あ、あつ・・・・
昔、「暑い」と言ったら罰ゲーム、というルールを作って遊んでいたことを思い出しましたが、
もはや、お日さまの下にいることが、罰ゲームになるくらい強烈な日差しが照りつける関東地方です。
さてさて、いつも土曜日の朝、7時30分~TBS(東京では)で放映されている「サワコの朝」という番組があります。
たまたまあまりの暑さに天気予報を見ようとつけたテレビで放映されていて、何気なく見ていました。
今日のゲストは「料理研究家・土井善晴」さんでした。
本当に何気なく観ていたのですが、しかし、とても「いいお話」を、はからずも聞かせて頂くことが出来ました。
私たちの所属する、東京都茶協同組合では、組合活動といて、小学生の食育に力を入れております。
授業の中で聞こえ漏れる話の中でも、「急須を見たことがない」子も結構いますが、<朝ごはん>を食べない子もいるようです。
授業をさせて頂く講師も、ただお茶の美味しい淹れ方にとどまらず、「食育」として『いただきます』から『ごちそうさま』、片づけまで含めての
【食の教育】としてのお茶という点に信念、意識を持って授業をしていると聞いたこともあります。
家庭環境も様々で、お父さんもお母さんも朝から忙しい中で、なかなか早起きして料理を作ることは難しいのかも知れません。
今回、番組のトークの中に「和食の初期化」「家庭料理の初期化」というお話がありました。
私は、このお話は前向きで、しかも負担?も少なく、素晴らしいな~、と感じました。
ご飯とみそ汁+ぬかづけを基本として、それでいいんだというところに、土井先生の優しさというかすごさを感じました。
とかく、「それでは栄養が足りないのでは?」「1日350gの緑黄色野菜」「ビタミンCは?」などと、頭が肥満の状態になりがちですが、
(もちろんそれだけ、一汁一菜しか食べてはいけないとは言っていないので、あくまでも基本として)
では、ビタミン・ミネラルは栄養の宝庫・海苔を食べるや、ビタミンCは?と言えば、お茶も出てきますし、
「手抜き」どころか、皆さんすごく手を掛け過ぎているんだな~と、見方が変わりました。
来週まで動画も無料で公開されていますので、ご興味ある方は↓↓↓(8月8日次の放映まで)
基本は基本として、プラスおいしいものも頂き、そしてお茶を飲む。
お茶がより一層おいしく感じられそうです。