with遊ママのあれこれ

50才過ぎてカフェとホールの店を開きました。時々ですが、日常のこと、店のあれこれを書いていきます。

鹿角名産

2010-10-24 08:13:47 | 鹿角市
江戸時代の小説が好きで「藤沢周平」、「宇江佐真理」の文庫本は
ほとんど読んでいます。
最近は、女性の作家さんが増えてきてどれを読もうか、迷うほどです。
その中で、高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズを読み始めました。
私も料理人の端くれに仲間入りしていますが、料理人としての
心構え、また手を掛ける料理の話など、教わることがいっぱいです。

4冊目の「今朝の春」に「ははきぎ飯」というのがあります。
「ははきぎ」とは「ほうきの実」今では「とんぶり」という名で出ています。
これは、腎臓の浮腫に利く漢方薬になるそうです。
その物語に「鹿角」という地名が出てくるのです。
作者は兵庫県の方。
今まで何十冊もの本を読んでいますが、時代小説に鹿角という地名を
見たことはありませんでしたから、えっ?と読み直したほどです。
飢饉で食べるものがなくなったとき、ほうきの実を食べたのが
米代川、上流の鹿角地方の人たちだったとか。
その乾燥した実から、あのグリーンの実を出すのは大変な
苦労しなければならないということ、初めて知りました。

好んで食べませんが、長芋と合わせポン酢で食べる。
鹿角名産の「とんぶり」、きりたんぽと一緒の付け合せに出したいです。

この秋から山ブドウを原料にした「十和田ワイン」を出そうと思っています。
鹿角市花輪のマルコー食品さんが酸化防止剤、保存料などいれないで
作っている、自然の味そのものがするまろやかなワインです。
http://www.h2.dion.ne.jp/~iwanagay/towadawine.htm


最新の画像もっと見る

コメントを投稿