季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

博物館のメールマガジン

2007-06-23 17:30:13 | Weblog
梅雨だというのに、お天気のいい日が続きます。

僕の涙のように雨も枯れてしまったのでしょうか??

何はともあれ、命の水、やっぱり「恵みの雨」が欲しいところですね。

さてさて、前回、前々回と「東京国立博物館」についてご紹介致しましたが、

最後におまけとして「メールマガジン」をご紹介したいと思います。

「メールマガジン」とはご存じの通り、定期的に情報が送られてくれるサービスです。

そして、実は「東京国立博物館」もメールマガジンを無料で送ってくれます。(要登録)

そしてそして「国立科学博物館」も送ってくれます。

これを見れば、あなたも上野の博物館ツウになれること間違い無しです☆

是非とも購読されてみては如何でしょうか?

ちなみに・・・こんな感じです。(ちょっと拝借して・・・)

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「東京国立博物館メールマガジン」一部抜粋


東京国立博物館 メールマガジン[No.388:6月26日(火)は臨時休館] 2007年6月22日

79万人以上の方にご覧いただいたレオナルド・ダ・ヴィンチ作「受胎告知」もウ
フィツィ美術館へ無事帰還し、静けさを取り戻した東博では、本館前のスイレン
がちらほら咲き始めました。梅雨どきの今は雨の表慶館もおすすめです。
6月25日(月)のメールマガジンはお休みさせていただき、今号では6月30日(日)ま
での情報をおとどけします。次号は7月2日(月)に配信いたします。

★臨時休館のおしらせ
6月26日(火)は、全館設備点検のため臨時休館いたします。ご了承ください。

★☆☆ハ-バ-ド大学・クロコディロス 無料コンサート☆☆★
クロコディロスがことしもやってきます。バーンスタインも絶賛したというハー
バード大学・アカペラコーラスグループ。毎回好評の無料コンサートです。
6月24日(日)11:00~、13:00~ 本館エントランス
曲目 All of Me (オール オブ ミー)
Danny Boy (ダニー ボーイ)
House of Blue Lights (ハウス オブ ブルーライト) 他
主催 東京国立博物館、財団法人東芝国際交流財団
協力 上野のれん会
無料(ただし当日の入館料が必要です)事前予約不要
開始時間までに本館エントランスにお集まりください
詳しくは →
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=C01&processId=00&event_id=4265

★★☆特別展予告 足利義満六百年御忌記念「京都五山 禅の文化」展☆★★
京都五山ゆかりの名宝約230点を一堂に集め、鎌倉時代から室町時代の京都の禅
宗文化をご紹介します。今回の展覧会では、普段拝観することの難しい名宝や国
宝・重要文化財も多数展示、京都五山の文化を一望するまたとない機会となりま
す。30日(土)には関連の講演会も開催します。
平成館 7月31日(火)~9月9日(日)
★前売券も発売中★
展覧会について詳しくは →
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=4227
公式サイト → http://www.kyoto-5zan.jp/
★★来週末は講演会があります★★
6月30日(土)13:30~ 平成館大講堂
テーマ講演会「京都五山の文化(2) 京都五山の絵画」特別展室長 救仁郷秀明
※「京都五山 禅の文化」関連講演会です
無料(ただし当日の入館料が必要)
定員380名 事前申し込み不要
開始時間までに会場にお集まりください

★★★明日の列品解説★★★
6月27日(火)14:00~ 表慶館対話の間
「海外での展覧会協力―フィラデルフィア美術館主催『池大雅・徳山玉瀾』展―」
特別展室研究員 丸山猶計
次回の列品解説は
7月3日(火)14:00~ 表慶館対話の間
「中世仏画の制作工程」保存修復室主任研究員 行徳真一郎

★☆ボランティアによる解説・イベント☆★
☆本館ハイライトツアー
6月23日(土)、28日(木)、30日(土)14:00~(約30分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆浮世絵版画展示ガイド
6月24日(日)、27日(水)、7月1日(日)14:00~(約30分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆彫刻ガイド
6月28日(木)14:30~(約30分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆樹木ツアー
6月27日(水)14:30~(約30分間)
当日、開始時間までに表慶館エントランスホールにお集まりください。
☆考古展示室ガイド
7月1日(日)14:30~(約30分間)
当日、開始時間までに平成館考古展示室前にお集まりください。
☆法隆寺宝物館ガイド
6月23日(土)、29日(金)15:00~(約40分間)
当日、法隆寺宝物館エントランスにお集まりください。
☆庭園茶室ツアー
6月24日(日)14:00~(約60分間)
先着20名、開始1時間前に表慶館エントランスホールで整理券を配布します。
☆英語によるガイド 本館ハイライトコース
6月27日(水)14:00~(約40分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。

☆お知らせ
6月22日(金)~29日(金)、本館18室は閉室いたします。

■この電子メールは
〈東京国立博物館メールマガジン〉にご登録いただいた方にお送りしています。
■詳しい情報は東京国立博物館ホームページへ → http://www.tnm.jp/

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「国立科学博物館」メールマガジン・一部抜粋

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  科博メールマガジン第209号          
    発行日:2007年6月14日
   http://blue.tricorn.net/kahaku/j.x?v=3&u=8771  
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  ☆祝☆ メールマガジン登録者 6000人突破 ☆祝☆
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 6月18日にメールマガジンのご登録者が6000名を超えました。
関係者一同大変喜ばしく思っております。
 これからも皆様に楽しんでいただけるような情報を発信していきたいと思っ
ています。
 
 今後もメールマガジンをどうぞよろしくお願いいたします。
 

 * 科博メールマガジンは、国立科学博物館が毎週木曜日に発行しています。


  
▼- 目 次 -▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼


  ■ エッセイ  「今年はカビがブレイクか!?」 
  ■ 上野散策  「台東区役所の散策スポット」
  ■ お知らせ


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◆ エッセイ ◆  
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 今年はカビがブレイクか!?

                         植物研究部 細矢 剛
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 じめじめした梅雨の時期と蒸し暑い夏は、カビが一年のうちでもっとも身近
に感じられる季節かもしれません。カビというと思いっきり嫌われ者のイメー
ジがつきまとっていますが、みなさん「もやしもん」っていうマンガをご存知
ですか?「菌が肉眼で見え、会話もできる(!?)」という特殊能力をもつ「
もやし屋」の息子が農大に入学して、研究室で繰り広げられる珍騒動の数々を
描いたマンガです。私のようにカビを専門に研究している人間にとっては、カ
ビのイメージを大きく変える可能性を秘め、広報・普及活動上、福音のような
マンガです。
 
 そう言えば、最近発売されたテレビゲームにも「キン」をテーマにしたもの
があるし、今年あたりは「キン」が流行そうな予感・・・(!?)。ちなみに、
もやしとは、「こうじ」のもととなる「タネこうじ」のことです。こうじ屋さ
んは、タネこうじ屋さんから「もやし」を買ってこうじをつくります。「もや
しもん」や「こうじ」に興味をもたれた方は日本館2F北翼のこうじの展示に
お越し下さい。



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◆ 上野散策 ◆  
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 台東区役所の散策スポット

   広報・サービス部 石川 昇
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 台東区役所内の散策スポットを紹介します。
区役所は、上野駅から浅草通りを浅草方向へ向かい、一つめの信号を左折す
ると、右側に上野警察署があり、道をはさんで区役所があります。区役所の玄
関右側の壁には「壁面緑化モデル展示」として、壁面に長方形に草を植え、そ
の草の長さで台東区のマークと「Taito」の文字を浮かび上がらせています。
 台東区役所は上野の浅草側では大変目立ちます。紺色で縦に「台東区役所」
と名前が入った白いビルは上野公園からも見ることができます。

 まずはギャラリーに行きましょう。
 玄関を入って行くと、たくさんある窓口の手前に「台東ギャラリー」があり
ます。ギャラリーには台東区長賞の作品と区が所蔵する芸術作品が展示されて
います。前者は、東京藝術大学の卒業制作展の中から優秀な学生に与えるもの
で、その受賞作品が展示されます。後者は、東京藝大学長である宮田亮平氏の
「日輪」という金工の作品と、旧居が谷中の朝倉彫塑館となっている故朝倉文
夫の「餌食む猫」という彫塑の作品が展示されています(6月12日現在)。
 また、ギャラリーの一角には上野公園をはじめとした台東区内の文化施設の
チラシ類が置かれ、入口横には台東区の伝統工芸品の紹介コーナー及び台東区
の姉妹都市の紹介パネルがあります。

 次に、屋上の台東区屋上緑化モデルガーデン、通称「エコ・ガーデン」に行
きましょう。まずエレベータで10階へ行き、そこから階段で屋上へ。ドアの手
前には雨水貯水槽の展示があります。ドアをあけて屋上へ出る、と広々とした
視界、気持ちよい眺望が得られます。10階建てにもかかわらず、周辺に高いビ
ルが少ないため、ビルの施設がある西側を除き、北、東、南と周囲がよく見え
ます。あちらこちらで新しい高層ビルが建築中であることに驚きます。
 エコ・ガーデンにはさまざまな企業による屋上緑化のアイデアが競うように
展示されています。アジサイ、ラベンダーなどの花も咲いています。小さな池
にはメダカが気持ちよさそうに泳いでいます。
 公開されているのは月曜日から金曜日の10時から16時までで、土日の見学は
事前予約が必要とのことです。担当は環境保全課です。



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◆ お知らせ ◆  
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 【特別展 「失われた文明 インカ・マヤ・アステカ展」】  
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 中南米に栄えた三大文明は、今でも多くの謎と伝説に満ちています。本展は、
NHKスペシャル「失われた文明 インカ・マヤ」と連動して開催するもので、
世界初公開となるマチュピチュの遺物やアンデスのミイラをはじめ、展示品の
ほとんどが日本初公開です。

【開催期間】平成19年7月14日(土)~9月24日(月・振休)
【開館時間】午前9時~午後5時(毎週金曜日は午後8時まで。入館は各閉館時間
      の30分前まで。)
【休 館 日】7月17日(火)、9月3日(月)、9月10日(月)
【主  催】国立科学博物館、NHK、NHKプロモーション
【後  援】文部科学省、外務省、グアテマラ大使館、メキシコ大使館、ペル
ー大使館
【協  賛】あいおい損害保険、キヤノン、大日本印刷、トヨタ自動車
【企画協力】グアテマラ文化・スポーツ省、メキシコ国家文化芸術庁、国立人
類・歴史学研究所、ペルー文化庁
【協  力】KLMオランダ航空

 詳しくは公式詳しくは下記をご覧下さい。
 http://www.3bunmei.jp/



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【4/17「日本館」常設展示室オープン及び入館料・建物名称変更のお知らせ】
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 国立科学博物館(上野公園)におきまして、2007年4月17日(火)に「日本
館」をオープンしました。また、これまでの“新館”は「地球館」という名称
に変更となりました。

 また、上野地区の常設展入館料は、一般・大学生600円にさせていただきまし
た。団体入館料(20名以上)300円、高校生以下の常設展入館料は無料となって
おります。

 詳しくは下記をご覧下さい。
 http://www.kahaku.go.jp/news/2007/0417open/index.html
 http://www.kahaku.go.jp/news/2007/fee/index.html



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 【リピーターズパス4月17日から受付開始しました!】
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 年会費1000円で、何度でも入館できるお得なパスです。
あの展示を、また見たい。 1日だけじゃ、全部見られない。 そんなあなたに。
様々な特典があります。

詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/news/2007/0412rep/index.html



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 【携帯サイトがオープンしました!】
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 4月17日より、当館の携帯版ホームページを開設しました。当館の利用案内、
常設展、イベント紹介などのコンテンツのほか、シアター36○、特別展、レ
ストランの混雑状況がほぼリアルタイムに配信されます。ご利用ください!

携帯サイトTOP http://www.portable.kahaku.go.jp/


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ご登録は各ホームページから!!

東京国立博物館
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00&processId=00

国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/

「東京国立博物館」の歩き方~後編~

2007-06-23 17:28:43 | Weblog
ついに大混雑の「レオナルドダビンチ展」も終わってしまいました。

開館と同時に列が出来るほどの大行列で、第一会場「受胎告知」の絵は

「ゆっくり見れなかったわ・・・」とお嘆きの人も多かったはずです。

また第2会場でも、実際にダビンチの絵の仕組みになどについて詳しく

解説されており,非常におもしろい展覧会だったように思われます。

が、・・・

やっぱり芸術作品を見る時は、その作品との静かな対話をしたいものですね。

そんなダビンチフィーバーのなかで、ひっそりとではありますが、

季節の国宝が本館で展示されいたのをお気づきになったでしょうか??

そうです。そうなんです。国立博物館のすごい所は、平常展がすでに

平常ではなく、ナニゲにすごい展示がある所です。


いきなり「ダビンチ展」に疲れた僕は,ふと常設の期間展示紹介に目をやると

横山大観の「無我」や国宝の「山水図」などが展示されているではありませんか!!!

「無我」は、美術の教科書などでよく見かける、ちっちゃい子が大きな服を着ているあの絵です。

大きな展示室の、大きな展示スペースに静かにたたずんでいたこの絵に僕は、

ダビンチ以上の感動を覚えました。今風にいうと「アハ体験」でしょうか。

何となく知っていたあの作品の本物が目の前にある。


展示室には、人もまばらでゆっくりとした静けさだけが流れていました。

こういった予想外の気づきや、感動を楽しめるのが大きな博物館

東京国立博物館の醍醐味かな~と思いました。

こういった展示は季節によって変わりますので、事前にお調べになるか、

特別展のついでに偶然の出会いを求めていかれても楽しいと思います。


結論は、「特別展だけじゃモッタイナイ!!」と言うことです。


でも、毎回お金払うのはね~~~・・・

待ってました!!そうなんです、そこで大活躍するのが「友の会・パスポート」です。(詳しくはHPで)

パスポート買ってみました。4000えん




東京・奈良・京都・九州国立博物館、4館の平常展入り放題。
またこの四館の特別展に6回入れます。
特別展がだいたい約1500円/一回、平常展が600円/一回なので、
元もしっかり取れます。

ちなみに、以前ご紹介した「国立科学博物館」にいたっては、なんと<1000円>

(平常展でどのようなモノが出品されているかは、要ご確認ください。
臨時で閉室している期間もございます。念のため)


そして、最近流行の「ミュージアムショップ」

特別展などに際し、それに関連したグッズがいろいろ販売されます。

ですが、東京国立博物館にあるショップも是非ご覧ください。

ほぼ反則です。

時間と空間を超えて受け継がれて来た、国宝・重要文化財、また至宝の逸品の数々が、

なんと、絵はがきやネクタイ、便せんをはじめとしたあらゆるグッズに化けています。

そんな、歴史的に最高のデザインの数々ですよ。そんじょそこらのデザインでは

太刀打ちできません。しかも安いし・・・

また、昔から伝わる伝統的な色の重ね技が、チーフになったりと、

今昔折衷し放題(悪い言葉ですが)


こんな、一度で何度もおいしい博物館。

是非ぜひ、心ゆくまで、時間の許す限り、隅から隅までお楽しみください

ご先人方が残された貴重な文化の贈り物が、皆さんとの出会いを待っています。

そんな上野に是非ともお越しください。

お待ちしてまーす。


「東京国立博物館ホームページ」
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00

「東京国立博物館」の歩き方~前編~

2007-06-15 14:08:26 | Weblog
気持ちのいいくらいの夏空が広がっています。

空の青、上野公園の緑、まぶしい太陽、この時期の上野も

都会のオアシスとして賑わっております。

そんな上野公園の中心的建物といえるのが「東京国立博物館」です。

ここは、東叡山寛永寺の旧本坊があった場所で、

まさしく上野の中心です。


毎回、非常に貴重な世界の芸術作品が多数特別展として披露され、

天皇陛下や皇太子ご夫妻、また皇族の方々もよくいらっしゃっております。

そんな、東京国立博物館、特別展だけ見て「はい、さよ~なら」でいいのでしょうか?

実は実は、博物館本館自体が「重要文化財」というだけあって随所に

きらりと光る芸術がちりばめられています。

では、どうすれば、まるまる博物館を楽しめるの??と言うと・・・


↓↓↓↓↓




ここです!!!

まずここに寄ってください☆

正門入ってすぐ左手に見える「表慶館」

ここは、大正天皇のご成婚を記念して作られ、関東大震災でも唯一倒れなかった

という超頑丈耐震設計の和洋折衷デザインの建物です。

ここでは、博物館を120%楽しめるように、各建物の見所や、各所にある

意匠・デザインの紹介、定期的にワークショップも行わる教育スペースです。

ちょっと5分のぞくだけでも、博物館お楽しみ度がアップするので是非

寄ってみてください!

目印は「みどりのライオン」です。

これも西洋のライオンの口が実は、左右で違って「阿」「うん」となっています。

気が付きましたか???このあたりも和洋折衷です。

・・・ちなみに「阿」とは物事の始まりを表し、「うん」とは物事の終わりを表しています。


後編につづく・・・


「東京国立博物館HP」

http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00

茶の実

2007-06-09 18:02:42 | Weblog
こんにちは。

6月の上野は、何となくのどかな気持ちのいい雰囲気が流れております。

さてさて、夏も近づくといえば「八十八夜」

では、夏になると出来るのが、2番茶といわれるお茶です。


そんなお茶畑について、「花は咲かないの?」とか「実はならないの?」なんて

言葉を耳にしますが、じつはちゃんと花も咲きますし、実もなります。

(写真が「お茶の実」まだ青い。椰子の木仕立てにしてみました♪)

お茶の畑ではもちろん「お茶の葉」を収穫します。

だから、実をつけたりすると栄養分が実の方にいってしまう為に

お茶畑を整えて、出来るだけ実をならないようにするそうです。


しかし、この形どこかで見覚えがございませんか?

そう!よく鉄瓶などの蓋についている取っ手の部分、これはまさにこのお茶の実をモチーフに

しております。また、お茶に関係する道具などにもこの実が使われたり

する、いわば気が付いたらアハ体験的な「粋」な演出です。

また、お茶の木は「ツバキ」の仲間でもあるので、この実の油は

実用的にもとても重宝されております。

どれをとっても捨てる所のない「お茶の木」は植物界のイチローかも知れませんね。