こんにちは、寒い日が続きますが、昨日は積雪がなくてホッとしていたります。
さて、寒いと人恋しくなり・・・
とまたこの話題か!とお叱りをお受け致しそうですが、以前、白羽の矢「花園稲荷」を
ご紹介させて頂きましたが、その稲荷のお膝元不忍池は、江戸時代、
「出会い茶屋」なる、訳あり男女の密会の場があったそうです。
いったいどういうものか全く見当もつきませんが、時代が時代なだけに、
そういった訳アリは、重い罪に問われるので、きっとすごい場所だったのでしょう。
そして池を花園稲荷を左手に階段を上ると、ご存知「清水観音堂」があります。
上方落語のお話に「崇徳院」というものがあり、ちょっとした出会いの話ですが、
それが江戸の落語になって舞台は、こちら上野の清水さんになりました。
なぜここが選ばれたのかはわかりませんが、きっとそういった浪漫ある場所だったのだと思います。
今も昔も、いや、昔からずっとこの界隈は「出会い」の場所だったのでしょうね。
(まだお聴きになったことがない方は、古今亭志ん朝師匠の「崇徳院(すとくいん)」お聴きくださいね。非常におもしろいお話です)