日帰りで福島まで行って来ました。
目的は二つ
一つ目は福島市民家園の見学です。
広大な敷地100.000㎡ 森林の中に
江戸時代から明治時代にかけて
福島県北側と会津地方の民家 宿屋 旅小屋 料亭など移築保存
をしています。
暮らしや農家用具などが多数展示され
管理も行き届いていました。
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群馬県内と同じ養蚕農家建築が多いですが
雪国なので材寸法が大きいです。
どれも素晴らしい保続状態です。
井戸がそのままあったり
川があり、橋を渡るのに橋銭小屋があったり
現代の高速料金所ですね
2時間ほど見て廻りました。(ちと時間足らない)
ホームページ建築コラムへ予定します。
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その後 二つ目の目的は
福島県立美術館へ行きました。
アメリカのプライスさんのコレクション展示です
コレクションと言っても半端ではありません
内容が江戸絵画です 日本画です。
名付けて
「若冲が来てくれました」
伊藤若冲です。
他も豪華絢爛です。
円山 応挙・酒井 抱一・長沢 芦雪・ 歌川 国芳・鈴木其一・・・・・
など大家ばかりの絵が勢ぞろいです。
展示数も今回の福島で100点からです。
ご存じの方もおられると思いますが
震災後2011年に某国の大きな美術展が予定されて
いましたが、絵画への放射能汚染を理由に
相手側から一方的にキャンセルとなりました。
プライスさんはこのこともあり また元々親日家(奥さんが日本人)
今年春より 宮城県 岩手県 福島県 3県の巡回展示を
実施することとなりました。
被災地を元気にしたいの一身です。
とても充実な内容でした。
当初は美術館から民家園の予定でしたが
午前中はチケットを買うまで1時間待ちと聞いて
急遽逆としました。
大正解でした。
普段はのどかな田舎の美術館が大挙しての来場です。
この美術館へは福島駅よりローカルに乗り換えて
駅名はそのままです。
かなりハードな一日でしたが有意義でした。
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