなく遊んでおります。
今年も咲いた 我が家のささゆり。
ささゆりといえば大和を連想します。
先日NHKで 『死者の書』 という番組がありました。
『死者の書』は、「したしたした・・・」 という滴る水音の書き出しが印象的な、折口信夫の小説です。
万葉集を読んだ者なら誰でも心うたれる 非業の死を遂げた大津皇子の、さまよう御霊を描いたものです。
それを 人形師 川本喜八郎が、人形劇にしました。
その冒頭で、ささゆりを手に 舞う巫女の実写映像が流れました。
おそらくは率川神社の三枝(さいぐさ)祭りの様子だと思われます。
毎年6月17日に行われる三枝祭りでは、三輪山に咲くささゆりでお神酒を飾り
四人の巫女たちが ささゆりを手に古歌にあわせて舞を奉納します。
稚児たちもささゆりを手に行列するそうです。
いつかまたこの時期に 二上山(大津皇子の御陵があります)を望みながら
大和路を歩いてみたいものです。
(率川神社の三枝祭り)
そういえばその昔、学生だった頃
日曜の朝 目覚めて 「そうだ、二上山へ行こう。」 と思い立ち
たまたま泊まりに来ていた友人たちと 急遽出かけたことがあります。
(普段はたいてい どこでも一人で行っていました。)
最初はたいした坂でもなく、タカをくくって登り始めたのですが
次第に道はなくなり、木の根に掴まったりしながら ひたすら大津皇子の御陵を目指しました。
やっと登りついた時 登山靴のハイカーたちから
「わあ、ハイヒールなんかで来てるよ。」と笑ったり驚いたりされたものです。
自分の足で二上山に登り、皇子の御陵まで行ったのは このとき、たった一度きりです。