季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

秋の風が吹く上野で・・・

2014-09-16 18:06:48 | Weblog

大変ご無沙汰致してしまいました。

 

 

今日、道行く小学生が友達と話す声が聞こえてきました。

 

 

「・・・生きてる証拠だよ」

 

 

小学生に教えられて、生きている証拠のブログをアップさせて頂いた働かないおじさん茶坊主です、こんにちは。

 

 

秋になると、よく「秋の新茶」や「蔵出し茶」など高級なお茶が店頭に並べられます。

 

 

なぜか

 

 

もちろん、秋には初夏の頃のような高級な新茶は採れません。

 

 

ですから秋のプレミアムなお茶は、「後熟~こうじゅく~」されたお茶になります。

 

 

「蔵出し茶」「後熟」とは?お茶の組合ホームページ

 

新茶期(4月~5月)には、良質なお茶ではありますが、力が強すぎて飲みにくい暴れん坊のお茶を

 

秋には更生出来ると信じて仕入れて熟成させると、香りも味も芳醇な高級煎茶が出来上がります。

 

(読み間違えると、味も香りも薄くなってしまうものもあるので、夏前に飲んだ方がいいお茶か

 

秋口に飲むと良いのかは、熟練の知識と経験が必要になりますが

 

 

これから、本年度の高級煎茶がいよいよ出回ります。

 

26年度産日本茶の最高品質を是非ともお楽しみ頂ければ幸いです

 

 

「また高いもの売りつけようとしやがって!」とお叱りを受けそうですが、

 

ちなみに、ワインの高級なもの、<ロマネコンティー>や<シャンベルタン>などは

 

1本数百万~うん十万クラスです。一本約750mlくらいでしょうか。

 

日本茶の最高級なものは、正直に言えば(ブランドなどもありますが)、

 

1万円/100gで日本最上級クラス(←ブランド抜き、品質ベースで)が頂けます。

 

高級煎茶ですので、贅沢に1回10gのお茶の葉を使用しても10回分。

 

1回1,000円で、この体験が出来る計算になります。(お湯代は除く)

 

だいたい品評会クラスの高級茶は3,000円~と考えると、

 

1回300円/10gで日本の伝統文化・産業の粋を味わえます。

 

如何でしょうか?以前話題になった高級レストランの水に比べても

 

価値があるのではないかな~と、お茶屋は考えていますが・・・一人でw

 

ぜひこの秋に、普段のお茶とちょっと違ったお茶をお楽しみ頂くと、

 

また違うお茶の楽しみもあるのかと思います。

 

また当店ではそれとは別に、高級煎茶の原料を熟成蔵出しした

 

荒茶「ひがしやま」を10月1日より限定販売させて頂いております。(150g1080円)

 

 

秋の上野をお楽しみのついでに、ぜひとも当店にお立ち寄りください。

 

お待ち致しております。(試飲もやってます☆)