東京の国立近代美術館に行って来ました。
皇居のすぐ近くにあります。
今回のお目当てはこれ!
菱田春草展です。(長野県 飯田市生まれ)
↑重要文化財 黒猫 1910年(明治43年)
この絵は展覧会へ出す5日前に描かれたそうです。
毛のフォワ フォワ が伝わりました。
みんな ここに釘付けです。
鑑賞者の年齢は老若男女 いろいろ・・・・・
10時オープンでちょうどぐらいで着きましたが、
混んでる 混んでる・・・・・・
毎回 美術館では一度全体を流して観て
再度じっくり見るのですが、
このように混むと それはできません
満員電車の乗車率150%では
鑑賞も蟹の横這えとなります。\(◎o◎)/!
入場チケットも地下鉄竹橋駅の改札前での臨時販売を
している時はいつもこの混み方となります。
自分のペースで見られず 2時間以上かかり
足が疲れました。(-。-)y-゜゜゜
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生誕140年ということです。
この画家はとても早世で、37歳で亡くなっています。
惜しいです。
横山大観と同世代で岡倉天心が師匠です。
新しい日本画を目指した画家でもあります。
ヨーロッパ旅行帰国後の絵では一部油絵の具が
使われていたことが先ごろ判明したそうです。
検査でなんでもわかってしまうのも
いいような ちょっと残念のような・・・・
藤田嗣治のあの独特の肌の表現に
実はシッカロールの粉が混ぜられていたことが
判明した記事もちょっと驚きでした。
菱田春草の絵は
動物 猫 鹿 猿 烏 雀など独特の雰囲気が
有ります。
黒の表現 羽や毛の描き方がすごいです。
特に亡くなる数年前の絵は それを予感しているのかのような
迫力を感じました。
前期展で見られませんでしたが、
こんなマヌケ柄の猫 (*^。^*)