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ポートライナーは無人運転です。ビルの間をすり抜け、赤い橋が見えてきます。これが神戸大橋で、三宮とポートアイランドを結ぶ、大動脈です。
橋を渡る手前には、国際旅客船ターミナルがあります。ここにクィーンエリザベス2世号や、日本、外国の豪華客船が着岸します。何か接岸しているかな~~~??
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エクスプローラー号という、船籍不明の(?)豪華客船が接岸中でした。
そして、後ろを振り返ってみると!
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六甲山系と神戸の街並みです。ここ六甲山には日本で一番最初にできたゴルフ場があります。六甲山の高さは931.4mで、山頂付近の尾根には六甲山ホテル、六甲山牧場、森林公園、十国展望台、人工スキー場などがあり、企業の保養施設などもあります。
あの有名な六甲おろしはこの山から吹き降ろす、季節風のことです。
そして、進行方向向かって右側を見ると。
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淡路島、明石海峡、明石の街が見えます。見えている橋は明石海峡大橋で、世界最長、3991mの巨大吊り橋です。1mの半端は、あの大地震で地殻の変動が起きて、海峡自体が広がったため延伸されました。また、橋を支える主塔の高さは、298mで、主塔の根元部分と天辺とでは、2つの主塔間の幅が違います。天辺部分のほうが広く設計されています。
これは、地球が丸い、ということを証明しています。
橋を支える吊ロープは直径3cmのワイヤーロープを108本束ねて作られています。
これを橋に渡すのにはヘリコプターを使って、細いガイドロープが渡されて、それを伝って、設置されました。そしてワイヤーロープの端は巨大コンクリートのアンカレイジに108本、一本づつ固定されています。
そして、この主塔建設の間は周辺海域の立ち入り禁止が10年以上続いたため、立ち入り禁止が解除された時には50cmを超える大物、ガシラ(関東ではカサゴ)や、メバルがいっぱい釣れました(私はこのとき釣りには行っていません)。
今ではほとんど釣りつくされてしまって、小さいものしか釣れなくなっています。
やはり、禁漁期間や区域の設定は必要ですね。
ちなみに、道路が通っている橋の下の途中まで歩いて行くことができ、足元はガラス張りになっている部分もあります。海上からの橋の下部までの高さは約70m、超巨大タンカーも充分通行可能です。