高崎駅前にある哲学堂をご存知ですか?
アントニー レーモンドの自邸をある意味
そのまま再現した建物です。
現在のローコスト住宅ですが、年数を経て
家具を含めて とても良い雰囲気です
軒も低く 全体のバランスが取れています
駅前の雑踏からまるでタイムポッケトのような
閑静な佇まいです。
「哲学堂」の由来は生前井上が設立の運動に尽力して、
当時「現在の政治や教育の手の届かぬことを
勉強する高崎の寺子屋」 を趣旨としていた とのこと
レーモンドの計画案で模型まで完成しました。
しかし残念ながら実現することはありませんでした。
建築家 ブルーノ タウトを迎えてたり
群馬交響楽団や県立近代美術館の設立などに奔走した
井上の建築・文化に対する情熱みたいのを感じます
(高崎市美術館にて レーモンド展 5月25日まで)