ひよりみ日記

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セルロイド・ドリーム(HP)

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

2016-07-28 18:56:12 | Weblog

TOHOシネマズ西新井で「トランボ  ハリウッドに最も嫌われた男」を見てきました。
1950年代、ハリウッドに赤狩りの猛威が吹き荒れる中で、
下院非米活動委員会で証言拒否をした人気脚本家のダルトン・トランボは刑務所に入れられ、
出所してからは共産党員ということで仕事の依頼が全くなくなり、生活は窮乏します。
そんな時に偽名で書いた「ローマの休日」がアカデミー脚本賞を獲ります。
しかし、赤というレッテルを貼られたトランボは本名では仕事が出来ないので、
B級映画製作会社のキング・ブラザースに脚本を売り込んで糊口をしのぎます。
家族思いのトランボですがB級映画の仕事に追われために、仲の良かった家族といさかいになります。
そんな中で偽名で書いた「黒い牡牛」が二度目のオスカーを獲ります。
本名での仕事がなかなか出来なかったのですが、
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、
大物スターや名監督から脚本の依頼が来て、
それが本名で脚本を書くきっかけになり、
その成功によって離れていた家族の心がふたたび元に戻ります。

ジョン・ウェイン、エドワード・G・ロビンソン、カーク・ダグラス、
オットー・プレミンジャーなど、懐かしいスターや監督が登場します。
おまけにケネディ大統領や映画スターだった頃のロナルド・レーガンも出てきます。
佳作でした。

コメント
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