■血統傾向■
現在の施行条件に落ち着いた01年以降の過去10年。

まずは2勝をあげているBT系。
父SS系が【3-2-4】で、複数回3着以内に入っているのはタヤスツヨシとジェニュイン。この2頭、日本ではダート寄りにシフトしまっていて、他のSS系後継種牡馬に比べると一枚落ちる印象を拭えないが、実はオーストラリアのG1を制した産駒が出ていることは、あまり知られていない。
ホローブリット(父タヤスツヨシ)…ヴィクトリアオークス
ポンペイルーラー(父ジェニュイン)…オーストラリアンC・クイーンエリザベスS
日本国内では、他のSS系後継種牡馬にA級の繁殖牝馬を持って行かれた結果、思うような成績をあげられずに、シャトル種牡馬としてオセアニア地区に飛ばされたこの2頭ではあるが、新天地で華を咲かせた。いつか、その子供達が日本に来ることもあるだろう。それも近い将来に。
それはさておき。
ミスプロ系が父で【4-1-1】、母父で【2-6-1】と、01年と07年以外は毎年必ずミスプロ系を持った馬が3着以内に入っている。だが、ライン別で見ると複数回入っているのはフォーティーナイナーとクラフティプロスペクターくらいで、狙いが定められない。
父方では【0-6-2】と勝ち切れないノーザン系だが、母父では【6-4-5】と大活躍。なかでも、【1-3-0】のヴィスリージェント系、【1-2-1】のダンチヒ系、そして【0-2-2】の3ラインをマーク。
他では、ナスルーラー系からは、プリンスリーギフト(PG)系、ボールドルーラー(BR)系、レッドゴッド(RG)系。特に道悪の時はRG系を忘れずに押さえること。
■コース傾向■

ピンポイントで狙える傾向は出ていないが、一応、複数回3着以内に入っている血統を太字にしておいた。一つ気になるのは、先週、3着以内に入った馬の父は、キンカメ、スズカマンボ、ジャンポケ、ダンスインザダーク、マヤノトップガンと、春天と菊花賞に縁のある馬が目に付く。道悪のせいでスタミナが要求されたのかどうかは分からない。この点については、明日は本番前に当該コースが二鞍組まれているので、その結果を待って判断したい。
血統傾向からは、なかなか狙いが定まらないので、違う切り口から。
■前走関連■
みなさんご承知のように、このユニコーンSでは、前走から距離を短縮馬が好走することが、よく知られている。

過去10年で3着以内に入った30頭のうち、芝・ダート不問で前走が1600m未満に出走していたのは、08年2着のシルクビッグタイムだけで、他の29頭は全て1600m以上に出走していた。
また、前走ダート戦出走組では、01年3着のアップアンドカマー以外は、全て1着、2着である。なかでも活躍しているレースは以下のとおりである。
<昇竜S組>
1着:2-1-1
2着:1-0-1
但し、今年の昇竜Sは例年の中京ダート1700mではなく、京都ダート1400mで行なわれたので、ご注意を!!
<端午S組>
1着:3-2-0
直近5年で5連対と大活躍。但し、こちらも今年は「いぶき賞」として施行されたので、ご注意を!!
<兵庫CS組>
1着:1-2-1
2着:0-1-1
前走芝コース出走組は、【1-2-2】のNHK組には注意を払っておいた方がよさそうだ。この5頭について、何か共通点がないものかと調べていくと、意外なことに4頭に芝の重賞勝利実績があり、1頭は2着であった。つまり、5頭全部が芝の重賞連対実績があったのだ。
<前走NHK組の重賞実績>
01年2着フジノテンビー:00年デイリー杯3歳S(G2)1着
03年1着ユートピア:03年毎日杯(G3)2着
03年3着ワンダフルデイズ:03年クリスタルC(G3)1着
04年2着ダイワバンディット:03年新潟2歳S(G3)1着
07年3着アポロドルチェ:07年京王杯2歳S(G2)1着
芝の重賞実績がありながらも、さっさと芝に見切りをつけて、ダートに矛先を変えてきた馬が狙い目ということ。
現在の施行条件に落ち着いた01年以降の過去10年。

まずは2勝をあげているBT系。
父SS系が【3-2-4】で、複数回3着以内に入っているのはタヤスツヨシとジェニュイン。この2頭、日本ではダート寄りにシフトしまっていて、他のSS系後継種牡馬に比べると一枚落ちる印象を拭えないが、実はオーストラリアのG1を制した産駒が出ていることは、あまり知られていない。
ホローブリット(父タヤスツヨシ)…ヴィクトリアオークス
ポンペイルーラー(父ジェニュイン)…オーストラリアンC・クイーンエリザベスS
日本国内では、他のSS系後継種牡馬にA級の繁殖牝馬を持って行かれた結果、思うような成績をあげられずに、シャトル種牡馬としてオセアニア地区に飛ばされたこの2頭ではあるが、新天地で華を咲かせた。いつか、その子供達が日本に来ることもあるだろう。それも近い将来に。
それはさておき。
ミスプロ系が父で【4-1-1】、母父で【2-6-1】と、01年と07年以外は毎年必ずミスプロ系を持った馬が3着以内に入っている。だが、ライン別で見ると複数回入っているのはフォーティーナイナーとクラフティプロスペクターくらいで、狙いが定められない。
父方では【0-6-2】と勝ち切れないノーザン系だが、母父では【6-4-5】と大活躍。なかでも、【1-3-0】のヴィスリージェント系、【1-2-1】のダンチヒ系、そして【0-2-2】の3ラインをマーク。
他では、ナスルーラー系からは、プリンスリーギフト(PG)系、ボールドルーラー(BR)系、レッドゴッド(RG)系。特に道悪の時はRG系を忘れずに押さえること。
■コース傾向■

ピンポイントで狙える傾向は出ていないが、一応、複数回3着以内に入っている血統を太字にしておいた。一つ気になるのは、先週、3着以内に入った馬の父は、キンカメ、スズカマンボ、ジャンポケ、ダンスインザダーク、マヤノトップガンと、春天と菊花賞に縁のある馬が目に付く。道悪のせいでスタミナが要求されたのかどうかは分からない。この点については、明日は本番前に当該コースが二鞍組まれているので、その結果を待って判断したい。
血統傾向からは、なかなか狙いが定まらないので、違う切り口から。
■前走関連■
みなさんご承知のように、このユニコーンSでは、前走から距離を短縮馬が好走することが、よく知られている。

過去10年で3着以内に入った30頭のうち、芝・ダート不問で前走が1600m未満に出走していたのは、08年2着のシルクビッグタイムだけで、他の29頭は全て1600m以上に出走していた。
また、前走ダート戦出走組では、01年3着のアップアンドカマー以外は、全て1着、2着である。なかでも活躍しているレースは以下のとおりである。
<昇竜S組>
1着:2-1-1
2着:1-0-1
但し、今年の昇竜Sは例年の中京ダート1700mではなく、京都ダート1400mで行なわれたので、ご注意を!!
<端午S組>
1着:3-2-0
直近5年で5連対と大活躍。但し、こちらも今年は「いぶき賞」として施行されたので、ご注意を!!
<兵庫CS組>
1着:1-2-1
2着:0-1-1
前走芝コース出走組は、【1-2-2】のNHK組には注意を払っておいた方がよさそうだ。この5頭について、何か共通点がないものかと調べていくと、意外なことに4頭に芝の重賞勝利実績があり、1頭は2着であった。つまり、5頭全部が芝の重賞連対実績があったのだ。
<前走NHK組の重賞実績>
01年2着フジノテンビー:00年デイリー杯3歳S(G2)1着
03年1着ユートピア:03年毎日杯(G3)2着
03年3着ワンダフルデイズ:03年クリスタルC(G3)1着
04年2着ダイワバンディット:03年新潟2歳S(G3)1着
07年3着アポロドルチェ:07年京王杯2歳S(G2)1着
芝の重賞実績がありながらも、さっさと芝に見切りをつけて、ダートに矛先を変えてきた馬が狙い目ということ。