ひよりみ日記

セルロイド人形ミーコと
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セルロイド・ドリーム(HP)

自動車ジュニアの思い出

2011-08-22 20:48:43 | Weblog

  このたび、私たちチーム・コヤーラ(有志による非営利の作家支援グループ)は、
  東北大震災で被災したイフンケ(小松剛也)の作品と
  東北の神社に伝 わる切り紙細工による「神さまたちとの復興展」を、
  渋谷NHKふれあいギャラリーにて開催致します。
  東北大震災で両親・祖母と実家、職を失ったイフンケ(小松剛也)さんが、
  個展のために制作していた人形は奇跡的に助かり
  希望を失いかけている人々を見て「作りかけでもいい展覧会を絶対やりたい」
  というイフンケさんを応援するために、
  国内外から支援金が集まり展示会を開催する事となりました。
  今回の展示で、被災者の方が頑張って活動していることが伝わり、
  今現在も辛い状況にある方々の励みや癒しになって頂けたら本当に嬉しく
  少しでも役に立てたらという気持ちで、このような活動をしております。

チーム・コヤーラの佐久間さんからこのような案内を頂いたので紹介します。
http://www.ab.auone-net.jp/~koyaala/index.htm

「自動車ジュニア」は1959年(昭和47)から1967年(昭和42)まで発刊された青年向けの自動車雑誌です。
自動車に興味を持つようになっていた私は中学生から高校生にかけての時期に愛読していました。
毎月、「自動車ジュニア」の発売日には亀有の大山書店まで自転車を飛ばして買い求めていました。
メカニックな記事には興味がなくて、新車の写真を眺めてスタイリングの善し悪しを品定めするのが楽しみでした。
毎年9月号にはアメリカ車のニューモデルの写真が載るので、ワクワクしながら書店に駆けつけました。
この頃は毎日のように車の絵を描いていました。たいていはアメ車風スタイルのデザイン画でした。
ある日、「自動車ジュニア」を買いに大山書店に行ったとき、
「おい、待てよ」と自転車の荷台を押さえられて止められました。
振り向くと同世代の中学生が声を掛けてきて、「お金を貸してくれ」と、言います。
理不尽な要求には応じられず断ったところ、相手は私の自転車を押し倒して殴りかかってきました。
気が小さくて体力のない私は喧嘩は苦手でしたが、売られた喧嘩を買って取っ組みあいになりました。
それを近くで見ていた大人が間に入ってくれたので双方、ケガをせずに別れたのも懐かしい思い出です。

「自動車ジュニア」では自動車のカタログを読者プレゼントとして提供していました。
1961年(昭和31)、私が中学3年生の時に日野自動車から「コンテッサ900」が発売されました。
グッドなスタイルに魅了された私はコンテッサのカタログが欲しくて、
読者プレゼントに応募してカタログの到着を首を長くして待ちました。
1ヶ月ほどして「日野コンテッサ900」のカタログが来たときはうれしくて、
カタログを明かずに眺めていたものです。
この時に私の名前が初めて雑誌に載り、ちょっと誇らしい思いをしました。
その後、私の名前がメディアに載るようになったのは、
50年ほどのちにミーコを作るようになってからです。
日野コンテッサ900

コメント
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