2006年11月に急に姿が見えなくなったセルやパパの消息は、
その後、聞いたところに寄れば1ヶ月ほど病院に入院していたとのことでした。
入院の顛末がアホらしくて、この人は馬鹿かと思うほどお粗末なきわまりないモノです。
セルやパパは夏頃から疲労感が強くなって、ときどき手足が攣(つ)るようになっていて、
駅の階段を上がるときは途中で息切れがして、足が重く感じて動かなくなり、
やっとの思いをして階段を上ったそうですが、これは年を取ったせいだなと脳天気に考えていました。
この年の10月はイベントが続いて、たいそう忙しかったようです。
10月7、8日は千葉県幕張のホテルで開催されたバービーのイベント「ドーリイ・スタイル・コンベンション」に参加しました。
この時も身体がだるくて、イベントをあまり楽しめなかったそうです。
10月13日は横浜人形の家のギャラリーに展示していたミーコの撤収と再展示に行きました。
10月16日から18日までは第1回「日本橋人形町の人形市」に出店しました。
初めてのイベントでしたが、この時はたいへんよく売れて、
用意していたミーコが足りなくなって、あわてました。
最終日は身体がだるくて、気分がうっとうしかったと言っています。
10月21日は三軒茶屋の三茶で大道芸「アート楽市」に王様と出店しました。
10月23日は吉祥寺の蓮乗寺さんのお会式に参列したあと、
千葉県浦安のギャラリー「どんぐりころころ」に、てんてんぐーす展を見に行きました。
浦安からの帰りは足が重くて動かすのがやっとで、おまけに息切れがして、
一緒に行ったブルさんについて歩くのがとても辛かったそうです。
そして、家に帰ったその夜にセルやパパは死にそうな思いをしました。
(つづく・・・)