愛をさがす毎日

ADHD・アスペルガー・離人症・うつ病な私の自己満足ブログ

男はつらいよ

2010-08-12 21:56:32 | 雑感
名古屋市千種区の東山動物園ニホンザル舎で、飼育されている雌ザル11匹とおり越しの“お見合い中”だった野生の雄ザル「ムコドノ」が10日、屋外の運動場に放たれ、群れに合流した。これで来園者にも正式にお披露目となったが、“期待の新人”は隅に隠れておびえたまま。リーダー格の雌ザルらに威嚇されたり、追い掛けられたりと、厳しい洗礼を浴びた。

 雷鳴がとどろく中、午後1時すぎに寝室の扉が開き、元気よく飛び出したムコドノ。しかし、一目散に観察用デッキの下に潜り込み、時折、様子をうかがうように、まだ子どもであることを示す白い顔を出した。飼育員らは心配しながらも「予想どおりの行動」と苦笑いする。

 休園日の9日に試験的に合流させた時も、ムコドノは当初、同じような反応を見せた。しばらくして、リーダーの「ツボネ」ら群れ上位の雌ザルが追いかけ回すように。夕方までに4回、ひっかかれたり、かみつかれたりして、ムコドノの顔には痛々しい傷が残る。

 だが“救いの女神”もいる。10日も、追い掛けられて寝室に逃げ込むムコドノの後を、ついていくサルの姿があった。群れの中では体が小さくて弱い、その名も「ヨワミ」。ぴったりと寄り添っていたという。

 ムコドノは4月末に同園サル舎へ入り込み、7月12日から、飼育中の雌らとおり越しに顔を合わせていた。ムコドノは推定5、6歳。人間に例えれば、男子中学生が、40~50歳代の女性の集団と渡り合うようなもの。それでもヨワミとは肩を寄せ合うように横に並び、一緒にいる時間も日を追うごとに長くなっていった。このため同園は合流を決め、今後も見守りながら、一緒に飼育する方針だ。

 飼育第一係長で獣医師の茶谷公一さん(43)は「サルは縦社会で、リーダーが力を誇示するのは当然の反応。ムコドノが成長して争いに勝つなど、群れで認められるしかない」と話していた。8月11日中日新聞より

*・*・*
東山動物園ももうずっと行ってないけど、昨年はニホンザルの脱走騒動があり、今回のサルの場合ははぐれた野生のサルが仲間を求めて侵入したケースでした。
http://www.nagoyanavi.jp/topix100712.htm

はぐれたアウトローが、また社会生活を始めようとすると、いろんな意味で障害がありますよね。

なんかこの「ムコ殿」感情移入してしまいます。

でもお局様の中にも、立場の弱いメスもいて「ムコ殿」にシンパシー感じて、寄り添っているそうです。なんだか身に詰まされるなぁ。動物の世界に人間社会の縮図を見る思いです。

野良猫を見てても、やるせない時があります。

うちの庭に来る“しっぽ”ですが、うちの界隈のテリトリーのボスを追い払ったものの、

メスには嫌われてて“しおしお”からは、いつも猫パンチを食らわされてます。

どんな強いオス猫も、メスには弱いんですね。

やっぱり実質、縄張りを仕切ってるのはメスなんでしょうね。

群れのトップが替わっても、何にも体制が変わらないどこかの国みたいです。

パフェの上に乗っかってるサクランボをイチゴに変えただけで、土台のパフェは何にも変わりませんもんね。

コメント (2)
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