季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

タイフェスティバル2007@上野公園

2007-09-28 18:13:08 | Weblog
秋になったと思ったら、また夏に逆戻り

そんな気候が続く中、上野公園を、ふっと通るとなにやら賑やかなイベントをやっていました。




今年は、日本とタイの友好120年目の年に当たるそうです。

タイといえば「微笑みの国」などと呼ばれ、非常に親しみをおぼえる国でもありますし、

アジア独特の文化を残しているエキゾチックな国でもあります。

そんなタイの魅力をあらためて知ってもらおうと、色々な展示やフードコートなどが用意されています。

また、ステージではタイの民族ダンスなど日本ではあまり見ることの出来ない

ショーが催されております。




先日、京都に行って参りました、茶坊主だけに・・・

たくさんの観光客、たくさんのお寺、魅力的な建物や舞妓はん。

さすが京都!魅力的なところ満載です。

まさに、日本の京都です。

でも、上野も負けていません!!

こういった「タイ」や「韓国」「台湾」など様々なアジアの香りが

混ざり合うことの出来るとこも上野の魅力だと思います。

新しいもの、芸術的なもの、古いもの、下町の生活・・・

上野は、「アジアの上野」という呼び方が何となくしっくりくるのかな??

ちょっと混沌とした街ですが、いいところです。


ぜひぜひ、この機会にお立ち寄りください!!

タイフェスタは30日までです

忍び雨・・・

2007-09-11 17:59:20 | Weblog
今日も上野は雨でした


さてさて、先日、上野「不忍池」の事が日経新聞に書かれていました。


ご存じの通り、この漢字で「しのばず」と読みます。

なんともなまめかしい響きではありませんか。


この付近を昔は「忍ヶ岡」と呼ばれたことに由来するとかなど、

名前のもとは諸説があっていまだつまびらかではありません。

が、この池畦に「出合茶屋」なるものが多かったのは確かなようです。

それが、どのようなモノであったかはいまいちイメージがつきませんが、

いや、尽きませんが、男女密会の場であったことは想像の範囲かと思います。

新聞にはおもしろい川柳が紹介されていました。


「不忍といえど忍ぶにいいところ」

「出合茶屋あぶない首が二つでる」



蓮見茶屋も8月いっぱいで昼間の「お茶席」の部は終了しました。
(昼間は軽い休憩所にはなっているようです(お茶の販売もあり)

しかし、夜の酒席はまだ続いております。

忍ぶことをお奨めすることは致しませんが、そんなことに思いをはせて

行くのも一興かと思います。


「♪しのびあう~恋を つつむ夜霧よ~~」


さてさて


秋の芸術まつり~げいさい~

2007-09-07 17:26:50 | Weblog


台風一過で、すこし残暑を取り戻した感のある上野で、またまた

毎年恒例になったアバンギャルド・前衛的な祭典「秋の芸術まつり」のシーズンが

やって参りました。

今年の「藝祭~げいさい~」は、「藝ニ遊ブ」と題して行われます。


「秋の芸術まつり~藝祭~」とは、上野公園内にある

芸術学校の最高峰・「東京藝術大学」の学園祭に合わせて、

お膝元の上野の商店街がコラボレーションして行われる

芸術のイベントです。


内容は、言葉では言い表せませんが、芸術です。

芸大生による「お神輿」や「法被」をデザインしたコンテスト、

また芸大サンバ部によるサンバパレードです。


東京藝術大学の学園祭はもちろん、上野の街が芸術の街になる一日。

ゼヒゼヒ、お越し頂きたいと思います。


日時@平成19年9月9日(日曜日)


当日の予定********

うえちゅん・アメ横会場では・・・


御輿展示・10:30~15:30
サンバパレード・13:00~14:00



上野公園はかま越し会場では・・・

御輿展示・          10:30~16:00
ミュージカル・        11:30~12:30
ケルト音楽・         13:00~13:40
バグパイプ演奏・       13:40~
ハピコレ(法被コレクション)・14:00~16:00



九月

2007-09-01 17:50:14 | Weblog
今日からいよいよ九月、一年も後半戦です。

「九」という数字は、数字の中では一番大きい数です。

「96」と言えば「天国と地獄」という例えも出来るそうですし、

もともと「九」という文字の由来は、肘を曲げて丸まるさまを表し、

「まとめる」という説もあります。

どちらにしても「九」とは、まさに極まった数字である言えます。


そんな、九のつく月、皆様如何ご予定ですか?

芸術の秋、食欲の秋、上野ではたくさんイベントが企画されております。

また随時お伝えしたいと思います。



追記・

上野にも大変ゆかりの深い文芸評論家の「エドワード・G・サイデンステッカー」先生がお亡くなりになられました。

この「季節のうえの」でもよく、紹介させて頂いていた、

上野のれん会発行の月刊小冊子「うえの」でも、よく寄稿されており

非常に親しみ深く感じさせて頂いており、やさしい眼差しのお写真を拝見する機会も

多い大先生であられました。

とてもさみしい事ではありますが、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。



「サイデンステッカー先生」ウィキペディア

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC