Blue Sky Blue

バイブルーのシェルティ ウィンディとルー、そしてコリーのデュークの田舎暮らし。

2013/5/27 別れ

2013-05-28 17:20:44 | Pier

あさ、もう一度 綺麗に拭いてブラシをかけてやり
庭の花を摘んでピアの周りに詰めてやりました。
若くて逝ったピアはコートもつやつやで 花に囲まれている姿は このまま飾っておきたいほど綺麗です。


昼食の時 主人が 「ピアのことで一番印象に残っているのは何?」と聞くので 考えていたら
自分は ピアが逃げて大通りへ飛び出した時のことだ、と。
何度 もうだめだと思ったかしれないそうです。
そう言われれば 私もあの時 暗闇の中 ピアを探して何時間も走り回り
ついに 「ぴあ、ぴあ!」と呼ぶ声に 暗い木陰からひょいと頭を出したシルエットを思い出します。
そのあとピアは全力で走って私の腕の中に飛び込んできたのでした。

あの時、そのまま見つからなければ、あるいは車に轢かれていれば、どんなにつらかったことか。
それを思えば 最期を看取ってやれてよかったと言わなければなりません。

フィー母さんが来てくれて 二人でピアの体をさすりながら
泣いたり笑ったり、ピアのいろんな思い出話をしました。
それは、とても癒される時間でした。
フィー母さんはウィンディを長い散歩に連れ出してくれました。

その夜はピアとウィンディと私と、三人で眠る最後の夜でした。
でもウィンディは寄ってこず、部屋の隅で寝ていました。

翌朝 ピアだけを車に乗せると 怒ってワンワンワンワンと吠えていたウィンディ。
夜、座ってじっとピアの空っぽのハウスを見ていたウィンディ。

Barbaraさんからもらったメッセージ。

I am so sorry.
She was an intelligent, gentle, and beautiful dog.
I am proud to have her daughter.
Peace and love to her.


2013/5/26 最後の一日

2013-05-26 14:17:35 | Pier

ピアの最後の一日を書き残しておきたいと思います。
自分のための覚え書きです、あとで非公開にするかも。

オシッコが出なくなって前夜に穿刺をして抜いてもらい、
その夜はぐったりしているので そのまま居間で寝させました。
いつもは私の布団の上で寝るのですが 歩けそうになかったからです。

座敷でウィンディと寝ていると 明け方5時ころ
ふらつき、千鳥足でやってきて 私の体にドスンと倒れこみ、そのまま動けなくなりました。
「ピア、来たの、
じゃあいっしょにねようか。」と ピアの重みを感じながらそのままの形で寝ていました。

なぜか入れ替わりに廊下に出て寝ていたウィンディが
珍しく「ウォ~~ンオォ~~~ン」と 長い間 裏声でないていました。
しばらくするとピアはえづきはじめ 茶色い液をいっぱい吐きました。
私のダウンの布団もぐしょぐしょ
諦めて起きることにして 朝から大洗濯です。
最近は怖いものなし、ダウンもドラム式の洗濯機にかけて乾燥させると ふわふわに戻ると発見。
(冬布団さえ おしめをとってしまって汚され、丸洗いして綺麗にした経験あり)

ピアはあまりひどい嘔吐はしたことがなかったのですが
一度、10日ほど前にひどくえづいた時
必死で私の膝に這い上がってきました。
「母さん、助けて」 と言いたかったのでしょう。
この夜も、気持ちが悪くて私のところへ這うようにしてやってきたのかもしれません。

朝9時にまた病院へ行ってオシッコを抜いてもらい、点滴を200ccだけ、(いつもは400)
それと制吐剤と、オシッコが濁っているというので抗生剤も注射してもらいました。

帰って居間で寝させていると落ち着いて気分よさそうにしているので kencherryさんのメロンをジュースにしてシリンジで飲ませました。
お水は嫌がったのに、メロンは美味しいのか上手に飲んだので お代わりをしてまたシリンジで飲ませました。
思えばこれが ピアがこの世で最後に口にした食べものでした。


ピアがいつも寝ているので 片づけるに片づけられないこたつ布団。


午後からはもう顔を上げることもなく 眼だけで私の動きを追っていました。
私も時々寝転がってピアと話をします。
「ピア、今度はね、ウィンディのおなかに入ってくるんだよ。
今はピアがお母さんだけど 次はウィンディの子供になって生まれてくるのよ。」などと。

もうあまり下腹は張っていなかったのですが 念のため夜7時半にオシッコを抜いてもらいに行きました。
先生は「ピアちゃん ピアちゃん」と言いながら頭をなで、抱っこして車まで運んでくれました。

前夜あまり寝ていなかったので 12時前に寝ようとしたのですが寝られなくて
やっぱりピアを連れて来て一緒に寝させてやろうと ピアのところへ行きました。
ピアは眼だけを開けて私を見ました。

制吐剤のせいで吐きはしないものの 胃液と胆汁がたまっているのでしょう
口のはたからじわじわと茶色い液が滲み出ています。
体位を変えてやると 吸水シートを敷いていたのに 下側の白いカラーは茶色くなっていました。
それをふき取ってやっていると なんだか息が荒い、
「ピア、しんどい? ピーア、ぴあぴあ」と いつものふざけた時の呼び方をしていると
不意に大きく口をあけ そのまま息が止まってしまいました。
あっ、と信じられない思いで 「ピアピア、ピアピア、」と呼ぶと 青い眼だけが少し動きました。
それが最後でした。

ウィンディは傍らで、ずっと座ってその様子を見ていました。
汚れたカラーを綺麗にしてやろうと水やセルフリンスで拭いてやっている間も、じっと見ていました。

時間がたってピアの体がだんだん冷えてきます。
でも、ふと胸のあたり、前足の間に手を入れると、とても暖かいのです。
まるでピアがまだそこにいるようで そのぬくもりから手が離せませんでいた。


あまり苦しまなかったせいか、穏やかな寝顔です。


2013/5/26 ピアが逝きました。

2013-05-26 10:39:06 | Pier

昨夜 零時30分
ピアが逝きました。

穏やかな、静かな死でした。

ご心配いただいた皆さん
たくさんの愛をありがとうございました。



我が家はいま バラやラン、そして何万本のカモミールが満開です。
もうここをピアが走ることはないけれど
せめてカモミールの花で包んで 送ってやりたいと思います。

もしかしてピアに花を贈ってあげようかとお思いの方
優しい思いだけで十分、どうぞピアが無事に虹の橋を渡りJasperたちに会えるよう、祈ってやってください。
たくさんの方の愛をいただいて、ピアは本当に幸せ者でした。

ありがとうございました。


2013/5/24 暑い一日

2013-05-24 20:54:46 | Pier

ピアを 朝オシッコに出してほかの用事をしていたら 
玄関を上がることができなかったのか 砂利の上で寝ていました。


シャンプーをしてサラサラだけど まだ下毛が抜けなくて暑苦しいデューク。


朝の薬を飲まそうとピアの口をあけたとき 歯茎が白いのに気が付きました。
昨日くらいから しんどそうです。

ちょうど1週間分の点滴や薬をもらいに行く日だったので 先生に相談してみると
腎不全のせいで 血を作ることができなくなっているのだろうといわれました。
脳や心臓、その他の臓器に十分酸素がいかなくなって 体も弱り 意識もぼんやりしてくるのだそうです。
一つ救われるのは 脳に毒素が回る尿毒症と違い、激しいおう吐や痙攣ということにはならず 次第に弱っていくので
わりあい穏やかにいけるのではないか、と。

薬をもらって帰り、点滴をしました。
昨日から立ち続けられないので 寝たまま点滴です。

7時くらいになっておしめを替えてやろうとしたら 濡れていません。
朝はいっぱい出ていました。
でもそういえば午後からあまり濡れていない。
下腹を触るとパンパンに腫れている、また出なくなっていたのです。

閉まる間際の病院に走り おしっこを抜いてもらいました。
腫瘍が広がったことと
今まで力いっぱいいきんでオシッコを出していたのに、そのいきむ力が無くなったこともあるようです。
とりあえず明日のことを決めて帰りました。

久しぶりに体重を測ったら6キロでした。

そうそう、昼間、薬をもらう時にウィンディも連れて行って耳を見てもらいました。
しきりに掻くので 耳ダニでもいるのかと。
診てもらったら 「右も左も、すごくきれいですよ。」だって。
「退屈だから掻いてたんじゃないですか?」って、かまってもらえなくてグレてたのか。

体重を測ったら10,5、デブだと思ってたけど まあまあこれくらいでもいいそうです。
ピアが食べなかったものを横で待っててはお下がりを頂いているので もっと太ってるかと思った。
でも運動不足は確かだな~


2013/5/18 いい感じ

2013-05-19 11:13:13 | Pier

ここ2,3日 ピアは調子がいいようで
a/d缶やドライの馬肺を自分から食べたりしています。

Windy 「ちょうしはど~お?」
Pier   「まあまあね」


オシッコで庭に出すと ちょっとその辺を歩いてみたり。
う~ん、でもバアさんぽいけどね。


こちらウィンディは さすがに若い。
Windy 「ねえ、どっかあそびにいこ~よ~」


2013/5/16 ピアのメロン

2013-05-16 23:46:02 | Pier

ピアの病気が判ってから お友達がみなさん心配して いろんな体に良いものを探してきてくださいます。
ピアが 先生も驚くほど頑張って 吐き気もなく穏やかに過ごせているのもそのおかげかもしれません。
本当にありがたく 心配してくださるお心に、感謝の気持ちでいっぱいです。

いただきものをあまりアップしないつもりの私なのですが
昨日の頂き物は ちょっと楽しいものでした。
ピアにとっては東京のママ、kencherryさんが立派なメロンを送ってくださったのですが 
そのメッセージ、
「ピアちゃん、奮発しました。云々・・・」
いや、それは立派なメロンで 良いのが入るまで何日も待って送ってくださったのですが
奮発しました、が可笑しくて ありがたいけどつい笑ってしまい、
なんだかとても楽しい気分になりました。
kencherryさんは 人を楽しくさせる天才です。

ピア、完熟するまでもうちょっと待とうね、
食べたら生まれたおうちを思い出すかもしれないね。

ちょっと匂ってみるピア。


私は点滴が なかなか上手になりました。

リオの時上手にできていたのに なぜピアだと時間がかかるのか判らなかったのですが
原因は ポメとシェルティの皮の厚さの違いだったようです。
こわごわあまり深く刺していなかったので 皮下のスペースに達していなかったみたいです。
最近はばっちり、5分か10分で落とすことができます。

こんなこと、上手になんかなりたくなかったよ。


2013/5/9 情報

2013-05-09 21:01:52 | Dog Friends

舞ちゃんの目撃情報が入りました。


『新居浜に近い場所で、宇佐見のスタンド付近からラブホテルの方に降りて、
次の小さな集落までの間にある畑付近と、ちょうど反対側の集落付近』 だそうです。

初めのころはおしめをしていたというから、舞ちゃんに間違いありません。
ヒート直後で 本能のままに遠くまで行ってしまったのか。
最後に目撃されたのは6日で、呼べば寄ってきて撫でられたりしていたようです。

花火に驚いて脱走したシェルティが 1か月近くかかって自宅に戻ったこともあります。
舞ちゃんも 家に向かっているといいのですが。
金曜日には朝日新聞の瓦版にのせていただけるようにもなっています。

土居と新居浜の境目近くです。
もう一息です。
お近くの方、ご協力をお願いします。


ピア。
一日食べないと思ったら 次の日にお肉をけっこう食べたり ジャーキーを食べたり。
でも
昨日の夕方 一人で私の布団で寝ている間に 血を吐いていました。
胃も、腸も、きついのでしょうね・・・

点滴をしていても立ち方に力があったのに 今はふわふわしています。
一昨日まで 夜の散歩もウィンディと行きたがったのに 昨夜はもう出てきませんでした。
一日一日、できることが少なくなってきています。

でも今日は 夜になって半生のフードを食べました。
まだ大丈夫。
ピア、何が食べたい?
フィー母さんが美味しいアイスとチーズケーキを持ってきてくれたよ。


2013/5/6 連休最終日

2013-05-07 11:09:15 | Pier

連休最終日の6日は 急に暖かくなってお天気も良く
先生が 「家で簡単になら洗ってやってもいいですよ。」と許可もくれていたので
「今日しかない。」と、超速攻、15分くらいでシャンプードライをしてみました。
おしり周りの毛はカットしてあり、おしめもマメに替えているのですが やはりオシッコの臭いが残るのです。
点滴の傷が心配なので抗生剤を飲ませ、下半身だけシャンプー。
上半身はシャワーでお湯を流すだけ。
でもさっぱり、気持よくなって良かった。
疲れてなければいいけど。

体重は金曜日に病院で測ったら 7kgを切ってしまいました。
先生が、「自分の体を燃やしていってるからね~。」と。
「先のある子なら点滴で栄養を入れるけれど。」とも。

何をしてもいい、何を食べさせてもいい、ということは 裏返せば何もできない、ということなのでしょう。
でもリオだって 先生が諦めてから1年近くがんばりました。
ピアもまだまだ大丈夫。


2013/5/5 トト君

2013-05-06 13:20:49 | Daily Life

4日、土曜日に 九州のトト君が お里帰りのついでにピアのお見舞いに来てくれました。
世間はゴールデンウィークなのですね~。

トト君はウィンディと同じ、ヘンリー君の子です。
ヘンリーっこのトライはみんなお父さん似で 派手ですね。
1歳ですが毛量も多くてとてもきれいな子でした。
うぃn

すぐヘタってしまうシェリ。
トト君不思議そう。


トト君のパパとママ、ピアのことを心配してくださってありがとうございます。
ご主人のお里は広島というから ひょっとしたらソフィーちゃんにも会えるかもね。

2日間食べなかったピアは
何を思ったか急に昨夜から生の牛肉を食べ始めました。
和牛の切り落とし。
今日はフィー母さんが持ってきてくれた雪割り人参のジュースとカステラも少し食べました。
何も食べない日は もう明日にでも死ぬんじゃないかとハラハラするのですが
食べてくれると 「ひょっとしてこのまま治ったりして~♪ 」などと気分がハイになります。
薬は 吐き気止めとリンの吸着剤を ハーゲンダッツのバニラに練りこんで上あごに塗ってやります。