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フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

セビージャ21日目 金曜

2016-10-17 | スペイン2016
振り返りになるけど、金曜の出来事を。
いつもようにプレ朝ご飯を食べてから、更にレッスン前のdesayuno。高めかな?と思って敬遠していたカフェに入ってみたら、意外に安く(トースト半分とカフェコンレチェ 1.7ユーロ)、雰囲気も良し!まだまだ読みが甘かった。


フェリペのレッスンは最後。個人レッスンよりクラスレッスンが好きで、しかも部屋の隅の方が落ち着く私が、よく頑張ったなー。
「君は自分のバイレを構築しなければならない」他、これからの課題を貰えた。

夕方、アルムデナのクラスへ。昨日進んだパソが左の耳から入って、身体に落とし込む前に、右の耳から抜け出てしまうこちらが出来てようが出来てなかろうがお構い無しで進む。とにかく速いっ!汗だくの終了後、忘れる前に自分を録画していた。その時、アメリカ人と思われる子に小部屋へ引っ張られ、録画するから一緒に踊って欲しいって。えー?!貴方めちゃ踊れる人やん!なんで私??とにかく今日が最後で明日帰るからって事なので、彼女の記憶を補うべく(←かなり微力〜)一緒に踊った。そんなこんなで帰りがけにバタバタして、自分の鞄をスタジオに置いたままだったことにハッ!と気付き、小部屋へiPhoneを置いたまま鞄を持って出てきてしまったのである。
気が付いて引き返した時には、無情にもスタジオのシャッターは下りていた。あー!!やってもーたっ!!夜のクラスがあるだろうと思って、スタジオの前で待ち続けたが、誰も来ない。今晩はタブラオを予約していて、フルートの先生と待ち合わせしている。どうしよう、もう向かわなきゃ!メモを書いて、シャッターの下から差し込んだ。
かなり心が折れた。

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参った!けど、もう大丈夫。

2016-10-17 | スペイン2016
先週金曜の夕方のレッスンが終わった後、ちょっとドタバタする事があって、iPhoneをスタジオに置き忘れてしまった!!気が付いて戻った時には、閉まっていた。
今、月曜の朝、運命の日。iPhoneが手元に戻ってきた。あーーーー良かったぁ!!
この土日、どれだけ不安で過ごしたことかっ。
ホッとして、ドドーッと疲れが・・・。
途切れていたblog、またちょこちょこUPします。

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セビージャ20日目 木曜

2016-10-14 | スペイン2016
フェリペのレッスン開始時間が遅いので、朝はかなりゆっくり出来る。ミリアムにずっと見張られている様に感じていたが、何か困った事があったらいつでも助けようとしてくれているのは確かだ。だから、些細な事でも聞いて見ることにした。私が何をしたいのかがわかると、安心するみたい。
ミリアム男っ気無し。イヌの散歩以外は出掛ける様子も無く(←それも私が部屋にいる場合は大急ぎで帰って来る)、いつもテレビとイヌをお相手に喋って鼻歌を歌っている。
レッスンまでかなり時間があったけど、早目に出る事にして「今日はクラスいっぱいあって、友人と会う約束もあるから帰りは遅くなる」と伝えた。自由に羽を伸ばしてね、ミリアム!

そして実際は、クラスいっぱい取っていないのでフェリペの後に自分の練習用に予約していたスタジオも早く切り上げて、まった〜り休んだ


今日のコンチャのクラスは、3回目にしてストーンと腑に落ちた。
まず、10分前に行ったらスタジオが開いてなくて、外で立ち話。まだレブリハに来なさい、の話が続いてるぅ!車を運転してきた娘さんを指して、彼女がカンテも教えるから、って。その時、スタジオの外だと素直に聞ける自分に気付き、なんでかなぁ?と思っていた(まぁ私は、来週帰るから関係無いんだけど)。
10分遅れで始まったクラスは、今日はパルマから。そしていつものように、レッスンとお話が繰り返される。突然、アッ!ここはスペイン時間なんだ、このレッスンは完結型じゃなくて、皆でコンチャに疑問をぶつけながら、ゆっくり歩んで行くクラスなんだ!と気付いた。
いつの間にか私は、日本でのクルシージョみたいに、期限付きの短時間に多くのものを求めてガツガツしていたんだなぁ。(だからスタジオの外では、何も求めていないから素直に耳を傾けたのだ)
コンチャが今日言っていたこと・・・ペルソナリダーが大切!東京のコンチャは要らないのよ、って。フェリペも私に、何度も何度もペルソナリダーを求めてくる。コピーはダメだ!って。

ミリアムに帰りが遅くなると言って出てきたのは本当で、レッスン後に待ち合わせ。かつてフルートを習っていた先生が世界一周旅行中で、ついにセビージャにやって来るのだ。スペインは28ヶ国目ですって。サンセバスチャンで美食を堪能し、バルセロナ観光を済ませてきた先生に、セビージャはどう映るのだろう?
とりあえず今日は、一緒に食事をして、大事な任務を果たした・・・というのも、先生は旅行の最初の方で、タイで盗難に遇い、クレジットカードを失くしたのだ。旅先で発行してもらった仮のカードは期限があるらしく、再発行のカードは日本の自宅にしか送ってもらえないとの事で、私が日本から運び屋を務めたのである。無事に渡せて一安心。

先生のblog写真は美しい。いつもこんな感じで撮っているのね



何度かお昼ご飯に利用していたタベルナに行った。食事は喜んで貰えたようだ。
ここでは、木曜にフラメンコもある。お客さんがセビジャーナスで参加する事も。



ホステル前に送り届ける。6人部屋です、って。コンセントとか取り合いらしい。


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セビージャ19日目 水曜祝日

2016-10-13 | スペイン2016
今日は祝日だが、フェリペのレッスンは有る。いつもより少し閑散とした道を歩いてタジェールへ向かった。
2人きりのレッスンに、ちょっと慣れてきた。照れるくらい密着して、互いの身体を触りながらやるのも(←全然やらしくないけどねっ)、フェリペから目を逸らさずに歩かされるのにも、抵抗なくなってきた。昨日は「何歳なの?」と聞いてきた。さすがに言えない!!スペイン人から見たら、相当若く見える筈なので、ドン引きされるのが嫌なのだ。フェリペは32歳で子供2人いるらしい。私はずーっと歳上だと言うと、信じられない!って。じゃあ42歳?・・・NO!もーっと上よ、と言うと困惑していた。どうでもいいけど、カリーニョって呼んだら喜ぶと思ってない?カリーニョ連発・・・yukikoが覚えられないだけじゃん。
今日はさすがに振付が進んだ。yukikoの得意分野だったので、フェリペ先生も楽しそうで、珍しくビエン!と言ってくれた。


アルムデナのクラスは休みなので、今日はのんびり出来る。あそこへ行ってみよう!

上に登れる事を知ったので、行ってみたら行列が出来ていた。お天気も悪いし、平日に出直すことにしよう。
次はフラメンコ博物館へ向かったいつ誰が出るのかを知りたくて。ここのタブラオは大人気で、いつも3ステージ売り切れになるらしい。今日もsold out!すごいね。私の様子を見ていた館のおじ様が、「君はお目当てのアルティスタがいるのか?電話して、いつ出るか聞いてあげるよ」と親切に声をかけてくれた。お目当てと言われると、限定出来なくて困った。

その後雨が降ってきたので、夜はピソでゆっくり過ごす。ミリアムに少し慣れてきた。やっぱり気を使うのだ・・・向こうも初めての日本人に戸惑っている様子。
洗濯が一回6ユーロと言われた時は驚いた。でも私が忘れていただけで、元々明記してあった。6ユーロという金額も、コインランドリーと同じだから納得出来る。それより「今は見ての通り、ガイドの仕事が無いから、お金も無いのよ。だから洗濯は水を使うでしょう?だから6ユーロ貰ってるの」と説明されるのが、なんだか・・・居心地悪い。こちらでは洗濯は、一悶着あるけど(笑)セニョーラが懐かしいよ。
その他色々、いちいち気にしてられないけど、サロンで一緒にご飯を食べてテレビを観ているうちに、なんとなくミリアムという人への接し方が掴めてきたような気がする。懐メロの番組見て、ゲラゲラ笑って歌って、ちょっと変わった面白い人!


出そうと思って買っておいたハガキ、やっと書けた。

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セビージャ18日目 火曜

2016-10-11 | スペイン2016
新しい滞在先の部屋は、大通りに近いので夜中まで騒々しい。前もってレビューで知っていたので覚悟していたが、持って来たつもりの耳栓が見当たらず、なかなか辛い。窓の方に足を向けて寝る事にしたら、ちょっと改善。思い切り寝坊して、いくぶんスッキリした。

滞在先の犬、いい子!

個人レッスンに行くのが気が重たくて、あらためてフェリペの動画を観てテンションを上げようと目論んだ。何故この人に習いたいと思っていたのか?忘れてる・・・観ると確かに、私の欲しいものがある。やっぱり習いたいー!!
行くと、フェリペは振付を進めず、私の弱点の指導に終始。良い所と悪い所をあげて説明してくれた。私のフラメンコ人生は、良いところだけを活かしてやって来れた気がする。
泣きそうだけど、悪いところに真剣に取り組まないと先に進めない。振付じゃなくて、こういう問題を突きつけられた事が、今回セビージャへ来た意義なのかもしれない。私はラッキー!!と思うことにしよう。

スタジオまで通う道。




夕方、コンチャ2回目。やっぱりお話の時間が長くて、大半をジッと立っている事になる。けれど振付は、めちゃめちゃ丁寧に、何度も踊って見せてくれるのがいい。(そこにいくまでが長い〜)とにかく観察した。自分が踊ると、重みが足りない。
誰かが「ソレアを習いたい」と言った時から、レブリハに来なさい〜の営業が始まり、それは帰りの更衣室まで延々続いた。

帰り道、頼まれている靴を買う為、セノビージャを目指して大急ぎで街を突っ切る。ふと、バルの中で飲んでいる日本人と目が合った。あ!ゆみこさん!!ファン・ポルビージョのライブの時にお世話になった方だ。ゆみこさん出て来てくれて、そのまま靴ゲットまでご一緒して下さった。お陰で店の場所に迷う事なく、スムーズに購入に至る。お店の方も日本人で、セノビージャを愛用していた頃は、日本からのメール注文でお世話頂いていた方だった。私の名前も覚えていて下さったので、今は履いていない旨を正直に伝え、その理由は、足幅に合わせると踵が脱げるようになったから、と言うと、セノビージャ日本店なら、踵の型だけで6種類あるんだとかでオススメされた。スペインには無くて、日本には有るんだ!
そのまま、今度は自分の靴を探しにベゴーニャ・セルベラを扱っている店へ足を延ばした。お店に置いてるのは、タコンが細くて高いのが主流で、私が履く5センチのノーマルなタコンは注文するしかない。持って帰りたい派なので、あきらめた。
滞在先がショッピング街に近くなったので、ようやく買い物に気が回るようになった。



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