季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

緊急事態宣言下(3回目)の上野あたり

2021-04-27 16:58:25 | Weblog

あたたかな季節になりましたが、もうどこに行ってよいかわからない日々ですね。

 

当地・上野もメディアの方々の集中的な報道もあり、だいぶ悪の巣窟、コロナ市場のようなイメージが出来てしまいましたが、

 

 

普通の飲食店ならば、店に入ってしまい、まさか店の中まで隅々撮影するわけにはいかないですが、上野のガード下、6丁目(居酒屋さんが多いエリア)は、

 

店先が飲食スペースなので(まあ、これの賛否はとりあえず)、とても目立ちますね。それが何軒もあれば絶好の撮影スポットです。

 

 

こういった、お店の先駆けともいえる、名店「もつ焼き 大統領」と「文楽」が、臨時休業されました。

 

このお店は昔からの常連さんも多く、変わらないスタイルで上野らしい飲食店として人気です。この人気に火がついて、この店に倣ったような

 

 

お店が徐々に増えていき、今に至っております。

 

 

また、皆さんが楽しんでお酒を飲める日が来ることを願っています。

 

 


2021年新茶、最盛期突入!

2021-04-19 12:33:21 | Weblog
 
 
新しい週がはじまりました。今日はあたたかなスタートですね!


さて、本年もいよいよ新茶が盛り上がって参りました。
 

早場所の鹿児島県では、最盛期に突入し、当店でも茶師が先週、鹿児島新茶を買い付けに行き、
 
 
今週よりお客様にお届けすべく準備を致しております。
 
 
そして、静岡県でもいよいよ新茶の便りが増えて参り、再度、茶師が静岡県に急行し、
 
 
現地の茶師と合流し仕入れを始めます。
(ちなみに感染対策を取り、自家用車で移動し健康観察をしながら、
人との接触を避け、距離を保ち仕入れを致しております)
 
 
さて、先日、日経新聞の記事に「新茶、コロナ前に回復 初取引価格、家庭向けが下支え」との見出し。
 
 
静岡県茶市場、鹿児島県茶市場の初取引価格(平均単価)高かった、とありました。
 
 
鹿児島県の平均単価は本年「2574円」20年と比較して6%高い。
 
 
「そうか、お茶がまた復活してきているんだ!希望が持てる」と記事を読むと思います。
 
素直に読めばよいのですが、一応茶業者として、一筆啓上いたします
 
 
 
この平均単価ですが、実は2017年はなんと「7174円」今年より約2.7倍も高かったのです。
 
 
なぜなら、実は2017年の上場点数(その日に取引できる数)は3点しかありませんでした。
 
 
本年はすでに650点。そもそも数が違います。
 
 
『初取引日』という定点観測ですが、実際は、あたたかい本年度はすでに取引が活発になっており、
 
 
寒い年や、天候によっては「その日」の単価は大きく違うんです。
 
 
ただ、平均の値段はともかく、一つ言えることは、本年の品質は、現状はとてもよく、
 
 
良い品質のお茶が揃っているということは大いに期待をして頂きたいと思っております。


「京都新聞」にも先日また「新型コロナにおけるお茶の健康効果」の記事も掲載されておりましたので、
 
 
是非とも本年も、心も体も『新茶』ご賞味いただきたいと思います。