ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

猫のコールとユダヤ歴

2016年04月27日 | ネコのコールと‥‥
コールが急逝して五日経った。時々涙ぐむドルカスには声をかけたり、はたまた気づかないふりをしている。何しろ「雀の一羽でも、神の御前には忘れられてはいない(マタイ10:29)」のだから、コールがどうして逝かなければならなかったのか、御心を探り続けていた。先に「使命のバトンタッチ」と述べたが、何のバトンなのかが分かっていないといけない。
ところが今朝、脳裏になぜか十字架・過越の祭と示され、気になってネットで調べてみると、なんと2016年度のユダヤ歴では過越の祭が4月23日(土)であった。「ええっ」と私は驚いた。その日はドルカスの誕生日。
すると前日はキリストが十字架に架かった日である。ちょうどその日にコールは死に、その日の日暮れまでに埋葬されたのだ。※ユダヤの一日は前日の日没からはじまって、その日の日没で終わる。だから処刑を依頼したユダヤ人は、大切な過越の祭を守るために午後三時までには死を確認し、明るい間に急いで死体を片付けたかったのだ。(ドルカスはブラッシング後の抜け毛で毛糸玉作り。これはコールの大好きなオモチャとなる)
猫のコールの死を救い主の十字架と関連づけようなんては、とんでもないことで、考えるだけであまりにも恐れ多いことである。そうではなく、教会員全員の愛されたコールは、確かにアイドルだったのである。それに牧師の家の中は、物言わぬコールを中心に回っていた。

このことから思い当たると、これは「関心と慰めと愛をコールからもう一度教会に戻し、リバイバルの使命に邁進せよ」との意味に受けとれる。バトンタッチはバトンの内実を理解することで成り立つ。そしてこの使命を果たしていく中で、コールもまた生きていくように思う。   
ケパ




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