話の扉

一級建築士 野積基子所長のブログ

2016-09-27 19:47:32 | 今月の本
こんな本を読みました。

松本清張にしては珍しく 時代小説です、
江戸時代
徳川11代将軍 家斉(いえなり)の時代です。
家斉が亡くなる前の約1年間です。
この少し後に水野忠邦の『天保の改革』の下地 前哨戦です。

この家斉が妻妾40人以上
その子供が50人以上いたのは本当の事で
幕府の財政に厳しさの要因といわれました。
地方大名に家斉の娘を嫁に出すと
いっても それは それは莫大な費用が掛かり
また 押し付けられた方も迷惑な婚儀のようでした。

大奥と権力者の利権争いや
いつのの時代にも黒幕の悪い奴がいて
そいつが超頭脳的に描かれています。
松本清張なので
殺人事件では何人も人が死んでますよ。
殺され方もとても巧妙・・・
(・・・・・怖い・・(-。-)y-゜゜゜)

全体的に半分ノンフィクション 
残り半分がフィクションのように読めました。
結構 内容が重たい本でした。
(登場人物でこの人は殺されないとな・・・
     思っていたけどダメでした・・・残念(~_~メ)

ハッピーエンドとはほど遠い!
    

次は少し 軽い話しの本にしようかな(^◇^)

そうそう、実は京都行が決まりました。
今回の旅は2つの目的があります。
第一番の目的は
昔、仕事関係で大変にお世話になった方が
体調の都合で東京から大阪へ行かれました
そのお見舞いとご挨拶です。

2番目は
桂 離宮の参観願いが宮内庁よりOKの通知がきたので
日程的にあうので この機会に行くことにしました。
楽しみ・・・・
??年ぶり・・・
     
そうだ!! 京都関係の本を読むことにしよっ!