さてさてさて、上野は素晴らしい特別展が多数同時並行で行われている文化の森でございますが、その上野の山よりもうひとつ。
「始皇帝と大兵馬俑」展とほぼ会期を同じくし、間もなく終わろうとしているのが、
国立科学博物館の「ワイン展~ぶどうから生まれた奇跡~」です。
ある日本茶の専門家がセミナーでこんなことを話していました。
日本茶にはたくさん品種がある。それの一つ一つが個性的で魅力的です。以前、会社の先輩とディナーにいった時、
とてもワインに詳しくて品種やらうんちくを語っていた。「よくご存じですね」というと、「そうなんだよ、
ワインの話をすると、女性にすごく受けがいいんだよ、だから」と言われたとか。
日本茶の品種の話を女子にしても「へーすごいですねー」となるけど、ワインの話をすると「きゃ~素敵ですね~~~」となるんだとか。
それはさておき、このワイン展も大変人気があります。大兵馬俑展の平均年齢が5,60代の方々だとすれば、ワイン展は2,30~40代でしょうか。
それも女性、ワインをたしなむイケメン、そしてカップルがデートに一緒に観に来ている方が多いようです。
ワインも非常に奥の深さがあり、歴史があり、文化があります。飲み物は古今、洋の東西にかかわらず、なくてはならないものですので、
ワインを通して、昔の人の生活様式や飲料文化の変遷を見ることが出来ます。
男性の方は、女性へのおもてなしの知識として、女性の方はレディーのたしなみとしても見学されては如何でしょうか?
大兵馬俑展は大々的に人気があり、フルボディーな感じですが、ワイン展はその陰に隠れがちですが、非常に人気があり好評なシャープな感じです。
どちらもあと10日ほどですので、是非とも見逃されないように上野にお出かけ頂ければ幸いです。