先週までの暑さがウソのように、涼しい日が続いておりますが、
皆様如何お過ごしでしょうか?
むかし、学校で「びとうぃ~んAあんどB」という英語を習ったのを思い出されます。
上野の西郷さんと、鹿児島の西郷どんの間にある大都市といえば「大阪」ですね。
前置きが長くなりましたが、茶坊主初めて大阪に行くの巻です。
天下分け目の関ヶ原で、味の嗜好も、エスカレーターの立つ位置も変わると言われておりますが、
お茶の味もおおまかに「関西風」と言うことで、味の雰囲気も違ってきます。
全部ではないですが、お茶の栽培方法も日光を少し遮って、渋みなどを抑えて
栽培して、お茶の水色も薄い山吹色のスッキリとしたお味がお好みのようです。
<左が京都宇治茶・右が静岡深蒸し茶>
<京都宇治茶の産地・和束町の茶畑>
そして、日光を遮る為の「寒冷紗(かんれいしゃ)」が準備されている茶園。
お茶の成分は、当然ですが、土から茎を通って、葉っぱにやってきます。
この葉っぱにきた成分は、日光を浴びることによって変化して、
おいしいお茶になります。日光をたくさん浴びると、渋みなどが増していき、
日光を一定期間遮ると、うま味成分が凝縮したような味になります。
玉露などは、お茶の葉を摘む2週間くらい前から、徐々にまっ暗にしていきます。
お抹茶も同じような感じで栽培されます。また、このような高級なお茶の種類は、
わらで覆いを掛けて、風味を引き立ててつくります。
また、味も<うま味>を重視することから、よくご存じの
「やぶきた」品種ではなく、別の品種を使います。(例 あさひ・ごこう・こまかげ、などなど)
逆に、たくさん日光を浴びて栽培されたお茶が番茶です。
通常の煎茶は、うま味、渋み、苦みのバランスがちょうどいいところで
摘んで、清々しい香りと爽やかな味のお茶が出来上がりますが、
ここで少し関西風(スッキリとうま味重視)にしたい時に、煎茶でも
この寒冷紗を1週間以内くらいで日光を遮ったりします。
産地によって遮る日数で味を変えたり、また畑の土の違い、気候の違い、
作る人の好みの違いなどで、味も全然違ってきます。
(上記の深蒸し茶と宇治茶の写真のように・・・ちなみに同じお値段です)
また各お茶専門店の主人の好みの違いで、最後のブレンドの仕方も違ってきます。
どのお菓子に、どのお茶を合わせるか?
どのような場面でどのお茶を、どんな温度でどんな淹れ方をするか?
お茶の楽しみは千差万別です。
最近では、お茶王国静岡を追い越す勢いなのが、鹿児島県です。
西郷さん、篤姫さまの故郷鹿児島と活躍の場、江戸東京。
びとうぃーん さいごうどん&さいごうさん。
みなさんはどちらがお好みですか??
関東風?関西風??
皆様如何お過ごしでしょうか?
むかし、学校で「びとうぃ~んAあんどB」という英語を習ったのを思い出されます。
上野の西郷さんと、鹿児島の西郷どんの間にある大都市といえば「大阪」ですね。
前置きが長くなりましたが、茶坊主初めて大阪に行くの巻です。
天下分け目の関ヶ原で、味の嗜好も、エスカレーターの立つ位置も変わると言われておりますが、
お茶の味もおおまかに「関西風」と言うことで、味の雰囲気も違ってきます。
全部ではないですが、お茶の栽培方法も日光を少し遮って、渋みなどを抑えて
栽培して、お茶の水色も薄い山吹色のスッキリとしたお味がお好みのようです。
<左が京都宇治茶・右が静岡深蒸し茶>
<京都宇治茶の産地・和束町の茶畑>
そして、日光を遮る為の「寒冷紗(かんれいしゃ)」が準備されている茶園。
お茶の成分は、当然ですが、土から茎を通って、葉っぱにやってきます。
この葉っぱにきた成分は、日光を浴びることによって変化して、
おいしいお茶になります。日光をたくさん浴びると、渋みなどが増していき、
日光を一定期間遮ると、うま味成分が凝縮したような味になります。
玉露などは、お茶の葉を摘む2週間くらい前から、徐々にまっ暗にしていきます。
お抹茶も同じような感じで栽培されます。また、このような高級なお茶の種類は、
わらで覆いを掛けて、風味を引き立ててつくります。
また、味も<うま味>を重視することから、よくご存じの
「やぶきた」品種ではなく、別の品種を使います。(例 あさひ・ごこう・こまかげ、などなど)
逆に、たくさん日光を浴びて栽培されたお茶が番茶です。
通常の煎茶は、うま味、渋み、苦みのバランスがちょうどいいところで
摘んで、清々しい香りと爽やかな味のお茶が出来上がりますが、
ここで少し関西風(スッキリとうま味重視)にしたい時に、煎茶でも
この寒冷紗を1週間以内くらいで日光を遮ったりします。
産地によって遮る日数で味を変えたり、また畑の土の違い、気候の違い、
作る人の好みの違いなどで、味も全然違ってきます。
(上記の深蒸し茶と宇治茶の写真のように・・・ちなみに同じお値段です)
また各お茶専門店の主人の好みの違いで、最後のブレンドの仕方も違ってきます。
どのお菓子に、どのお茶を合わせるか?
どのような場面でどのお茶を、どんな温度でどんな淹れ方をするか?
お茶の楽しみは千差万別です。
最近では、お茶王国静岡を追い越す勢いなのが、鹿児島県です。
西郷さん、篤姫さまの故郷鹿児島と活躍の場、江戸東京。
びとうぃーん さいごうどん&さいごうさん。
みなさんはどちらがお好みですか??
関東風?関西風??