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趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

WINGS AT THE SPEED OF SOUND / T.Jones Collection

2010年06月21日 | 西新宿系
今年前半、たいそうな話題となった、ポール・マッカートニーの元ローディ、トレバー・ジョーンズ所有のコレクションから流出した、「WINGS AT THE SPEED OF SOUND」関連の音源集

プレスで出たら聴いてみるかと思いつつ、なかなか手がでなかったものの、イエロー・ドッグ系列のAudiofonレーベルから廉価なタイトルが出ていたのでゲット

残念ながら先発タイトルと比べるとセッション・テープのうちツアー・リハーサル音源の「Richard Cory(スタジオ録音バージョン!、これは聴いてみたかった)」、「Suicide(即興的というから、これはまあいいか)」、「Stealin’(デニーのリードだから、ま、いいか)」の3曲が未収録。
代わりに76年のカナダはメイプルリーフガーデンでのライブ音源を4曲と、「Must Do Something About It」、「Beware My Love」の別イコライジング・バージョンを収録。

このアルバムのサブタイトルに「Trevor Jones Collection vol.1」とあるからもしかしたら続編に、ここに未収の3曲は含まれるのかもしれない。

そうは言ってもこの流出音源の魅力は損なわれることなく、高音質でこれまで聞いたことのない「音」を楽しむことができます

一番の衝撃は、「Must Do Something About It」のポールがボーカルをとったバージョンか
リリースされたバージョンはご存じのとおりドラマーのジョー・イングリッシュがボーカルをとっていますが、ここではポール。
あくまでもレコーディング前に仮歌を入れたような、サラっと歌い流す雰囲気ながらもジョー・イングリッシュのトロピカルなムードとはまるで雰囲気が違うので、一瞬別の曲かと思ってしまうほど。
ジョー・イングリッシュ・バージョンも相当いい感じだとは思うけど・・・

そして個人的に大ヒットだったのが、「Silly love Songs」のベーシック・トラック。
華やかなストリングスと、ブラス・セクションの音が全く入っていない、まったくの初流出音源!。
さらに印象的なブラス・セクションのパートを、ポールがスキャットで「チュッ、チュッ、チュルルルル~」と歌っていて、可愛いらしい、と言うかお茶目と言うか、仮歌を入れてあるだけなんだけど、妙にポールっぽさを感じさせてくれて、この一曲のためにこのCDを買ってもいい!と思わせるトラック

他にも「Let Em In」のリハーサル音源、「Beware My Love」のインスト・バージョンや別テイクなど初流出貴重音源の目白押し。
ポール・ファンにはぜひとも聴いてみて欲しい一枚。



ポールとトレバー・ジョーンズ。

追伸:渡英組のみなさん、楽しい思い出作ってきてください!。

Wings At The Speed Of Sound Sessions from Trevor Jones Collection vol.1
01.LET EM IN (TAKE 1,SEPT 1975)
02. THE NOTE YOU NEVER WROTE (NO STRINGS)
03. SHE’S MY BABY (TAKE 1)
04. BEWARE MY LOVE
05. WINO JUNKO
06. SILLY LOVE SONG (NO STRINGS OR HORNS)
07. TIME TO HIDE
08. MUST DO SOMETHING ABOUT IT (PAUL VOCAL)
09. BEWARE MY LOVE (COMPLETE INSTRUMENTAL,FROM ACETATE)
10. SHE’S MY BABY (VERSION 2)
11. LET EM IN (LIVE) 12. TIME TO HIDE (LIVE)
13. SILLY LOVE SONGS (LIVE)
14. BEWARE MY LOVE (LIVE)
15. MUST DO SOMETHING ABOUT IT (SAME AS TRACK 08,diff.EQ)
16. BEWARE MY LOVE (SAME AS TRACK 04,diff.EQ)

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