季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

台東区立黒門小学校

2017-02-14 15:21:15 | Weblog

あたたかな日差しとは対照的に、毎日冷たい風が強く吹き抜ける2月、上野っ子御用達の黒門小に行ってまりました。

 

「黒門小学校外観」ウィキペディア

 

「黒門」と聞いてピンとくる方は、もしかしたら「落語」がお好きな方かも知れません。

 

名人と言われた「黒門町の師匠」こと八代目 桂文楽師匠は、この黒門小のすぐ近くに居を構えておられ、

 

この黒門という町名に由来します。今は、上野1丁目という地名になっていますが。

 

その黒門小学校で「105周年同窓会」と題して同窓会が行われました。

 

5年に一回開催されているそうですが、私は初めて参加させて頂きました。

 

アメ横を含む上野の繁華街一帯を学区に抱えている黒門小学校は、地域の商店主など地元の人には

 

非常に愛着がありますが、時代は変わり、住んでいる人も少なくなり、現在は地元の子供たちよりは

 

他区域からの越境が多いそうですが、私が通学していた30数年以上前も、他区域の友達が多かったように思います。

 

 

ですので、同窓会に参加したものの、同期の友人はゼロ。地元の年配の方か、最近卒業した若者が多かったように思いますが、

 

どちらにしても、皆「黒門卒業生」。皆さん世代を超えてフレンドリーです!

 

そして、今回参加させてもらった目的に「防空壕見学」があります。

 

在学中と今まで、存在は知っているものの見る機会が一度もなったのですが、今回初めて見ることが出来ました。

 

防空壕入り口・・・にじり口のような狭さです。

 

 

また第三防空壕まであることも初めて知りましたが、校舎は昭和5年に「震災復興校舎」として作られたものですが、

 

 

防空壕のトイレ、色々とボロボロでしたが、思ったほどでもなく、

戦後70年とは遠い昔の話かと思っていましたが、意外と最近なんだな~と感じました。

そりゃそうですね、「ラスコー」とかと比べたらね~ 

 

 

校舎自体は文化財の洋館のごとく、すごく丁寧に、清潔に使われており、守ってきた先輩方や伝統を引き継いできた若い人達に

 

感謝をしたいくらい感動をしました。

 

校歌を歌い、皆さん胸を張って歌われていて、私も全く色褪せず、忘れもせず歌え、最後は、「万歳三唱」で終わりました。

 

なぜ万歳三唱か?経緯はわかりませんが、30数年前も、運動会などの最後には、地元の名士の大先生格の方が出てきて

 

音頭を取られていたのを思い出しました。なにかあの頃の生命力がよみがえって来るようでした。

 

ここにも上野の歴史があるんだな~と感慨にふける気持ちでございました。

 

昭和モダンの建築ということですので、お近くにお立ち寄りの際は、外観をちょっと見てみてくださいね。

 

湯島天神と松坂屋のちょうど中間くらいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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