毎日毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
当地・上野では、いよいよ「うえの夏祭り 2011」がはじまりました。
開幕の発声は、毎年恒例「うえの夏祭りパレード」です。
本年は、去年とは違い、正確にはパレードというよりは、
大通りを舞台と見立てて、ポイントで演出をするような形式をとっている団体もあり、
いまひとつ、人混みでよく見えなかったということもありつつも、
暑さに負けない熱気に帯びたイベントでした。
さてさて、そんななか茶坊主のカメラも年々、「全体を把握していないのではないか?」
「みーはー追っかけカメラか?」という疑問も自ら抱きつつも、今年も「盛岡さんさ踊り」を撮りつつ
真夏の夜のひとときに感動をさせて頂きました。
毎年思うことは、本当にパフォーマーの皆さんはよくよく練習をされ
素晴らしい芸をご披露下さっていて、観ているこちらが体が自然に動いてしまうような
楽しいものにしてくれてすごいな~ということです。
その場の空気のことをよく波動とか雰囲気とかいいますが、
まさに楽しい気分で披露されている方々の楽しさが伝わり、その場を作り上げていると肌で実感できました。
そんな中、「盛岡さんさ踊り」の方々も、
きっと復旧、復興で大変な時に、踊り手、太鼓の方、みなさん笑顔を絶やさず
指の先まできれいに美しく表現されている姿に、例年以上に心に熱く感じました。
パレードの後、テレビを観ていると夜10時過ぎ生放送にも出演されていて、
とても親しみも感じさせて頂きました。
また、サンバの方々も、明るいリズムと派手なパフォーマンスで、
もっともっと観ていた、そんな印象です。
そして、マーチングバンドも、はつらつとした若さや、凛とした佇まいに
AKB48にも負けない、かわいさ、アイドル性も感じたり、また楽器の音色に、サンバとは違った
希望の響きが、観客の皆さんにも届いたことと思います。
他にもまだまだたくさんの方々が素晴らしいパフォーマンスをして頂きました。
現実を見ればいろいろありますが、いっとき、目線をかえてお祭りで楽しみ、
また新しい気持ちで過ごすことが出来れば、また違ったアイデアも元気も出てきた
そんな心躍るパレードでした。
被災地はまだまだ大変な状況ですが、被災地より来て頂いた団体、方々の笑顔に
こちらが勇気と元気を頂いた気分です。
「うえのから復興を応援」と銘打った、<うえの夏祭り>
ぜひとも一人でも多くの方にお楽しみ頂ければと思います。