愛をさがす毎日

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直葬

2009-09-22 12:22:41 | ニュース関連
【直葬 ~消える弔い~】(上)消えてしまいたい(産経新聞) - goo ニュース

ちょっと寂しい話ですが、「直葬」という言葉を初めて知りました。

よく密葬というのは聞きますが、密葬は本葬を想定して、その前に家族内輪だけでの家族葬を…みたいな意味合いなんでしょうね。

この間も、義父のお葬式は家族葬でしたが、それでも子供たちをはじめ、兄弟・親戚に囲まれ、心温まるいいお葬式でした。

でも“直葬”というのは、もっと簡素で、あくまで「通夜や葬式をせず、火葬と納骨だけ」…なんだそうです。

葬儀屋さん関係に「自分が死んだ時は“直葬”でお願いします」と、生前予約を入れているお年寄りも少なくないそうです。「NPO法人りすシステム」生前契約

「葬式も戒名もいらない。死を知らせる親族は最小限。親しい知人らには納骨後に知らせて。家は取り壊して更地にしてほしい」
 
「葬式をすることで、親族や他人の時間を拘束したくない。誰にも迷惑をかけないで、消えるように死にたいの」
 
「死後に若い人たちに迷惑や負担をかけるのは耐えられない。自分は十分幸せに生きてきた。最期は高温で火葬してもらい、灰になって消えてしまいたい」

と“直葬”を望むお年寄りの談だそうです。

だけど、生きてるうちに、「消えるように死にたい…」」とか、「葬式まで人の世話になりたくない…」っていうのは裏返しで、

本当はどこか愛情を求めてるのかも知れませんね。

私も自分の葬式は“直葬”でぜんぜん構わないけど、個人主義がどんどん進んでいきそうですね。

これから先、お葬式は“直葬”が主流になる日も近いかも…。

でもお葬式は、故人の為じゃなくて、残された遺族の為にあるような気がする。
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