昨日と今日はあまり天気が良くなかったので地元の横浜~戸塚~本牧周辺をブラブラしていましたが、代車の323iで約200㎞ほど運転しましたので、インプレッションを書こうかと思います。
さて、323iが320iと違う点は幾つも見つかりましたが、とにかく一番感じたのは太いトルク感です。
停止状態からアクセルを踏み込んで1500回転ほどまでのスムーズさはむしろ320iの方が扱いやすく、323iでは最初少し気を使って開度調整しないとギクシャクした動きになりがちです(特にDモードでは2000回転前後でシフトアップしますが、最初から思いっきり踏み込むと少し強めのキックダウンが起こります)。
ところが、そこから更にアクセルを踏み込んでいくと微かなクィーンという澄んだ音とともに何処までも加速していきそうな太いトルク感が発生し、しかもその回転フィールは本当に滑らかそのものでした。
又、エンジンブレーキの効きが滑らかなのも特長で、初期4気筒車のバルブトロニックで御法度だった急にアクセルOFFするような走り方をしても、これまたキューンという甲高い音とともに滑らかにブレーキがかかります(これは現行の4気筒車でも同様ですが、更に滑らかにかかります)。
エンジンスペックだけを見ると320iとそんなに大きく変わらないのですが、フィーリングは全く別物でした。
スペック比較 323i 320i
エンジン型式 N52B25A N46B20B
最高出力/回転数 177ps/5,800rpm 150ps/6,200rpm
最大トルク/回転数 23kg/3,500rpm 20kg/3,600rpm
足回りについては、試乗車がノーマルサス+16インチだったので純粋な比較は出来ませんが、6気筒特有の重さは感じられるものの、それ以上のパワーがある為、回頭する時にもたつくような事はありませんでした。
更に今回びっくりしたのが、ノーマルサス+ブリジストンPOTENZA RE050 RFTの出来です。
以前ノーマル車を試乗した時は、サスはフワフワし、更にRFT特有のレールの上を走っているような感じが拭えませんでしたが、今回のこの組合せ本当に良く出来ています。
masao7さんのブログでも紹介されている通り、このタイヤ剛性感が強いのですが、ノーマルサスとの相性がぴったりで、上下に揺れるような変な挙動がありません。
又、頭が重いせいもあってかコーナーではしなやかに踏ん張りをみせてくれるので、曲がるのが楽しくて仕方ありませんでした。
やっぱり足回りはサスとタイヤの組合せが重要なんだなぁーと強く感じました。
ただ、敢えて欠点を言うとすれば、当たり前ですが燃費は悪かったです(私の走り方で320iは8.6㎞/㍑平均が323iでは6.4㎞/㍑平均でした)。
今回試乗させてもらった事で、6気筒の良さを理解出来たとともに、今後自分の4気筒をどうしていこうかという方向性が少し見えてきた気がします。
追伸
折角の機会だったので、ドライブ中に6気筒のエンジン音を取ってみました!^^
ご興味のある方は"4気筒で行こう みんカラ版"に掲載しましたので、ぜひご覧になって下さい。
http://carlife.carview.co.jp/User.asp?UserDiaryID=2788622