「差不多」的オジ生活

中国語の「差不多」という言葉。「だいたいそんなとこだよ」「ま、いいじゃん」と肩の力が抜けるようで好き。

「道は開ける」

2008-07-16 | 
まあ、有名すぎるほど有名なデール・カーネギーの「道は開ける」。「悩み」への対処法、ノウハウをまとめたロングセラーですよね。てのはあまりこうしたハウツウ的というかビジネス書とういうか、まあ「成功書」みたいなものは読まないのですが、尊敬する知人に薦められて手に取りました。

一日ごとに考える、忙しくする、文書にするとか、よく言われたり、実践したりすることを体系的によくまとめていると思いました。ただ、日本や中国に関する話の中にちょっと引っかかる部分あって、少し鼻白む部分も。いわゆるポジティブシンキングのように自分自身のものの見方を変えることが重要というのはある意味わかるのですが、現実社会、生活を変えるべき場面で、その「自分が変われば…」というのはちょっと違和感がありました。

とはいえ、こうした本を手にしたぐらいだからなんとなくお分かりかとおもいますが、珍しくちょいと考えることがありまして…そんな状態の私には確かに役に立つ部分がありました。安心感を得たというか、誰もが直面すること、と再認識したというか。誰もが抱える共通の課題だからこそこうした本がロングセラーになっているのでしょうね。奥歯にモノがはさまった書き方、恐縮。

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2 コメント

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Unknown (jamsession123go)
2008-07-16 22:34:31
こんにちは。
「道は開ける」の方は未読ですが、同じ著者の「人を動かす」は読みました。
素晴らしい本だと思ったけど、なかなか実践できないものです。
「道は」の方も読んでみたいと思います。
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jamsession123goさん (ての)
2008-07-17 21:47:12
「人を動かす」とは表裏一体の著作です。この本の実践は、みな意識的か無意識かは別にして実践している部分と、「そりゃあ、できないよ」の部分があると思いましたよ。
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