満開の頃、最後の日曜日となる今日は、上野公園は多くの人で朝から賑わっています。
(午前10時ころ)
お花を愛で楽しみ、また動物園に並び、また美酒にほろ酔いになったりして・・・。
上野公園周辺には、ここ以外にもあちらこちらできれいに花が咲き、見どころは満載です。
<不忍池の桜の回廊を下町風俗資料館前より望む(注*空の黒い点はカメラの傷です、すいません)>
そんな中で、上野公園より少し足を延ばしてでも見たい、桜の銘木ベスト3を
勝手に選出いたしました。まだ間に合いますので、是非ともご覧ください!
第3位
【寛永寺・根本中堂の桜】
寛永寺境内には何本か桜の木があります。どれも一本で独立し寛永寺をお守りしているようです。
根から枝まで美しい桜をまるまる見ることが出来、境内の厳粛な雰囲気が、桜を引き立たせています。
第2位
【両大師・御車返しの桜】
国立科学博物館の道路を挟み前にある、お大師様です。
後水尾天皇が、美しさのあまり車を引き返してご覧になったという銘木。
境内には様々な花も咲き、まさに花のお寺です。
第一位にいくその前に・・・
番外編
<国立西洋美術館、地獄門を背景に咲くさくら>
<旧因州家池田屋敷表門に咲く桜>
<先日ご紹介した、清水観音堂の下に咲いた桜>
そして・・・・
第一位
知る人ぞ知る名所
【厳有院勅額門の桜】
~げんゆういんちょくがくもん~
第4代将軍の徳川家綱の勅額門(ちょくがくもん)です。
厳有院(げんゆういん)とは家綱の院号です。勅額門とは天皇直筆の額を賜(たまわ)った門ということをいうそうです。
この場所は、東京国立博物館のちょうど裏手にあり、ひっそりとしています。
しかし、この威風堂々の門の両脇からのびるさくらの枝っぷりは見事で、
将軍の霊廟を守るにふさわしい威厳を感じます。
また右手にはスカイツリ―も望むことが出来、新旧の時代を感じる場所でもあります。
最寄駅は鶯谷駅が近くにありますが、上野駅からも十分歩けます。
ぜひぜひまだまだ間に合いますので、お出かけください。(しかしすぐ散ったりしますのでお気をつけを・・・)
しかし、やっぱり桜は、♪どの花見ても本当にきれいだな~、ですね