愛をさがす毎日

ADHD・アスペルガー・離人症・うつ病な私の自己満足ブログ

Watching The Wheels/ジョン・レノン

2010-10-17 10:33:32 | 音楽


 「傍観の余生」

みんなは僕がやってることが気違い沙汰だと言う
ダメになっちまわないようにと いろんな警告をしてくれる
僕が大丈夫さと言うと変な顔をして僕を見る
「もはやゲームをしてないのだからあなたは不幸なんだきっと」

みんな僕が夢想家の怠け者だと言う
もっと利口になるようにといろんな忠告をしてくれる
壁に映る影を見つめて僕は満足だと言っているのに
「パーティを退席したあなたはかつての隆盛が恋しくないのかね」

僕はただ座って車輪が回転するのを見ている
見てるのがほんとに好きなんだ
もう自分がメリーゴーランドに乗ることはない
勝手に回らせておくんだ

みんなは混乱のあげくの質問を投げかける
僕は言ってやる、問題はない、解決だけがあると
するとみんなは頭を振って僕が気がふれたかのように見つめる
僕は言ってやる、急ぐことはないと
僕はただ座って刑期を勤めているだけだと

僕はただ座って車輪が回転するのを見ている
見てるのがほんとに好きなんだ
もう自分がメリーゴーランドに乗ることはない
勝手に回らせておくんだ

勝手に回らせておくんだ
勝手に回らせておくんだ   (訳・岩谷宏)

【ジョン曰く、5年間の空白について語ったノベライト・ソングである。ジョンは1975年10月9日にオノ・ヨーコとの間に息子ショーン・レノンが誕生すると1980年まで、一切の音楽活動をやらずに主夫として平凡な生活を送っていた。そんなジョンの主夫生活を「最近のお前は狂っているんじゃないのか?」「かつての全盛期が恋しくないのか?」と怪異な目で見る人たちに対して「大丈夫さ、今は幸せさ」と答えるが「君が幸せなわけないだろ?」と返され、(世の中を車輪[ホイールズ]、メリーゴーランドに例え)「僕はここに座り、回る車輪を眺めるだけ。こうしているのが好きなんだ」「メリーゴーランドからはもう降りた。後は勝手に回ってくれ」とあきれる、という歌詞である。1979年にオノ・ヨーコと共に発表した「愛と沈黙のメッセージ」が歌のベースになっているという説もある】wikipediaより

ちょうど一週間前がジョン・レノンの70回目の誕生日でしたね。

“Watching The Wheels”は、ダブル・ファンタジーの中の曲です。

しかし40歳で、こんなに枯れてたんですね。ある意味幸せだったんですね。

明日、ビートルズの赤盤青盤のリマスター盤が発売だそうです。
コメント (4)
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