働く軽自動車の思い出

運転免許の高齢者講習の通知が来たので、
自動車教習所に講習の予約を入れました。
１６歳で軽自動車免許を取ったので運転歴は５０年以上になります。
幸い大きな事故を起こさずに来ました。

高校１年生の秋、授業が終わると学生服のまま自動車教習所に通いました。
その時の教習車はマツダR360クーペでした。
まるでオモチャみたいに可愛いクルマです。


最初に運転したのはダイハツ・ミゼットでしたが、
すぐにマツダB360に買い換えました。
この車は荷室が小さいのであまり荷物が積めません。
そこでルーフキャリアを取り付けて、
屋根の上にセルロイド人形の箱を積み上げ、
蔵前の問屋まで納品に行きました。


軽のライトバンでは荷物があまり積めないので、
スバルサンバーのトラックを購入しました。
セルロイドの成形を頼んでいたプレス職人の立石の工場に、
セルロイドの生地を持って行き、帰りに出来た成形品を受け取って帰りました。
よく働く車でした。


この頃はトヨペットコロナのライトバンを仕事に使っていたので、
セカンドカーとしてまたマツダB360を購入。
水冷４サイクルのアルミエンジンで音が静かというのが売りでしたが、
エンジンが非力でいくらアクセルを踏んでも加速しません。


ホンダN360。
ホンダ初のオートマチック車でしたが、
運転中にギアが良く抜けて、修理に出すことが度々でした。