「風邪でも絶対に休めないあなたに」
という、ある風邪薬のCMが賛否両論、話題になっていますね。
現代社会で戦うビジネスパーソン各位は本当に大変だと思います。
しかし、「風邪」を馬鹿にしてはいけません!風邪が原因で亡くなる方もいらっしゃいますし、
そもそも「風邪を引く」ということは、「引く」わけですから、何か原因があります。
つまり、意地悪に言い換えれば
「風邪でも絶対に休めないあなた」とは
「明日突然、私が死に、明後日にはお通夜が行われ、泣き崩れる家族が残されても、今日会社に行けなくてはいけない」とも言えます。
ま、もちろん極端な話ですが・・・
私たち「人」が、お茶と出会ったのは、今から何百年、何千年前。
神農帝が薬草の研究で山野を駆け巡り、毒にあたるたびに、お茶で解毒したという言い伝えがあります。
この神農帝は「神農本草経」とい最古の薬学書を残したとされています。
その中に「上薬・中薬・下薬」というものがあるそうです。(諸説ありますが)
下薬とは、病気になった時に飲む薬
中薬とは、病気になる前に飲む薬、予防薬
上薬とは、正しい食事
と言われているそうです。
風邪になるには、必ず原因があります。ウイルスにせよ、お腹を出して寝て冷えた、食べ過ぎた、寝不足、ストレスにせよ。
会社を休めない事情は、たくさんあります。しかし、まずは原因をあらためなくては、それこそ風邪から大病を呼んでしまいます。
緑茶に含まれる「カテキン」は、抗ウイルス作用があり、出がらしでうがいするだけでも、風邪予防、インフルエンザ予防にも効果的です。
また、飲むことにより、抗菌、免疫力を活性化したり、ビタミンCなどで強い体作りにも役に立ちます。
三度三度の正しい食事に、プラス日本茶(緑茶)で、まさに上薬に匹敵する効果が得られます。
これからの季節、睡眠不足、お付き合い等々で無理をしなくてはいけない場面もあるかと思いますが、
「風邪」を引く前に、生活を整える、絶対に会社を休めない前に、絶対に風邪を引かない日々の生活を心がけ、
是非とも健康で、お元気で活躍されることを祈念しております。
今回も、お読みいただきありがとうございました。