ノスタルジーといえば、1964年から1967年までTBSで放送されていたTVドラマ「逃亡者」は、
当時、青春真っ直中だった私には忘れがたい番組です。
妻殺しの濡れ衣を着せられ死刑を宣告された医師リチャード・キンブル(デビッド・ジャンセン)が、
警察の追跡を逃れながら真犯人を探し求めて全米を旅するロードムービーです。
毎週土曜日の夜8時になるとテレビ画面に釘付けになって見ていました。
ハリソン・フォードの「逃亡者」はハラハラドキドキの連続で、
インディー・ジョーンズを見ているようで面白かったですが、
オリジナルの「逃亡者」は哀愁をただよわせるデビット・ジャンセンが魅力的で、
毎回、手に汗を握らせ、ホロッと感動させる終わり方で、良く出来ていた番組でした。
近頃、ひみつの花薗さんとは話のかみ合わないことが多いのですが、
お互いに「デビット・ジャンセンが大好き」という点では気が合います。
「逃亡者」第1シーズン第1話(日本語字幕版)
第1シーズン第2話 子役が芸達者で、ラストはホロリとさせられます。花薗さん、お勧めですよ。
逃亡者のオープニング(ナレーション・矢島正明)
デビッド・ジャンセンの吹き替えをした睦五郎が、逃亡者キンブルのイメージに合っています。
第一話のラストシーンで野良猫を拾い上げるリチャード・キンブル