歴代のBMW3シリーズE36、E46の4気筒車を乗り継ぎ、この度三代目E90の4気筒車を購入した4気筒バカです・・・
BMW 4気筒で行こう!



先日シュナウザーさんに「RFTは構造上から意外にも17インチよりも18の方が多少あたりが柔らかいそうです」というコメントを頂いて、以前代車で借りたMスポ+18インチの方が自分の17インチより乗り心地が良いと感じた答えを教えて頂いたような気分になったのですが、その後「最近のランフラットは一体どうなってるんだろう?」と気になり始めました。

残念ながら自分の履いているContiSportsContact2 SSRは、乗り心地の面ではラジアルには敵わない気がしてますが、高速パンク時でも安定して走れるというコンセプトは素晴らしいと思っていますので、「(軽くて)乗り心地の良いランフラット」があればもっと普及するはずだと感じてます。

という事で改めてランフラットの勉強をする事に(笑)

もともとこのSSR(Self Supporting Run‐flat Tire)はブリジストンの開発した技術というのは有名な話ですが、コンチネンタルにもCSR(Conti Safety Ring)という技術があり、2001年から3年間という期間で相互ライセンス供与をしていたそうです(2002年には横浜ゴムも販売促進面で参加)。

SSRはサイドウォール強化で、CSRは鋼鉄リングを内側に設ける事で共にパンク時の走行を補助する働きをもっていますが、扁平率が30から55程度の扁平率の高い(訂正:低いの間違いです)スポーティなタイヤにCSRは向かないようですので、E90/91/92などにはSSRのタイヤが採用されてるみたいです。

ちなみに国内ではあまり問題にならないパンク後の走行距離ですが、欧州では長距離走行が多い為、ランフラット搭載のBMWにもスペアタイヤを積んでるユーザが多いらしいですね。

という事からSSRはCSRに比べてパンク後の走行が短いのが課題のようです(SSR-最高90㎞走行で約80㎞/CSR-最高80㎞走行で約200㎞)。

ただ、2007年にはブリジストンがSSRの走行距離を伸ばす為に、COOLING FIN(クーリングフィン)という技術を開発した様でして、タイヤサイドの表面にスリット加工を施す事で屈曲変形による発熱を抑えられ耐久性が上がるらしいのです。

どうやらこのスリット加工のお陰で従来よりもサイド補強ゴムを薄くすることが可能となる為、軽量化や乗り心地性能向上にもつながるとか。

ちょっとこのヒダが気持ち悪いって感じもしますが・・・(汗;)

新しいPOTENZA RFTは性能と乗り心地を両立したタイヤになるかも知れませんね~

※本文内の画像はブリジストン社、コンチネンタル社のWebからお借りしました。



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