蒸し暑い、梅雨の時期に入りました。
本当に一気に暑くなった感じのする、上野です。
さてさて、先日、国立西洋美術館が「世界遺産」に勧告が行されたニュースを目にしました。
約10年弱、あまちゃんがあり、パンダがありで、世界遺産への情熱も落ちかけた雰囲気があった時期もありましたが、
それでも商店街では「西洋美術館を世界遺産に!」と横断幕を掲げ、地道にPRし、行政も大変がんばられておりました。
登録勧告を記念した旗。
アメ横(一部・現在一番有名なお魚屋さんエリア)は、現在JR高架の耐震補強工事中です!
そんな国立西洋美術館では「カラバッジヨ展」が開催されています。
「若冲展」が盛大も盛大でしたが、「カラバッジヨ展」平日でも、チケット販売所は列が出来ています。
正直言って、美術音痴にはその名前も聞いたことありませんし、作品も知りません。ましてや、写実的な絵は個人的にはあまり好きではありません。
ただ、何気なく行ってみました。 「世界初公開」という文言だけに惹かれて・・・
結果、大正解でした。隣のおばさんが絵を見るや開口一番「きれいな絵~~~」と言っていました。
なるほど。言いえて妙。カラバッジョの絵はきれいです。
そして、今回初公開された「法悦のマグダラのマリア」は、まあ何とも言えない感動というか、言葉に出来ません。
この絵が描かれた数奇な運命、ここに至る過程を知ると、感動もひとしおです。
会期は12日、今週の日曜日まで。是非、ご都合がつく方は、是非お勧めします。
ちなみにカラバッジョは、NHK大河でご存知、真田幸村や徳川家康と同じ時代の人です
「国立西洋美術館」は、建物も世界遺産に認定されるかも知れませんが、それと同じく、その中で展示される特別展の品々が
世界遺産クラスです。上野駅公園口を出て10秒、日本で一番身近な世界遺産かも知れません。
是非是非、今度のお休みは上野まで!