季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

うえちゅん大バザール

2009-10-21 18:52:18 | Weblog



お出かけですか?レレレのレ~

ども、茶坊主ですm--m


25日の日曜日は是非とも「うえちゅん(上野中通リ商店街)」へお出かけ下さい。

うえちゅんHP


というのも、台東区商業まつりの一環として行われます、

大バザールが、うえちゅんであるからです。


「うえちゅん大バザール」とは、当日うえちゅんでお買い物もしくはご飲食して頂いた

レシートをお持ちいただくと、くじがひけるというもの。


先着2000名様です。(要チェック)


商品は、



【うえちゅん賞】5000円相当の商品もしくは食事券・・・100本

【店舗賞】各店舗からの商品

【その他商品多数】各美術館のチケットや希少動物のピンバッジなどなど



です。レシートは金額にかかわらずです。『但し、お一人様一回限り』

しかも<ハズレ・空クジ無し>です。


よくよく計算してください。

5000円相当が100本ですよ!100本!!

初めて見たとき、茶坊主が驚きました。

「何という高確率なのだ、これでいいのか??」と。


「これでいいのだ!!


商店街の事務の方にお聞きしました。茶坊主は参加してもいいかな~?」

「もちろんダメです。関係者禁止!


このイベントはあまり大々的にPRしていないようです。

(ポスターも昨日完成。HPにもイベント欄に載っているだけ)

当日は、魔女も出現!?子供にはサプライズが


ぜひとも、これをご覧の皆様!

茶坊主の代わりに、豪華商品をゲットしてきてください。


それでいいのだ!



☆「うえちゅん大バザール 」
日時 2009年10月25日(日)
   正午~4時まで

[ 抽選会場 ]
うえちゅん中央「鰻 弁慶」前


尚、当日お越しになれない方も、うえちゅんHPなにあります
<ライブカメラ>で抽選の雰囲気をご覧頂くことができます。

お茶を旅する③ ふーてんの茶坊主

2009-10-17 18:16:31 | Weblog
こにゃにゃちは。


まだあと2回はやります、お茶の旅@京都。


高山寺の隣のバス停、高雄エリアの「神護寺」(じんごじ)にも寄ってきました。

神護寺とは

高山寺は、バス停を降りたらすぐ山門がありますが、


この神護寺は、少し長い階段を下りきると、またさらに少し少し長い階段を上がります。

結構きつかった・・・


バス停から歩くこと15分。ようやく山門に到着。

山門からは神々しい光が迎えてくださいました。





ここは、弘法大師・空海にもゆかりがあるお寺で、ご本尊の薬師如来は国宝です。


境内は、静寂の中にも柔らかい雰囲気があり、由緒正しい清冽な気を感じさせます。




金堂に至る階段もすごく立派な石段でしたが、カメラの電池が切れてました。(すいません)


そして、その奥には「かわらけ投げ」の本家であり名所である場所が。


かわらけ投げとは、平たい陶器で出来た瓦を投げ祈願する、数百年も前から

続く遊び?神事?です。

かわらけ投げ


閉門時間が迫る中、2枚百円の瓦を1000円近く購入し、投げてみました。

うまく下からくる上昇気流に乗るとはるか先まで飛んでいくそうです。

そこの売店のおばさんにコツを聞きながら、ただ黙々と投げてみました。


ちょっと無心になれたその一枚の時、結構飛びました。



<さだまさし>さんもスタッフを連れて毎年かわら投げ祈願に来るそうです。
(何百枚も瓦を買っていかれるとか・・・)


おばさん曰く「なにはともあれ気持ちがすっきりするでしょ!」

「ここは、坂を登ったり降りたりと山の中で、少し来るのが大変だから

いらっしゃる方はあまり多くないのよ。でも、ここからの紅葉もきれいだし

歴史的にも文化的にもすごくある所なのよ」と・・・

みなさん、ぜひ神護寺へ☆



そんな交流もさせて頂きながら、高雄エリアから一路市内に向かうのでした。


上野(いや台東区)は、芸術は爆発だ!の秋

2009-10-13 17:16:38 | Weblog



秋めいてきた上野から、こんにちは茶坊主です。


最近上野界隈を歩いていると、ふっ、っと気がつくことがあります。

なんだか所々に、芸術の香がするんです。


もちろん普段から、いたる所に芸術が点在しているのが上野ですが、

それ以上に芸術なんです。







「アートランドコミニケーション’09」
東京藝術大学染織研究室大学院生による試み

「the Cloth Park-公園を布で彩る-」 <奏楽堂前で10/3~12>



実は今、台東区と東京藝術大学がコラボレーションして、

<Ueno Town art Museum>(うえのたうんみゅーじあむ)

なる企画が始まっています。


これは、東京藝術大学の8つのアートプロジェクトが9月初旬~12月中旬まで

順次行われているイベントです。


昨日は、「うえのの森の芸術祭・水上の調べ」と題して、

東京藝術大学音楽学部邦楽科の方々が、なんと上野公園の

噴水の柵の中に特設ステージを作って、演奏をされていました。

(噴水の中に入ったイベントは、上野は長いですがはじめて見ました)






(リハーサル中)


また上野周辺、谷中地区や浅草地区でも、開催されております。

ぜひ、秋の散歩のお楽しみとしても覚えておいていただければ、

より一層楽しい、上野にして頂けるかと思います。


是非とも、秋も上野へ

イベントについて詳しくは・・・↓


Ueno Town art Museum 2009 公式ホームページ

お茶を旅する② ~ふーてんの茶坊主~

2009-10-08 16:44:24 | Weblog
なぜお茶が高山寺なのかというと・・・





チャはもともと日本にも「ヤマチャ」として自生していたそうです。

チャの記述も様々な文献にも残っておりますが、

しかし、栽培されるきっかけとなったのが鎌倉時代に、

栄西禅師(えいさい、又はようさいぜんじ)が、宋(今の中国)から

茶の種子を持ち帰り、日本最古の茶書『喫茶養生記』を時の将軍様に献上した

ところから始まります。


諸説はありますが、その種子を栂尾・高山寺の「明恵上人(みょうえしょうにん)に贈り、

それを境内に蒔いて栽培したのが、京都のお茶の始まりだとか。


今も茶園は管理され、しっかりとお茶が栽培されております。










その後、以前にもご紹介した「闘茶」(茶歌舞伎)(茶香服)などという、

お茶を飲み分けて、産地を当てるゲーム(ギャンブル)が、流行しますが、

その中で、栂尾のお茶を第一として「本茶」それ以外の産地を「非茶」として

扱われるほど、この茶園のお茶は格が高かかったことを表しています。


そんな賑わしいギャンブルとは無縁に思われるほど、高山寺のお庭は

澄んでいて、清らかで、気持ちが浄化されるようでした。

(写真は平面なので伝わりづらいですが、実際は、清涼感とあたたかい光に
包まれる感じでした。


国宝「石水院」から眺める庭




お茶も頂けます。


お菓子の袋には、現在は東京・京都の両国立博物館に寄託されているが

このお寺所蔵の「鳥獣人物戯画」があしらわれていました。


つづく・・・

お茶を旅する ~ふーてんの茶坊主~

2009-10-05 17:48:29 | Weblog
こんにちは。永遠の旅人・茶坊主です。

旅のいいところの一つに、今までなんとなく知っていたことを

さらに知れるということがあります。


「子曰く、学びて時にこれを習ふ、亦説ばしからずや。」by偉い人



ということで、京都に行ってみました。


京都は<宇治茶>の産地として、世界的に有名ですが、その京都のお茶の故郷

とも言うべき、京都郊外・栂尾(とがのお)の<高山寺~こうざんじ~>に

足をのばしてみました。




ここは、世界遺産にも認定されているお寺で、京都駅からバスで1時間弱の

高雄エリアにあります。


山間の小さなお寺ですが、なんとも言えない気持ちのいいお寺でした。





まず、いちばん感動した、出会えてよかったものが、この「聖観音像」です。




観音様と言えば、ツンとしたお顔が印象的ですが(個人的にも好きですが)

この観音様は、笑顔です。笑顔の観音様は初めてみました。

何とも、心がなごむお顔ですね


つづく・・・