季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

僕的、安らぎの場所☆「上野の山に登って・・・」

2009-05-27 17:41:19 | Weblog
こんにちは。

心地のいい季節になりましたね♪

最近はご存じの通り、上野公園は非常にたくさんの人で溢れています。

公園の中って、人が多くてもなんだか気持がいいものです。


さて、上野で生まれ育った茶坊主には、ここに来ればなんだか「気持がいい」と

いう場所があります。ここから見る景色は、とても心が落ち着きます。





線路ばかりですが・・・


ここは、東京国立博物館の前の道路を上野駅方面に来たところ、

<寛永寺輪王殿~かんえいじりんのうでん>の前の橋です。





ここから、上野アメ横の方を見るのがとても好きです。


目の前には、たくさんの線路。山手線や京浜東北線がひっきりなしに

ホームに出たり入ったりしています。

その向こうには、上野の街が見えます。



止めどなく聞こえる線路のガタンゴトン


その向こうの遠くの喧噪


後ろには、寛永寺の静けさ


山と坂の下を行き来する心地よい風


ここは何とも言えない気分にさせてくれます。


昔の偉い人がこう言われました。


『東山に登って魯を小として、泰山に登って天下を小とす』by孟子


自分の故郷の山に登ったら、故郷が小さく見えた。

泰山(日本でいう富士山のような感じ?)に登ったら天下が小さく見えた。



上野の山のこの場所、僕にとってはちょうどこんな感じかな



インフルエンザにお茶??

2009-05-19 18:37:05 | Weblog
こんにちわ。毎日毎日テレビではインフルエンザの話題が中心で

なんだか恐い気持ちになってしまうのは僕だけでないはずです。


O-157などの食中毒菌などにはお茶が効果が高いのは皆さんご存じのことかと

思いますが、では、インフルエンザになにかお茶が出来ることは

ないのかな~と考えた時、以前発表された、昭和大学の島村教授の

研究成果が新聞に掲載されていましたので、抜粋してご紹介させて頂きます


「カテキンは異なった作用を併せ持つユニーク物質と紹介」と島村教授。

そのうえで、


①細菌を攻撃する抗菌作用
②毒素を解毒する抗毒素作用
③ウイルスを抑える抗ウイルス作用


などがあるそうです。

このうち抗ウイルス作用は様々な実験であきらかにされている。

たとえば養豚場でブタを対象にした実験。

宮城県の養豚場でのブタを対象にした実験。

ブタは人間同様にインフルエンザにかかる。11月から1月までの期間、

緑茶から抽出したカテキン類を水に溶かし、普通のお茶の約4分の1の濃度にして

豚舎天井のスプリンクラーからブタに直接噴霧した。

実験の狙いは緑茶成分がインフルエンザを抑える効果を持つかどうかの検証。

生まれたばかりの子ブタは、母ブタから受け継いだインフルエンザ抗体を持つものの、

抗体の数は年々減少していく。逆にインフルエンザに感染すると抗体が増える。

この増減の具合を調べ、効果を検証しようというものだ。

その結果、緑茶成分を噴霧した子ブタは12月には抗体数がほぼゼロになり、

インフルエンザへの感染が認められなかった。噴霧をやめると1ヵ月以内に

抗体が増えた。

一方、比較対照のために水を噴霧しただけの近くの養豚場では、

同時期に子ブタの抗体が増えており、この地域でのインフルエンザが

流行していたと推測できる。

予防接種をして体内に抗体を作らなくても、鼻や口を通して緑茶成分を摂取すれば、

その抗ウイルス作用でインフルエンザ予防効果が見込めることを示しているという。

島村教授は「噴霧しただけで効果が見られたのがこの実験のおもしろいところ」と解説する。

お茶の抗ウイルス作用をうまく利用する方法がお茶を使ったうがいだ。

お茶どころ静岡県の榛原町にある坂部小学校では、

インフルエンザが猛威を振るう11月から2月くらいまで、緑茶うがいを励行している。

体育の後、給食の前など日に3-5回行っている。お茶は水筒に詰めて生徒が持参したものだ。

インフルエンザが流行した1998年初め、生徒の欠席率は近隣の小学校と比べ

明らかに低い数値となったという。うがいに使うお茶は、

いわゆるお茶の木から作られるお茶ならば紅茶でもウーロン茶でもよいそうだ。

島村教授は「お茶を使ううがいはインフルエンザにかかった人が他の人に

うつすのを防ぐのにも有効」と話す。島村教授らの実験ではお茶は市販のうがい薬とは働き方が違う。

市販薬がウイルスなどを殺菌してしまうのに対して、カテキン類はウイルスの

増殖を抑える働きがあるという。

とはいえ、お茶でうがいをするだけでよいわけではない。

規則正しい生活とバランスのとれた食事も欠かせない。

すべての細菌やウイルスに効くわけではないし、万病を予防するわけでもないのだが、

毎日、手軽に続けられる点はお茶ならではの長所といえよう。



☆☆☆日本経済新聞★★★



確かにお茶は薬ではないですし、人間は豚とは違うので、一概には

柔道の「一本!」とまではいきませんが、「有効!」くらいには

なるかと思います。

普段あまりお茶を召し上がらない方も、この機会に、ぜひうがいだけでも

して、上手に活用してみてはいかがでしょうか?




5月18日は国際博物館の日

2009-05-15 18:19:16 | Weblog
■「国際博物館の日」とは
 
5月18日は「国際博物館の日」です。国際博物館の日は、博物館が社会に果たす

役割について広く市民にアピールするため、国際博物館会議(ICOM「イコム」)に

よって提唱され、1977年に設けられたもので、日本では2002年より取り組みが始まりました。

多くの博物館・美術館等の文化施設が集まる上野では、毎年「国際博物館の日」の前後に、

博物館を初めとした多くの文化施設やお店が様々な記念イベントを行っています。 
 2009年は「上野ミュージアムウィーク」として、16日間にわたり博物館や

美術館、まちを楽しめるイベントを多数開催します。

 ※2009年は「国際博物館の日」である5月18日(月)が多くの施設で休館日に


あたるため、翌5月19日(火)を中心に、イベントを開催します。

                    【国立科学博物館HPより抜粋】


ということで、今年は19日がその日ですが、

「阿修羅展」「ルーブル美術館展」「大恐竜展」「日本の美術館名品展」などなど

もう、すご過ぎてなんだかわからないくらいの特別展が顔をそろえていますが、

このイベントには「上野動物園」など、さらに上野界隈のたくさんの国公立の

施設がイベントに参加しています。


平常展が無料など入れますが、「平常展」を馬鹿にしてはいけません×


例えば・・・東京国立博物館・国宝室で「普賢菩薩像」をちらっと見て、

西洋美術館でモネの「睡蓮」をちらっと見て、科学博物館で、あの有名な犬の

はく製を見ても→→→タダ


でも、きっとそんなチラッと見て帰れるほど甘くないですが!!!

なぜなら、じっくり見たくなるほど興味深く展示してありますし、

ついつい長居してしまいます。長居しても→→→タダです。


正直、タダというところだけをアピールしたくないのですが、

とにかく行って頂きたいから、あえて言っています。

ホントにどこも素晴らしいです。


ぜひ、この機会に一度☆


詳しくは、東京国立博物館HP内の詳細へGO

 ↓     ↓     ↓

上野ミュージアムウィーク