With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

船橋ナイト ~ガックリ編~

2006年04月05日 | 仕事
今日は千葉で得意先との懇親会。
仲の良い業者同士でと思っていたけれども、異業種のメーカーさんばかりのちょっと
形式ばったものになった。

一件目は、地元では有名という、お豆腐屋さんがやっている小料理屋さんみたいなところにいった。とろけるような刺身湯葉や、出来立てのおぼろ豆腐、豆腐の田楽やら、豆腐を素材にバラエティに富んだレシピでなかなか美味しかった。なんというかお腹に優しいというか、久しぶりにまともな食べ物を口にした感じ。
ちょうど雨降りで気温が低かったせいもあって、日本酒がとても合って美味しかった。

でも、いくら豆腐料理の専門店といっても、さすがに豆腐ばかりでは飽きてしまう。で、途中に出てくる焼き鳥やら、お造りが、これまた際立って美味しく感じられて美味しかった。
中でも美味かったのが、恥ずかしながら初めて食べたもので、「のれそれ」というもの。
お品書きに「のれそれ」と書いてあるのを見て、なんだこりゃ?、と注文してみた。
穴子の稚魚だそうで、足が早いらしく、あまり広範囲には出回らないものとのこと。
白魚の踊り食い(実際には活きてないけど)みたいに酢醤油でつるり、と食べるメニューだったけど、しっかり脂の味もして美味しかった

お客さんと同席という場面ながら、美味しい食事を楽しんだ後・・・、当然一次会で終わるわけもなく、男だらけの8人で二次会に繰り出すことになった。
「いきつけのスナックがあるんですよ」と、ある飲料メーカーさんが切り出し、じゃあ、まかせてみようと、そのお店に行くことになった。
雑居ビルの中に入ったその店は、いかにもなネオンが輝く、まさに「男の終着駅」系な佇まい。エレベーターの扉が開くとすぐに店内!。

30代後半の恰幅のいいママさんに導かれ店内へ。なんだか懐かしいというか、ここだけ時間が80年代でストップしているような雰囲気・・・
白いビニール革製のソファに、ガラスの天板のテーブル、壁には定番のクリスチャン・ラッセンのポスターが。
「ごめんねえ、今日、女の子3人しかいないの~。」でも、どう見回しても店内には女性は2人しか見当たらない・・・

そこそこ一軒目で飲んできたので、ウィスキーのボトルを頼んだ。すると氷と水と一緒に出てきたウィスキーは、どう見てもラベルのない、詰め替え用のボトルに入ってる!。うっそー。運んできてくれた自称女の子二人も、前髪がなんだかツンツンしてて、昔の工藤静香みたい・・・。元ヤンというか、まだヤン?って感じだ。
水割りを作りながら「お客さんって、私よりちょっと上くらいかなあ?。」って…、カンベンしてよ、どう見てもあなたの方が上でしょ。なんだか突っ込むのも面倒臭くなってきた。
カラオケでも歌って、時間を早くやり過ごそうと思い、ママに注文すると、「1曲100円になります」だって。今時懐かしい・・・。小銭をジャラジャラ鳴らしながら、ちょっとヤケ気味に歌うこと1時間、ようやく2次会もお開きの時間に・・・。
会計時にちょっとトイレに入ると、そこにもこれまた懐かしい80‘sグッズの「金のなる木」が。さらに、壁の張り紙「女の子募集!。明るくって、おしゃべりの好きな女の子待ってま~す!。ルンルン!」。ルンルンって・・・。
微妙な気分なまま、一同店を後にした。一応接待だから、店選びは大事だなあ・・・とつくづく実感。
三次会は、やや荒れ気味に、船橋ナイトは過ぎていった・・・