近頃、ニュースを独占している「新型コロナウイルス」。日を追うごとに増えていく感染者数を見るにつけ、恐ろしさや不安を憶えます。
お客様とのお話ももっぱらそのことですし、当地上野では中国語をお話になる外国人旅行者も依然多い印象です。(大陸か台湾かはわかりませんが…)
そして、よく聞かれるのが「新型コロナウイルスに緑茶って効くんですかね?」ということです。
正直、臨床試験もまったくないのでわかりませんし、もし「効く!」と言ってしまっては、薬ではないので法律的にはNGです。
しかし、今までの緑茶の研究結果から鑑みると、まったくお役に立てないというわけでもなさそうです。
池袋大谷クリニック 大谷院長先生のインタビュー記事「絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理」
緑茶のカテキン成分が、インフルエンザに有効という研究結果もあると同様にウイルス性の風邪にも有効で
緑茶うがいや緑茶のこまめな飲用が勧められています。(なぜこまめか?というと緑茶のカテキン(ポリフェノール)は、数時間程度で効果が弱くなる為と、
喉に付着したウイルスを流し撃退する為と言われています)
風邪にも色々ありその中には新型ではない「コロナウイルス」も含まれています。
新型コロナウイルスに対する現在の対策が「うがい 手洗い マスク」ということをみると、この時期皆さんがやっている
インフルエンザ対策と同じだと思います。またインフルエンザも体力が弱っていたりすると重症化しやすく、最悪は死に至ります。
つまり、過度に焦ることなく、やることをしっかりやっていくことが一番大切なんだろうとと思います。
そして、罹患することを恐れるよりも、無理せず、体調を整えて、体力を貯め、万が一罹患しても、ほぼほぼただの風邪程度で抑えられる
体づくりをしておけば、過度に不安になることもないのかも知れません。
そして、その生活の中に緑茶を活用して頂ければきっと乗り越えられるのではないかと思います。
不肖、私は、家族3人が順々にインフルエンザになっていく(3人ともワクチン接種)なか、一人看病して(ワクチン打ちそびれ)、
緑茶をこまめに飲用して、でひとりだけ結果ならずに済んだこともありましたが、逆にある年は調子に乗ってのんびりコタツで、夜うたた寝を3日間くらい連続でして、
身体を冷やしてしまったら一発でかかってしまったこともありました。
ですので、やはり大切なのは日々の生活とうがい、手洗い、身体を冷やさないことだ感じています。
是非とも、皆さまも体調にお気をつけ頂き、無理せず、ほんの少しでもお茶をゆっくりと飲む時間を作れるくらいに
お過ごしいただき、素晴らしい春をお迎え頂けることを祈念しております。
ちなみに、お茶のカテキンは熱いとよく浸出します。また比較的安価なお茶の方が多く含有されておりますので、
お買い得なお茶を熱湯で淹れて、こまめに飲んで頂くのがおすすめです。
では、「お茶とともにあらんことを!」(スターウォーズ風)